邦楽ガールズバンドの冬ソング!オススメの人気曲・隠れた名曲
寒い季節が近付いてくると、冬を題材とした曲が聴きたくなりますよね。
J-POPには数え切れないほどの冬ソングの名曲が存在していますが、今回は邦楽のガールズバンドに限定した冬ソングを集めてみました。
こういった企画は、なかなか見当たらないのではないでしょうか。
冬の情景が繊細に描かれている曲や、クリスマスの楽しい時間の曲、失恋を歌ったビターなものまで、ガールズバンドならではの冬ソングをぜひお楽しみください!
邦楽ガールズバンドの冬ソング!オススメの人気曲・隠れた名曲(1〜10)
湯気チャットモンチー

チャットモンチーの1枚目のシングル『恋の煙』のカップリング曲として収録されている『湯気』。
ライブで演奏されることも多くファンの間では不動の人気を誇る作品です。
空気がこもったような寒い日の教室を思い浮かべながら聴いてみると情景が浮かんできますよ。
スピード感のあるサビを駆け抜けたあと2番になって初めてタイトルにもなっている『湯気』という言葉が詞中に登場するのですがここで空気が変わる感じ、主人公の心の変化のように思えます。
絶妙な言葉遣いの中に見える繊細な気持ちを読み取りながら聴いてみてくださいね!
Ding DongPRINCESS PRINCESS

遠くから聞こえてくる鐘の音にクリスマスシーズンの匂いただよう『Ding Dong』。
80年代のガールズバンドシーンを代表するバンドPrincess Princessが1989年にリリースした4枚目のアルバム『LOVERS』に収録されています。
メンバーそれぞれの持ち味が光る明るい曲調とは反対に、一人寂しく過ごすクリスマスを歌った切ないロックナンバーなんです。
それも1年前の恋人と過ごしていたクリスマスと比べているところがやけにリアルで共感してしまうんですよね。
爆音で聴いて寂しさを振り切ってしまいましょう!
恋い雪Silent Siren

サイサイことSilent Sirenが贈る『恋い雪』。
ピアノの音色から始まるイントロは聴く人を雪がはらはら舞っているような幻想的な世界へといざないます。
募っていく恋心と降り積もる雪を重ねた歌詞にキュンと胸が詰まるラブソングです。
ボーカルすぅさんの甘い歌声が引き立つしっとりとしたAメロから一転、思いが張り裂けるようなサビでの展開が聴きどころ。
キュートさだけではなくほろ苦さを感じさせるいつもとは一味違うサイサイワールドをお楽しみください。
SUKI-SUKISCANDAL

SCANDALの冬の雰囲気を感じさせるポップロック調の1曲。
キャッチーなメロディが魅力的で、ノスタルジアや自己発見をテーマに、日常の喜びや「好き」という気持ちの高まりを表現しています。
アルバム『YELLOW』に収録された本作は、2016年3月にリリースされました。
バンド7作目となるこのアルバムでは、メンバー自身が全曲の作詞作曲を手掛けており、音楽的な自己表現の幅を広げています。
ポップでかわいらしくも、冬特有の心情を華やかに描いていますね。
冬の夜、イルミネーションに彩られた街を歩きながら聴くのにぴったりの曲ではないでしょうか。
ウィンタイムCHAI

「NEOかわいい」というコンセプトを掲げているのも納得、ネオシティポップの流れをくむオシャレなサウンドがファンの心をつかんで離さないバンド、CHAI。
『ウィンタイム』は彼女たちのサードシングルで、2018年にリリースされました。
大晦日の夜を友だちと楽しく過ごしている様子が歌われていて、聴いているとハッピーな気分になれます!
このかわいさが彼女たちらしいんですよね。
冬、寒い季節の幸せを感じたいならぜひとも!
もっとConton Candy

冬を格好良く、切なく描いたロックバラード。
2024年1月にリリースされたConton Candyのシングルは、失恋と後悔をテーマに、ガールズバンドならではの繊細な感性が光ります。
「もっとああすれば良かった」という思いが胸に刺さります。
MVは逆再生やワンカットなど斬新な演出で、楽曲の世界観を見事に表現。
バンド結成から数年で注目を集め、SNSでも話題沸騰した3人組。
本作は、力強さと繊細さを兼ね備えたサウンドが特徴的。
静かな弾き語りから力強いロックへと展開する楽曲構成も魅力的です。
寒い季節、恋に悩む人におすすめの1曲です。
シリウスカネヨリマサル

繊細な感情と力強さが調和したガールズロックバンド、カネヨリマサルの楽曲です。
夢と現実のはざまで揺れる心情が、切ないメロディとともに描かれています。
アルバム『心は洗濯機のなか』に収録された本作は、遠い夢への憧れと、それを追いかける決意を歌い上げています。
2020年8月のリリース以来、ライブでも支持を集める人気曲の一つとなりました。
恋愛や自分自身の弱さを乗り越えようとする姿勢が、同世代のリスナーの共感を呼んでいます。
冬の夜空を見上げながら、自分の夢を再確認したい人におすすめの1曲です。