70年代グラムロックの魅力!きらびやかな音楽史を彩った名曲の数々
グリッターをまとった派手なメイクと衣装で、70年代に一世を風靡したグラムロック。
それは単なるファッションにとどまらず、ジェンダーレスな表現やアート性の高い楽曲で音楽シーンに革命を起こしました。
今でこそロックの重要なサブジャンルとして認識されていますが、当時は既存の価値観を大きく覆す衝撃的な存在でした。
この記事では、グラムロックの誕生から発展、そして黄金期を築いた代表的な楽曲までを紹介します。
派手な衣装の裏に秘められた音楽的な革新性と、時代を超えて色褪せない魅力をぜひお楽しみください!
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70年代グラムロックの魅力!きらびやかな音楽史を彩った名曲の数々(41〜50)
Keep Yourself AliveQueen

今では世界的な名声を誇るバンド、クイーン(Queen)ですが、デビュー当初特に本国イギリスでは酷評されることが多かったのです。
彼らを最初に評価したのは日本のリスナーでした。
クイーンはハードロックバンドですが、このころの彼らのファッションー特にボーカルのフレディ・マーキュリーのゴージャスなメイクと衣装を見ると確かにグラムロッカーのようです。
70年代グラムロックの魅力!きらびやかな音楽史を彩った名曲の数々(51〜60)
Virginia PlainRoxy Music

後にダンディな男の代表的存在になっていくブライアン・フェリーを擁したイギリスのバンド、ロキシー・ミュージック。
彼らにはあまりグラムロックのイメージはありませんが、1970年代初頭のデビュー当時のステージを見ると、確かに衣装はグラムロック風なきらきらしたもので、サウンドもまだスタイルがしっかり確立されていないように感じられます。
本作はそんな初期ロキシーの楽曲です。
Come Up See MeSteve Harley & Cockney Rebel

スティーヴ・ハーレイ&コックニー・レベル(Steve Harley & Cockney Rebel)は、1970年代初め頃にバンドを結成してから現在に至るまで音楽活動を継続中のミュージシャンたちです。
本作は全英チャートで一位を記録した彼らの最大のヒット曲。
軽快なリズムに乗って歌われていますが、間の取り方などはさすがイギリスのバンドと思わせる曲者(くせもの)的なサウンドです。
1974年リリース。
Heart-Shaped Glasses (When The Heart Guides The Hand)Marilyn Manson

マリリン・マンソン(Marilyn Manson)は、アメリカのミュージシャン。
マンソンという名前は、1960年代に女優、シャロン・テートを殺害したチャールズ・マンソンにちなんでつけられたものだそうです。
そんなエピソードからも十分退廃的で偽悪的なイメージが伝わってきます。
本作でも危うくてギラギラした世界が展開され、MVでクラブの歌手役を演じるマンソンのメイクと出で立ちはグラムロッカーのよう。
Home Sweet HomeMötley Crüe

心に染み入るメロディーと感動的な歌詞が印象的なこの楽曲。
ツアーで家を離れたバンドメンバーの想いが、優しいピアノの音色とヴィンス・ニールさんの力強いボーカルで表現されています。
1985年リリースのアルバム『Theatre of Pain』に収録され、ロックファンの心を掴んで離しません。
遠く離れた場所から帰還を切望する気持ちを歌った歌詞は、多くの人の共感を呼び、今もなお愛され続けています。
長い旅路の後、ようやく家に帰り着いた時の幸福感を味わいたい人におすすめです。
Mötley Crüeの魅力が詰まった1曲をぜひ聴いてみてください!
Get Your Hands Off My WomanThe Darkness

ザ・ダークネス(The Darkness)は、2000年に結成されたバンドです。
ザ・ストラッツと並んで21世紀になって現れた新しい世代のグラムロッカーとして注目されます。
2015年に加入したドラマー、ルーファス・テイラーは、クイーンのドラマー、ロジャー・テイラーの実子。
これだけでも聴いてみたい気持ちがかき立てられますね。
2003年のデビューアルバムはイギリスでプラチナ、アメリカでゴールドディスクに認定されています。
I Wish It Could Be Christmas EverydayWizzard

ウィザード(Wizzard)は、ELOのメンバーとして有名だったイギリスのミュージシャン、ロイ・ウッドRoy Woodが、ソロ活動と並行して結成したバンドです。
(毎日がクリスマスなら)は、今やクリスマスソングの定番。
「音の洪水」という表現がぴったりの「トゥー・マッチな」サウンドがゴージャス感を醸し出しています。
1973年リリース。
おわりに
グラムロックは、音楽シーンの中でも特に華やかで刺激的な存在として、2020年代の今もその魅力を輝かせ続けています。
個性的なメイクアップやド派手な衣装、そして力強い音楽性は、現代のアーティストたちにも大きな影響を与え続けています。
グラム・ロックの持つ自由な表現力と革新性は、音楽の新たな可能性を示してくれるでしょう。