【ミハイル・グリンカ】ロシア音楽の先駆けである作曲家の名曲、人気曲を紹介
ロシアの作曲家、ミハイル・グリンカ。
ロシアの国に初めて真のロシア的音楽を作った人物であり、国外でも広い名声を得た最初のロシア人作曲家として、「近代ロシア音楽の父」と呼ばれました。
同時代の詩人、画家らと積極的に交友関係を結び、なかでも詩人プーシキンからの影響でロシア的な作品を書き始めたそうです。
本記事ではそんなグリンカの名曲、人気曲をピックアップしました。
彼の作品は、当然ロシア風でありながらショパンのような甘美さを感じさせる作品や、当時流行していた歌劇のメロディを主題とする変奏曲など、ロマンティックでユニークな雰囲気も兼ね備えています。
ロシアへの愛を感じられる作品も多くあるので、ぜひそんな彼の音楽をお楽しみください!
【ミハイル・グリンカ】ロシア音楽の先駆けである作曲家の名曲、人気曲を紹介(21〜30)
マドリードの夏の夜の思い出Mikhail Glinka

数々の名曲を残し「近代ロシア音楽の父」とまで評されているミハイル・グリンカ。
彼が清々しいマドリードの夏の情景を思い描いて制作したのが『マドリードの夏の一夜の思い出』です。
こちらはスペイン序曲の第2番に当たる曲で、パワフルなサウンドが印象的な作品です。
その構成も大きな魅力で、前半部分は弦楽器をメインとした重低音を楽しめる、そして後半は打楽器が入ってきてテンポアップしていくというものに仕上がっています。
歌劇「ルスランとリュドミラ」より序曲Mikhail Glinka

物語の幕開けを感じさせる『歌劇「ルスランとリュドミラ」より序曲』は、朝の目覚めや勢いよく走り出したい時にぴったりの楽曲です。
作者のミハイル・グリンカさんはロシア出身で、管弦楽曲を得意としており、軽快な表現が魅力的な方です。
『ルスランとリュドミラ』は全5幕からなるオペラ作品で、リュドミラ姫と騎士ルスランが結ばれるまでを描く物語も魅力的です。
近年のゲーム音楽が好きな方や、明るい気分で運動したいという方に一度聴いていただきたい楽曲です!
歌劇《ルスランとリュドミュラ》序曲Mikhail Glinka

1804年生まれ、ロシアの作曲家ミハイル・グリンカの作品、歌劇「ルスランとリュドミラ」より【序曲】です。
ミハイル・グリンカは国外で広く名声を勝ち得た作曲家で「近代ロシア音楽の父」と呼ばれています。
この序曲は終始プレスト(速いテンポ)で演奏され、華々しく躍動感にあふれた曲に仕上げられています。
日本のオーケストラ集団にも人気が高く、演奏される機会が非常に多い作品です。
3つのロシアの歌より 第1楽章Mikhail Ivanovich Glinka

3つのロシアの歌(Drei Russische Lieder)より 第1楽章:モデラート – 歌曲集より「故なく私を誘うな」。
演奏はヴァイオリン:レオノール・ファン・デ・メルヴェさん、ヴィオラ:エーフィ・ウィブリエットさん、ピアノ:パトリック・ウィルデンバーグさん。
3つのロシアの歌より 第2楽章Mikhail Ivanovich Glinka

3つのロシアの歌(Drei Russische Lieder)より 第2楽章:モデラート -「ペテルスブルグへの別れ – 第5曲 子守歌」。
トリオ・ルミナールの演奏。
フルート:パトリシア・ダ・ダルトさん、ヴィオラ:マルセラ・マギンさん、ハープ:ルクレシアJancsaさん。