RAG Musicギター入門
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【挑戦】エレキギター初心者のための練習曲

ロックバンドの曲を聴いて「自分もギターを弾いてみたい!」そんなふうに考えたことのある方って多いのではないでしょうか?

しかし「ギターって難しそうだし……」となかなか踏み出せない、また「ギターを買ってみたけれど、どの曲から手をつければいいのかわからない」などの悩み、あるあるですよね。

そこでこの記事では、エレキギター初心者の方が練習するのにぴったりな曲をたくさん紹介していきますね!

基礎練習ももちろん大切ですが、それだけだと続かない場合が多いので、これから紹介する曲の中からあなたの好きな作品を見つけて、弾きながら上達を目指しましょう!

【挑戦】エレキギター初心者のための練習曲(1〜20)

Funny Bunnythe pillows

国内外問わず人気を集めるロックバンドのthe pillows。

日本の音楽フェスでも幅広い舞台で活躍する彼らの楽曲のなかでも高い人気を誇るのがこちらの楽曲。

シンプルながらも胸を打つバンド演奏と、夢を見ることの大切さを教えてくれるメッセージが込められています。

ギターの2弦から4弦のコードを鳴らすイントロのギターフレーズは、指の位置を動かすだけで弾けるのがポイント。

Bメロの温かみのあるアルペジオの音色は、1音ずつ丁寧に弾きましょう。

サビ終わりのギターソロはハンマリングとスライドを繰り返す部分を習得することを意識するのがコツです。

サビの開放的なカッティングまで、ギター初心者の練習にぴったりなロックナンバーです。

若者のすべてフジファブリック

フジファブリック (Fujifabric) – 若者のすべて(Wakamono No Subete)
若者のすべてフジファブリック

夏が徐々に終わりに近づいていく空気が伝わってくる、フジファブリックの代表的な曲のひとつです。

全体を聴いているだけでもわかるおだやかなテンポが特徴で、ギターのフレーズも隙間が多くゆったりとした印象です。

序盤の単音を刻むブロック、サビのコードをおだやかに響かせる展開など、演奏の切り替えをしっかりと意識しましょう。

テンポがゆるやかだからこそ、コードのチェンジをよりスムーズに、それぞれの音をしっかりと響かせるイメージが大切ですね。

B-BLUEBOØWY

BOØWYの代表的な曲のひとつ、スピード感がありつつも、浮遊感のあるサウンドでムードもしっかりと感じられる楽曲ですね。

ザクザクとした刻みの中にコードを混ぜるブロック、歌声に合わせてアルペジオを響かせるブロックなど、ブロックごとの展開をしっかりと見極めることが重要ですね。

コードもしっかりと鳴らされてはいますが、どちらかといえば単音の響きが印象的な曲なので、他の弦が鳴ってしまわないように確実に音を響かせることを意識しましょう。

ゆっくりとしたテンポで確実に音を鳴らすところからスタート、徐々にスピードを上げて力強さも身に着けていくのがオススメです。

ROCKET DIVEhide with Spread Beaver

X JAPANのギタリストとして活動した後にソロ名義でも数多くの名曲を残したhideさん。

彼が率いたバンド、hide with Spread Beaverのヒット曲として知られているのが1998年にリリースされたこちらの楽曲です。

イントロから疾走感のあるパワーコードが展開するギター演奏が披露されています。

楽曲のテンポに合わせてギターのポジションを移動する必要があるため、メトロノームを使ってリズムを覚えるのもいいでしょう。

ギターソロの演奏は、ハイポジションに向かって駆け抜けるように指を動かして弾くのがコツです。

パワーコードの演奏の間に入るブラッシングを意識して弾くと、よりクールな印象を与えられますよ。

One Night Carnival氣志團

氣志團の代表曲といえる楽曲、ダンスのイメージが強いですが、各所で際立つギターの音色が歌やダンスをしっかりと引き立たせています。

コードよりも単音弾きがメイン、ダンスとぴったりと重なるリフの音など印象的なフレーズも多いので、それぞれの音をしっかりと響かせることを意識しましょう。

常に動き続けているわけではなく、次の音までの待ちが多いのもこの曲のギターのポイントなので、しっかりと準備しつつ確実に音を鳴らせる楽曲ですね。

弦を2本だけ鳴らす演奏や、ソロでのチョーキングなど、基本的なテクニックも取り入れられているところも練習にピッタリですね。

BABY BABYGOING STEADY

青春時代の恋愛模様や人生観を表現した数多くの楽曲をリスナーに届けるGOING STEADY。

彼らの代表曲の一つとしても知られているパンクロックの名曲は、ギターの初心者の練習にオススメです。

イントロの印象的なギターの単音弾きは、スライドとプリングの奏法が取り入れられており、シンプルな指の動きで習得できます。

曲中の演奏はパワーコードを弾く部分が多いので、情熱的な楽曲のテンションに合わせてピッキングしましょう。

アウトロのコードをなぞったリードギターの演奏は、シンプルな構成ですが指の動きが少し複雑になるため、小節ごとに分けて練習するのもオススメですよ。