40代の男性におすすめの泣ける歌。邦楽の名曲、人気曲
「泣ける曲」というと、あなたはどんな曲を思い浮かべますか?
失恋ソングをはじめとする切ないバラードや人生を歌った曲など、さまざまなタイプの泣ける曲があると思います。
この記事では、40代の男性にオススメの泣ける曲を一挙に紹介していきますね!
現在のご自身の状況にピッタリ当てはまる曲から、当時の気持ちを思い出して泣ける曲まで幅広くピックアップしましたので、ぜひ歌詞を見ながらじっくりと聴いてみてくださいね!
40代の男性におすすめの泣ける歌。邦楽の名曲、人気曲(1〜10)
祭りのあと桑田佳祐

ユーモアあふれるパフォーマンスや、おちゃらけた雰囲気のキャラクターの桑田さんがふと見せる男の哀愁は、リスナーの私たちが年齢を重ねるたびに味わい深く感じられますね。
1994年に5枚目のソロ・シングルとしてリリースされた『祭りのあと』は、桑田さんが持つ哀愁の歌心が全開となった名曲です。
当時をよく知る世代であれば、日本テレビ系ドラマ『静かなるドン』の主題歌としても記憶されているのではないでしょうか。
まず、タイトルの『祭りのあと』という言葉が何とも言えない物悲しさを感じさせ、不器用でナイーブな男の純情を巧みな言葉選びで描いた歌詞はさすがの一言ですね。
当然ながら、40~50代のカラオケでこの曲を歌えば間違いなく大合唱必至です。
こういう曲を作り、歌えるシンガーが少なくなってしまった昨今だからこそ、若い世代にもぜひ聴いてもらいたいと願います!
overMr.Children

1990年代において最も売れたバンドの1つであり、2020年代を過ぎた今もトップバンドとして君臨し続けるミスター・チルドレン。
数え切れないほどの名曲を持つ彼らのディスコグラフィの中でも、今回取り上げた『over』はとりわけファンからの人気が高い名曲中の名曲です。
1994年にリリースされ、累計の売上が343万枚という驚異的な記録を作り上げた大傑作4th『Atomic Heart』のラスト曲として収録されたナンバーで、その後発表されたベスト・アルバムにも選ばれています。
初期のミスチルを思わせる失恋ソングであり、メロディやサウンド・アレンジの見事さはもちろんのこと、ラブソングの達人である桜井さんならではの視点から生まれた歌詞の素晴らしさは強調しておきたいところですね。
決して難しい言い回しなどは使用していないからこそ、言葉選びの巧みさは作詞家としての桜井さんの天性の才能を感じさせます。
「ここで終わりにする」と「ここを越えていく」という2つの意味があるというタイトルも含めて、どうしようもなく泣けてしまいます……。
One more time, One more chance山崎まさよし

日本を代表するシンガーソングライターにしてマルチプレイヤーとしての才能を持つ、山崎まさよしさん。
「天才よりすごいヤツ」というデビュー時のキャッチコピーは決して誇張ではなく、素晴らしい名曲を量産し続ける一方で俳優としても活躍、まさにマルチな才能の持ち主ですよね。
そんな山崎さんが俳優として初めて主演を務めた映画『月とキャベツ』の主題歌として採用された『One more time, One more chance』は、山崎さんの初期のキャリアにおける代表曲であり出世作とも言える楽曲です。
シングル曲として1997年の2月にリリースされてロングヒットを記録、同年発表されたアルバム『HOME』もヒットして人気シンガーソングライターとしての地位を確立しました。
山崎さんのアコースティックギターの弾き語りで歌われるこの楽曲は、つま弾かれるギターのやわらかい響きと物悲しくも優しさに満ちた歌詞とメロディが完ぺきな調和を見せ、極限までシンプルだからこそ、聴き手の心を震わせるような感動を与えてくれるのです。
TSUNAMIサザンオールスターズ

サザンオールスターズの代表曲の一つであり、2000年代の泣ける楽曲の代名詞ともいえる1曲。
発売当時は若者から大人まで幅広い年齢の方がこの曲を耳にし、現在40代の方も当時リアルタイムで聴いていた方が多いのではないでしょうか?
タイトルにある『TSUNAMI』にちなんで、押しては返す波のようにゆらりゆらめく失恋のあとの未練の気持ちを歌っているんですよね。
加えてゆったりと美しい伴奏と桑田さんの切ないハスキーボイスが相まって、涙なしでは聴けません。
歌うたいのバラッド斉藤和義

ミリオンセラーが連発した90年代において、決して大ヒットに恵まれたというわけではなく、熱心な音楽ファンと同業者から絶大な信頼を人気を誇っていた斉藤和義さん。
斉藤さんの代表曲の1つである1997年に発表された『歌うたいのバラッド』は、リリースされた当時よりも、後年さらに高く評価を得た楽曲です。
当時はTBS系『COUNT DOWN TV』のエンディングテーマに起用されたことで耳にする機会は多かったのですが、チャートの最高順位は91位という結果に終わっています。
小林武史さんと桜井和寿さんを中心として結成されたBank Bandがカバーして、音楽番組『ミュージックステーション』で披露したことを記憶されている方も多いのではないでしょうか。
発売から11年後の2008年にMVが初めて制作された、という事実もまた象徴的ですよね。
斉藤さんの独特の歌声とメロディ、上品なストリングスの使い方も見事な名曲ですが、歌詞の素晴らしさはとくに強調しておきたいところ。
多くのミュージシャンが絶賛している、というのも納得です。
シングルベッドシャ乱Q

若い世代であれば、つんくさんがシャ乱Qのフロントマンとして活躍していたという事実自体知らないのかもしれませんね。
1990年代を代表する名バラード『シングルベッド』は、大阪が生んだ人気ロックバンドのシャ乱Qにとって代表曲の1つであり、初のミリオンセラーとなった楽曲でもあります。
当時はテレビアニメ『D・N・A² 〜何処かで失くしたあいつのアイツ〜』のエンディングテーマとして起用されましたが、その後も定期的にドラマの劇中歌などで使用されるなど、時代をこえて愛され続けている名曲です。
心に響く美しいメロディとつんくさんの素晴らしい歌唱を聴いているだけで涙を誘いますが、ストレートに別れの後悔をつづった歌詞は、時代や年齢を問わず同じような経験のある方ならば誰もが共感してしまうことでしょう。
ロビンソンスピッツ

草野マサムネさんによる唯一無二の世界観と透明感という言葉をそのまま具現化したような歌声を軸として、素晴らしいバンドアンサンブルでマネのできないサウンドを生み出すスピッツ。
1990年代に大ヒットを連発した彼らですが、2000年代以降から2020年代の現在も、独自の音楽性で若い音楽リスナーの心をつかみ続けていますよね。
そんなスピッツの代表的な楽曲の1つであり、イントロのクリーン・トーンで紡がれるギターのアルペジオ・フレーズが鳴り出した瞬間、もう泣けてくる人が続出しそうな名曲と言えばこちらの『ロビンソン』です。
1995年にシングル曲としてリリースされ、162万枚をこえる特大ヒットを記録した、バンドにとっても最大のヒット曲となった名曲中の名曲です。
オリコン・チャートのトップ3入りこそ逃したものの、ロングセラーを記録して大ヒットにつながったというのもスピッツらしいと感じますね。
この曲については、モノクロで制作されたノスタルジックなMVも含めて味わいたいところです。