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ハーモニカの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演

朗らかなサウンドを奏でたり、どこか哀愁のある音色を響かせたり……ハーモニカってたくさんの魅力がありますよね。

そして昔から、世界中で親しまれている楽器なので、ハーモニカ演奏を取り入れられたステキな楽曲も数多く存在します。

ということで今回この記事ではハーモニカがじっくり味わえる名曲をピックアップしてみました。

単体でプカプカ吹いていても楽しい楽器ですが、アンサンブルに加わることで、意外と大きな存在感を放ってくれます。

これを機会に、ハーモニカを始めてみませんか?

ハーモニカの名曲。一度は聴いてみたい世界の名演(21〜30)

BluesetteToots Thielemans

彼はベルギー出身のジャズギタリストであり、ジャズハーモニカ奏者です。

3歳の頃からアコーディオンの演奏をするようになり、その後趣味としてハーモニカの演奏も始めたことからキャリアがスタート。

数々の名演を残した、ジャズハーモニカ界の著名人で、アメリカの有名人形劇『セサミストリート』のテーマを演奏したことでも知られています。

Mr. Tambourine ManBob Dylan

Mr. Tambourine Man (Live at the Newport Folk Festival. 1964)
Mr. Tambourine ManBob Dylan

ハーモニカ奏者には、クラシック、ジャズ、ボサノバ、ブルース、フォークなどいろいろなジャンルの人がいますが、フォーク界の大御所といえばこのボブ・ディランさんなのではないでしょうか。

ギターを弾きながら、ハーモニカを吹き鳴す。

これぞ「ボブ・ディランの音楽」です。

Heart Of GoldNeil Young

邦題『孤独の旅路』と呼ばれるこちらの曲は、1972年に発表され、彼の中で最もヒットした曲となりました。

イントロのハーモニカの音なしで、この曲は語れません。

フォーク、カントリー系の曲で、イントロにハーモニカの音色が入っているのは、ある意味定番ですね。

The Promised LandLEE OSKAR

デンマークのコペンハーゲンでユダヤ系の家庭に生まれ、6歳でハーモニカを始めた彼は、18歳で音楽的成功を求めて渡米します。

そこでファンクバンドとして名高いWARのメンバーに入ることになりました。

動画は彼の曲『約束の地/The Promised Land』。

日本でもCM曲としてヒットしましたね。

RubyRichard Hayman

ハーモニカ奏者としても知られたアメリカの音楽家、リチャード・ヘイマンさん。

彼は、1952年の映画『Ruby Gentry』でテーマ曲の編曲を手がけ、さらに自身でハーモニカを演奏しました。

映画、テーマ曲ともに『ルビイ』の邦題で知られる、映画音楽の名曲です。

椿姫川口章吾

椿姫 川口章吾:ハーモニカ独奏
椿姫川口章吾

日本のハーモニカを飛躍的に発展させた彼は、大正2年、当時22歳の時にドイツで生まれた複音ハーモニカの音配列を変更して日本式に改良し、低音でもメロディーを吹けるようにしました。

それがいまの日本の複音ハーモニカの元になっています。

動画は『椿姫』の曲をハーモニカで吹けるようにアレンジし演奏したものです。

ObliviónFranco Luciani

Franco Luciani, Lito Vitale │Oblivión
ObliviónFranco Luciani

1981年にアルゼンチンで生まれた彼は、パーカッション奏者として音楽教育をうけました。

彼の音楽スタイルは、アルゼンチンの民族音楽とタンゴを組み合わせたものが主ですが、ジャズやクラシック音楽にも取り組んでいます。

2015年にはアルゼンチンで権威のある、ここ10年で活躍した音楽家に贈られるコネックス賞を受賞しました。