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【ミハイル・グリンカ】ロシア音楽の先駆けである作曲家の名曲、人気曲を紹介

ロシアの作曲家、ミハイル・グリンカ。

ロシアの国に初めて真のロシア的音楽を作った人物であり、国外でも広い名声を得た最初のロシア人作曲家として、「近代ロシア音楽の父」と呼ばれました。

同時代の詩人、画家らと積極的に交友関係を結び、なかでも詩人プーシキンからの影響でロシア的な作品を書き始めたそうです。

本記事ではそんなグリンカの名曲、人気曲をピックアップしました。

彼の作品は、当然ロシア風でありながらショパンのような甘美さを感じさせる作品や、当時流行していた歌劇のメロディを主題とする変奏曲など、ロマンティックでユニークな雰囲気も兼ね備えています。

ロシアへの愛を感じられる作品も多くあるので、ぜひそんな彼の音楽をお楽しみください!

もくじ

【ミハイル・グリンカ】ロシア音楽の先駆けである作曲家の名曲、人気曲を紹介(1〜20)

歌劇「ルスランとリュドミラ」より リュドミラのアリアMikhail Ivanovich Glinka

Larisa Rudakova – Glinka – Ludmila’s aria “Ah ty, dolya-dolushka” from “Ruslan and Ludmila”
歌劇「ルスランとリュドミラ」より リュドミラのアリアMikhail Ivanovich Glinka

歌劇「ルスランとリュドミラ」作品5より、第4幕 リュドミラのアリア(Ruslan and Lyudmila, Op. 5, Act IV: Ludmila’s Aria “Ah ty, dolya-dolushka”)。

ラリサ・ルダコワさんのソプラノ、オーケストラはイギリスのBBC交響楽団。

指揮はカルロ・リッチさん。

歌劇「皇帝に捧げた命」より アントニダのロマンスMikhail Ivanovich Glinka

М.Глинка, романс Антониды с хором исп.Светлана Терентьева
歌劇「皇帝に捧げた命」より アントニダのロマンスMikhail Ivanovich Glinka

歌劇「イワン・スサーニン」(皇帝に捧げた命 “Zhizn za tsarya”)作品4より、第3幕 アントニダのロマンス。

演奏はソプラノ:スヴェトラーナTerentyevaさん、オーケストラ:トリヤッチ・フィルハーモニー管弦楽団、バレンティンUryupinさんの指揮です。

【ミハイル・グリンカ】ロシア音楽の先駆けである作曲家の名曲、人気曲を紹介(21〜40)

歌劇「ルスランとリュドミラ」より チェルノモール行進曲Mikhail Ivanovich Glinka

華麗で力強い管弦楽の響きが特徴的な本作は、魔法使いの威圧的な存在感を見事に表現しています。

金管楽器と打楽器の効果的な使用により、魔力と支配力が強調され、聴く者を圧倒します。

ロシアの民族音楽要素を巧みに取り入れた独特のリズムとメロディが、東洋的な雰囲気も感じさせますね。

1842年12月にサンクトペテルブルクで初演されたオペラの一部として作曲されましたが、現在では単独の管弦楽曲としても親しまれています。

壮大でドラマチックな音楽を楽しみたい方や、ロシア音楽に興味のある方にオススメの1曲です。

幻想曲「カマリンスカヤ」Mikhail Ivanovich Glinka

幻想曲「カマリンスカヤ(Kamarinskaya)」。

この作品は2つのロシア民謡を題材にしています。

新日本フィルハーモニー管弦楽団の演奏、指揮はミハイル・レオンティエフさん。

東京オペラシティ・コンサートホール、東京国際音楽コンクール「指揮部門」から。

スペイン序曲 第2番Mikhail Ivanovich Glinka

GLINKA — Summer Night in Madrid — Spanish Ouverture no. 2
スペイン序曲 第2番Mikhail Ivanovich Glinka

スペイン序曲 第2番「マドリードの夏の一夜の思い出(Noche de verano en Madrid)」1851年の作品。

FMクラシック・ラジオ・シンフォニー・オーケストラの演奏、指揮はルチアーノ・ディ・マルティーノさん。

ブルガリア・ソフィアの国立文化宮殿での模様。

マドリードの夏の夜の思い出Mikhail Glinka

GLINKA — Summer Night in Madrid — Spanish Ouverture no. 2
マドリードの夏の夜の思い出Mikhail Glinka

数々の名曲を残し「近代ロシア音楽の父」とまで評されているミハイル・グリンカ。

彼が清々しいマドリードの夏の情景を思い描いて制作したのが『マドリードの夏の一夜の思い出』です。

こちらはスペイン序曲の第2番に当たる曲で、パワフルなサウンドが印象的な作品です。

その構成も大きな魅力で、前半部分は弦楽器をメインとした重低音を楽しめる、そして後半は打楽器が入ってきてテンポアップしていくというものに仕上がっています。