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70年代グラムロックの魅力!きらびやかな音楽史を彩った名曲の数々

グリッターをまとった派手なメイクと衣装で、70年代に一世を風靡したグラムロック。

それは単なるファッションにとどまらず、ジェンダーレスな表現やアート性の高い楽曲で音楽シーンに革命を起こしました。

今でこそロックの重要なサブジャンルとして認識されていますが、当時は既存の価値観を大きく覆す衝撃的な存在でした。

この記事では、グラムロックの誕生から発展、そして黄金期を築いた代表的な楽曲までを紹介します。

派手な衣装の裏に秘められた音楽的な革新性と、時代を超えて色褪せない魅力をぜひお楽しみください!

70年代グラムロックの魅力!きらびやかな音楽史を彩った名曲の数々(21〜30)

Animal NitrateSuede

Suede – Animal Nitrate (Remastered Official HD Video)
Animal NitrateSuede

1990年代を代表するグラムロック。

スウェードは問題作の多いバンドでした。

退廃色が濃く、官能的なブレット・アンダーソンの歌声。

うねるようなギターのリズム。

デヴィット・ボウイなどの影響を強く受けた耽美な作品は、当時沈静化していた音楽シーンを活気づけ、のちのブリットポップへのきっかけともなりました。

Walk On The Wild SideLou Reed

Lou Reed – Walk on the Wild Side (Official Audio)
Walk On The Wild SideLou Reed

ルー・リードが1973年に発表したアルバム「トランスフォーマー」(Transformer)。

このアルバムの内容はグラムロックから連想されるあれやこれやが満載な作品です。

アルバム中もっとも有名な「ワイルドサイドを歩け」も、その内容は薬物と倒錯についてのものでした。

「退廃的な」という言葉がこのころのルー・リードには最もお似合いです。

70年代グラムロックの魅力!きらびやかな音楽史を彩った名曲の数々(31〜40)

Raw PowerIggy & The Stooges

イギー・ポップは、パンクの元祖的存在と呼ばれることが多いアーティストです。

しかし、パンクに限らず、ハードロック、グラムロックに与えた影響も大きいと言われています。

イギーには自分のバンド(ザ・ストゥージズ)が活動休止に遭った時期、デヴィッド・ボウイのプロデュースを受けて再起することができたということがありました。

ですからそのあたりのイギーにグラムの影響が見え隠れしたとしてもなるほど、とうなずけます。

「ロウ・パワー」(Raw Power)はその頃のアルバムで、本作はアルバムと同名タイトルの収録作。

(Bang A Gong) Get It OnT-REX

T. Rex – (Bang A Gong) Get It On [1971] Video
(Bang A Gong) Get It OnT-REX

グラムロックのエッセンスが詰まった楽曲で、聴く人を魅了します。

エネルギッシュなリズムと印象的なギターリフが心地よく、70年代の雰囲気を存分に味わえます。

セクシーでファンタジックな歌詞は、若さと自由を讃える内容。

T. Rexさんの代表作として1971年にリリースされ、イギリスで4週連続1位を記録。

映画やテレビでも使用され、多くのアーティストにカバーされた人気曲です。

ドライブ中や気分を上げたい時にぴったり。

グラムロックに興味のある方はもちろん、ロック初心者の方にもオススメの1曲ですよ。

All because of youGeordie

ジョーディーは、1973年にデビューしたイギリスのバンドです。

このバンドには1980年にAC/DCに加入するブライアン・ジョンソン(Brian Johnson)が在籍していました。

「オール・ビコーズ・オブ・ユー」(All because of you)は、1973年のアルバム「ホープ・ユー・ライク・イット」(Hope You Like It)に収録された曲。

ちょっととぼけた感じの冒頭部分から始まり、一貫してノーテンキな雰囲気を漂わせたおもしろい楽曲です。

Could Have Been MeThe Struts

ザ・ストラッツは、21世紀になって突然現れた「現代のグラムロックバンド」。

「クッド・ハヴ・ビーン・ミー」(Could Have Been Me)のMVを見ると、ボーカルのビジュアルが時々クイーンの故・フレディ・マーキュリーを思い起こさせます。

ビジュアルだけでなく、歌い方(時折巻き舌になるあたりなど)にもフレディを意識したのかも、と思える箇所が多々見受けられます。

「グラムロックのイメージ+パワーポップなプレイ」な彼らの今後に期待。

Life On MarsDavid Bowie

David Bowie – Life On Mars (2016 Mix)
Life On MarsDavid Bowie

壮大なメロディと独特の歌詞で、聴く者を魅了する1曲。

1971年のアルバム『Hunky Dory』に収録され、デヴィッド・ボウイさんのキャリアを代表する作品となりました。

現実逃避と社会批判を織り交ぜた歌詞は、時代を超えて多くの人の心に響きます。

ピアノとストリングスが織りなす美しいアレンジも聴きどころ。

ボウイさんの3オクターブ半に及ぶ驚異的な声域を存分に堪能できる本作は、グラムロックの魅力を存分に味わえる一曲。

日常に疲れた時や、心に火をつけたい時にぴったりの楽曲です。