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ジャーマンメタルの名曲。初心者にもおすすめの人気曲まとめ【2025】

皆さんはジャーマンメタル、と聞いてどのようなバンドや音をイメージされますでしょうか。

様式美のツインリードや疾走感、クサメロが炸裂するパワーメタルの代表的なバンドも多いですが、独自のインダストリアルメタルサウンドで世界的な成功を収めたラムシュタインのような存在もいますし、日本でも人気の高いスラッシュメタルバンドやテクニカルデスメタルにプログレッシブメタル等々、ジャーマンメタルは多種多様な音を鳴らすバンドが多く活躍しているのですね。

こちらの記事では、幅広い意味でのドイツ出身のメタルバンドによる「ジャーマンメタル」の名曲を、特に初心者の方に向けてまとめています。

ぜひチェックしてみてください!

ジャーマンメタルの名曲。初心者にもおすすめの人気曲まとめ【2025】(1〜10)

AkroasisOBSCURA

OBSCURA – “Akroasis” (Official Music Video)
AkroasisOBSCURA

ギリシャ語で「聴くこと」を意味するタイトルだけ見ると、静かで内省的な楽曲をイメージする方が多いかもしれませんね。

しかし、ドイツ出身のテクニカル・デスメタルバンド、オブスキュラによる本作は、聴覚を通して世界の真理を探求するかのような壮大で哲学的な1曲です。

目まぐるしく展開する超絶技巧に、「まるで宇宙の成り立ちを音で表現しているようで圧倒される」という声も寄せられています。

この楽曲は2016年2月にリリースされた名盤『Akróasis』の表題曲で、米国のチャートで5位を記録。

複雑な音の洪水に身をゆだね、思考の海を深く旅したいときにぴったりの作品ではないでしょうか。

Pleasure To KillKreator

KREATOR – Pleasure To Kill (OFFICIAL VIDEO)
Pleasure To KillKreator

ドイツが誇るスラッシュメタルバンド、クリーターの代名詞!

1986年11月に発表された名盤『Pleasure To Kill』の表題曲は、今なお語り継がれる衝撃作です。

なんとテーマはゾンビ視点で描かれる殺戮の衝動!

聴く者の理性を吹き飛ばすかのような過激な歌詞と、全てを破壊し尽くす暴虐的なサウンドは、まさに圧巻の一言です。

ミレ・ペトロッツァの絶叫と凶暴なリフ、ヴェンターによる嵐のようなドラミングが一体となり、聴く者を混沌の渦へと誘います。

同アルバムの収録曲が人気ゲームに採用されたことからも、その影響力の大きさがうかがえますね。

日々のモヤモヤを吹き飛ばしたい時に、この究極の破壊力に身を委ねてみてはいかがでしょうか?

Land of the FreeGamma Ray

ギタリストのカイ・ハンセンさんが約8年ぶりにボーカルに復帰した、ジャーマンメタルの雄ガンマ・レイの楽曲です。

1995年5月に発売された名盤『Land of the Free』に収められており、「メタルは死んだ」と囁かれた時代に、その誇りを高らかに宣言するような意志を感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

本作で描かれているのは、抑圧からの解放と自由を渇望する魂の叫び。

元ハロウィンの盟友マイケル・キスクさんらも参加した重厚なコーラスは、困難に屈せず希望を掴もうとする力強い思いと重なり、聴く者の胸を熱くさせます。

何かを乗り越えたい時、背中を力強く押してくれる一曲ではないでしょうか。

Rock You Like A HurricaneScorpions

Scorpions – Rock You Like A Hurricane (Official Music Video)
Rock You Like A HurricaneScorpions

1984年2月に発売された、スコーピオンズを代表するロックアンセムです。

この楽曲は、恋に落ちた瞬間の抗えない衝動や、嵐のような激しさで相手を自分のものにしたいという、本能的な感情を歌い上げています。

クラウス・マイネの突き抜けるようなハイトーンボイスと、シンプルながらも脳裏に焼き付くギターリフが印象的。

名盤『Love at First Sting』からのシングルで、ドラマ『ストレンジャー・シングス』やNHLのチームテーマ曲として起用されているのを覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね。

気分を上げて一日をスタートしたい時などに、ぜひ聴いてみてください!

EndzeitHeaven Shall Burn

HEAVEN SHALL BURN – Endzeit (OFFICIAL VIDEO)
EndzeitHeaven Shall Burn

キャリバンやマルーンと並び称されるドイツが誇るメタルコアバンド、ヘヴン・シャル・バーンの代表曲として挙げられることが多い、2008年リリースのアルバム『Iconoclast (Part 1: The Final Resistance)』収録曲です。

本作で描かれるのは、権力への抵抗や社会的不正義に対する怒り。

ファンからは「彼らの揺るぎない信念が音になったようだ」「聴くたびに自分も立ち向かう勇気がもらえる」といった声が寄せられています。

激しいリフと叙情的なメロディが融合したドラマティックなサウンドは、まさに圧巻の一言!

2009年にはドイツの音楽賞で『Metal Anthem』部門に選ばれた実績もあり、ライブのハイライトとしてもおなじみです。

音楽を通して社会と向き合いたい方にぜひ聴いてほしい1曲ですよ!