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洋楽の春ソングの隠れた名曲。おすすめの人気曲

洋楽には、さまざまな春をテーマにした作品があります。

今回は、そんな春をテーマにした洋楽のなかでも、隠れた名曲を特集してみました!

といっても……、隠れたにもさまざまな種類がありますよね?

今回は、有名なアーティストの隠れた名曲、海外でも知名度の低いアーティストの名曲、海外では有名でも日本ではマイナーな曲の3つを中心にピックアップしてみました。

洋楽に詳しい方も、そうでない方も、ぜひ、最後までチェックしてみてください!

もくじ

洋楽の春ソングの隠れた名曲。おすすめの人気曲(1〜20)

It Might As Well Be SpringFrank Sinatra

世界的なジャズボーカリスト、フランク・シナトラさんが歌う『It Might As Well Be Spring』は、ジャズ、ポップ、クラシックにまたがる幅広い音楽性を反映させた作品です。

1945年のミュージカル映画『State Fair』のために作られ、印象的なメロディと洗練された編曲で複数のアルバムに収録されています。

そんな本作は、春の訪れを待ちわびる心境を見事に描いており、春でなくとも春のような感情を味わえます。

フランク・シナトラさんの豊かな表現力が光る本作は、春の夜長に聴きたくなる、そんな名曲です。

ぜひ疲れたときに聴いて、癒しを得てみてはいかがでしょうか。

Spring Can Really Hang You Up The MostElla Fitzgerald

ジャズ界の女王、エラ・フィッツジェラルドさんの『Spring Can Really Hang You Up the Most』は、1955年の春に誕生した、深く心を揺さぶるスタンダード曲。

春の喜びを歌うはずが、かえって失恋や孤独の感情を余すところなく表現。

1961年には名盤『Clap Hands, Here Comes Charlie!』に収録され、エラさんのダイナミックな歌唱で、多くの音楽ファンの心を捉えました。

本作は春の訪れと共に高まる期待と、それに続く沈んだ感情という、春の両面を巧みに描いています。

エラさんの深い感情が込められたボーカルをぜひ感じ取ってみてください。

寂しいとき、ふとした瞬間にじわっとくる、そんな春の歌を求めている方にオススメです。

Cold Heart (PNAU Remix)Elton John, Dua Lipa

Elton John, Dua Lipa – Cold Heart (PNAU Remix) (Official Video)
Cold Heart (PNAU Remix)Elton John, Dua Lipa

毒舌のアーティストとして知られているエルトン・ジョンさん。

特に若いアーティストに関しては、非常に厳しいことで知られています。

そんな彼が今、最も注目を集める女性シンガーであるデュア・リパさんと共演した作品が、こちらの『Cold Heart (PNAU Remix)』。

1980年代のシンセ・ポップやディスコ・ミュージックをイメージさせる曲調に仕上げられており、全体的に非常にあっさりとした軽快なメロディーに仕上げられています。

April Come She WillSimon&Garfunkel

Simon & Garfunkel – April Come She Will (from The Concert in Central Park)
April Come She WillSimon&Garfunkel

日本でも大人気だった音楽デュオ、サイモン&ガーファンクル。

1960年代に大活躍したグループで、フォーク・ブームを作り上げたアーティストとしても有名ですね。

そんな彼らの春にピッタリな隠れた名曲としてオススメなのが、こちらの『April Come She Will』。

英語圏では、そこそこ知られている曲ですが、日本での知名度は低いのでピックアップしてみました。

心地よい落ち着いたフォークが、春のんイメージにマッチした、美しい作品です。

I Can See Clearly NowJimmy Cliff

Jimmy Cliff – I Can See Clearly Now (Video Version)
I Can See Clearly NowJimmy Cliff

ジャマイカ出身のシンガー、ジミー・クリフさん。

レゲエシンガーとして有名ですが、ジャマイカの伝統的なフォーク音楽であるメントというジャンルにも精通しています。

そんな彼の代表的な作品、『I Can See Clearly Now』はそんなメントを全面的に打ち出した作品です。

春を直接的にテーマとしているわけではありませんが、全面的にメントを押し出したゆるやかで淡いメロディーが特徴です。

春の穏やかな雰囲気にピッタリなので、ぜひチェックしてみてください。

Some Other SpringBillie Holiday

愛と別れの名曲を数多く生み出してきたビリー・ホリデイさんですが、その中でも特に春を象徴する一曲として、『Some Other Spring』があります。

この曲は、1939年に録音され、ビリーさんの繊細かつ深い表現力が光る作品です。

春の花々が生命を吹き込まれるように、失われた愛への憧れと希望を新しい春に託すというコンセプトは、多くのリスナーの心をつかみます。

しかし、その一方で心の奥底に氷のような冷たさを隠し持っており、そこにビリーさんの真骨頂を見られます。

春の訪れと共にまた愛を見つけようとするも、過去の恋は忘れられずに……そんな切なさがビリーさんの歌声からひしひしと伝わるという方も多いのではないでしょうか?

本作は、春がもたらす新しい始まりを待ち望みつつも、失われた愛を引きずる複雑な感情を見事に捉えた名作です。