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70年代グラムロックの魅力!きらびやかな音楽史を彩った名曲の数々

グリッターをまとった派手なメイクと衣装で、70年代に一世を風靡したグラムロック。

それは単なるファッションにとどまらず、ジェンダーレスな表現やアート性の高い楽曲で音楽シーンに革命を起こしました。

今でこそロックの重要なサブジャンルとして認識されていますが、当時は既存の価値観を大きく覆す衝撃的な存在でした。

この記事では、グラムロックの誕生から発展、そして黄金期を築いた代表的な楽曲までを紹介します。

派手な衣装の裏に秘められた音楽的な革新性と、時代を超えて色褪せない魅力をぜひお楽しみください!

70年代グラムロックの魅力!きらびやかな音楽史を彩った名曲の数々(1〜10)

Beauty QueenRoxy Music

アートとファッションを融合させ、70年代グラムロックに革命を起こしたイングランドのバンド、ロキシー・ミュージック。

本作は1973年3月に公開され、ゴールド認定も受けた名盤『For Your Pleasure』に収録された、宝石のような一曲です。

このアルバムは鬼才ブライアン・イーノが在籍した最後の作品としても知られています。

ブライアン・フェリーさんの演劇的で深みのあるバリトンボイスが印象的で、プールのような瞳を持つ美しい女性との別れを歌い上げます。

その歌声には悲しみだけでなく、まるで結婚を申し込むかのようなロマンと誠実さが滲み出ていて、胸を締め付けられます。

きらびやかなサウンドの奥に秘められた、切なくも美しい物語に浸ってみてはいかがでしょうか?

Devil Gate DriveSuzi Quatro

Suzi Quatro – Devil Gate Drive – “The Original B&W Clip”
Devil Gate DriveSuzi Quatro

革のジャンプスーツをまといベースをかき鳴らす、アメリカ出身のスージー・クアトロさんの姿が目に浮かぶようです。

1974年2月に発売されたこの楽曲は、全英チャートで2週連続1位に輝き、名盤『Quatro』にも収録された大ヒットナンバーです。

若者たちが危険な香りのする遊び場へと向かう、あの独特のスリルと高揚感を、疾走感あふれるロックンロールに乗せていますよね。

社会のルールに縛られず、自由を謳歌する反骨精神が、聴く者の心を解き放ってくれるようです。

アメリカの人気ドラマ『Happy Days』で使用されたことでも知られる本作。

日常の閉塞感を打ち破りたい時に聴けば、気分がスカッとすること間違いなしでは?

Hot LoveT-REX

グラムロック時代の幕開けを象徴する、イギリスのバンドのT. Rexが1971年2月に発売したシングルです。

UKチャートで6週間にわたり首位を独占し、”Bolanmania”と呼ばれる社会現象を巻き起こすきっかけとなりました。

繰り返されるシンプルなギターリフと、マーク・ボランさんの甘くささやくような歌声が印象的ですよね。

歌詞から伝わるのは、抑えきれない熱烈な愛情と高揚感。

聴いていると思わず心が浮き立ち、恋の初期衝動にも似たきらめきを感じさせてくれます。

彼らがこの楽曲を音楽番組で披露したことが「グラムロック」の始まり、と言われていることも含めて、グラムロックに興味がある方であれば必ずチェックすべき楽曲と言えましょう!

Queen BitchDavid Bowie

David Bowie – Queen Bitch (Live) [Official Video] [HD]
Queen BitchDavid Bowie

変幻自在のスタイルで音楽シーンに革命を起こし続けたイギリス出身のアーティスト、デヴィッド・ボウイさん。

1971年12月発売のアルバム『Hunky Dory』に収録された本作は、グラムロック期への華麗なる序曲といえる一曲です。

ミック・ロンソンの攻撃的なギターリフが鳴り響くと、嫉妬と憧れが渦巻く倒錯的な世界が目の前に広がります。

自分を振った相手が夜の街をさまよう姿をアパートから見つめる主人公の複雑な心境。

その退廃的な美しさに魅了されてしまいますよね。

この楽曲は後にシングル『Rebel Rebel』のB面にもなり、映画『Milk』で使用されたことでも知られています。

華やかさの裏に潜む70年代の危うい空気を感じたい時に聴いてみてはいかがでしょうか?

Search and DestroyIggy & The Stooges

Iggy & The Stooges – Search And Destroy (Bowie Mix) (Audio)
Search and DestroyIggy & The Stooges

プロトパンクのゴッドファーザーと称される、アメリカのバンド、イギー・アンド・ザ・ストゥージズの一曲です。

1973年6月にシングルとして登場し、グラムロックの象徴デヴィッド・ボウイさんがミックスを手がけた名盤『Raw Power』にも収められました。

社会に見捨てられたと感じる若者が、自らを「ストリートを歩くチーター」と称し、破滅的な衝動と承認欲求の間で叫ぶ心情が歌われています。

機関銃をほうふつとさせるギターリフと荒々しいボーカルが、きらびやかなグラムロックとは一線を画す、生々しいエネルギーを放っていますよね。

ウェス・アンダーソン監督の映画『ライフ・アクアティック』でも印象的に使われました。

現状を破壊したい衝動に駆られたとき、この轟音にすべてを委ねてみてはいかがでしょうか?