ハーモニカの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演
朗らかなサウンドを奏でたり、どこか哀愁のある音色を響かせたり……ハーモニカってたくさんの魅力がありますよね。
そして昔から、世界中で親しまれている楽器なので、ハーモニカ演奏を取り入れられたステキな楽曲も数多く存在します。
ということで今回この記事ではハーモニカがじっくり味わえる名曲をピックアップしてみました。
単体でプカプカ吹いていても楽しい楽器ですが、アンサンブルに加わることで、意外と大きな存在感を放ってくれます。
これを機会に、ハーモニカを始めてみませんか?
ハーモニカの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演(1〜10)
いい女ウルフルズ

心を揺さぶるハーモニカの音色は、ウルフルズの『いい女』で存分に味わえます。
この楽曲の魅力は、トータス松本さんの情熱的なボーカルと、澄んだハーモニカの響きにあります。
特に、イントロで聴かせる旋律は、曲の印象を強烈に残すんです。
また、ウルフルズの楽曲群の中でも独特の存在感を放つこの曲。
男性ならではの感情が描き出されているので、共感できる人も多いんんじゃないでしょうか。
曲に込められたメッセージとともに、ハーモニカの音色が生み出す感慨深いサウンドをぜひ楽しんでください。
Hoochie Coochie ManMuddy Waters

マディ・ウォーターズさんが演奏する『Hoochie Coochie Man』はブルース音楽を代表する名曲です。
ウィリー・ディクソンさん作のこの曲は、ブルースの伝統的なテーマに根差しつつ、ハーモニカの音色と相まってその魅力を一層際立たせています。
ソウルフルな歌声とギター演奏が合わさり、リスナーを魅了する独特の雰囲気を創出しているんです。
初心者から熟練者まで幅広く楽しめるシンプルさもこの曲の特徴で、ブルースセッションでの定番として愛され続けています。
ハーモニカの奥深い音楽世界に触れたい方には、ぜひ聴いていただきたい1曲です。
月桑田佳祐

切なさと温もりが同居するハーモニカの音色が印象的な『月』は桑田佳祐さんの代表作の一つです。
深みのある歌詞に、力強いハーモニカが心に染み渡ります。
桑田さんの温かみのあるボーカルワークとともに淡い恋の物語が奏でられるその様子は、一度聴いたら忘れられない魅力を持っています。
その音楽性には、年代を超えて愛される理由が垣間見え、ハーモニカの可能性を再認識させてくれる作品です
ハーモニカの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演(11〜20)
いつかゆず

ハーモニカ独特の魅力を存分に味わえる楽曲が、ゆずさんの『いつか』。
情感豊かなメロディーが特徴で、幅広い世代の心に寄り添う強さを感じさせます。
特に、2人のハーモニーが交わる部分は圧巻で、シンプルながらも個性の強い歌声が、この曲の魅力をより際立たせているんです。
心が求める静かな時間にこの曲を聴けば、ハーモニカの音色が新たな息吹を感じさせてくれるはず。
美しい旋律にぜひじっくりと耳を傾けてみてください。
Amazing GraceHoward Levy

彼はもともとピアニストでしたが、ジャズ、クラシック、ロック、フォーク、ラテン、ブルース、カントリー、ワールドミュージックなど、多くのジャンルで活躍しており、ハーモニカのイノベーターとも呼ばれています。
2012年にはグラミー賞最優秀作曲家賞を受賞。
ハーモニカのインストラクターとしても人気です。
Peg o’ My HeartJerry Murad’s Harmonicats

トルコ出身のアルメニア人奏者、ジェリー・ムラドさんがリーダーを務めたハーモニカグループがJerry Murad’s Harmonicatsです。
低音パートのベースを担当しているのも、ベースハーモニカという大型のハーモニカ。
この曲はビルボードチャートで1位を記録し、大ヒットしました。
The RiverBruce Springsteen

シンガーソングライター、ブルース・スプリングスティーンさんの代表作『The River』では、ハーモニカの悲しげな音色がストーリーを語るかのようです。
等身大で温かみのある音楽性は、ニュージャージー州出身のルーツを色濃く反映しているように感じます。
聴けば、スプリングスティーンさんのパワフルな歌声とエネルギッシュなサウンドに飲み込まれることでしょう。
ハーモニカがつむぐ旋律は、聴く者の心に深い感動を与えてくれます。
思わず自分でも吹いてみたくなるかもしれません。