【北海道の民謡・童謡】時代をこえて愛され続ける北海道の歌
北海道の大地に響き渡る民謡や童謡には、厳しい自然と向き合ってきた人々の暮らしや喜び、祈りが込められています。
『江差追分』や『ソーラン節』をはじめとする伝統音楽は、世代をこえて歌い継がれ、今なお多くの人の心に深く根付いています。
本記事では、民謡や童謡、わらべうたなど、北海道に伝わり今もなお大切に歌われている名曲をご紹介します。
あなたも懐かしい歌声に耳を傾け、北の大地が育んだ音楽の魅力を感じてみませんか?
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【北海道の民謡・童謡】時代をこえて愛され続ける北海道の歌(21〜30)
ソーラン節(混声合唱とピアノのための四つの日本民謡「北へ」より)松下耕

合唱曲の作曲家として知られる松下耕さんが北海道の民謡を題材に紡いだ作品が、混声合唱とピアノのための四つの日本民謡『北へ』の第4曲として収められています。
原曲が持つニシン漁の掛け声と荒波に立ち向かう力強さを生かしながら、ジャズのテンションコードやロックのアップビートを融合させた現代的なサウンドに!
1997年11月に音楽之友社から楽譜が出版されています。
合唱の演奏会やコンクールでも取り上げられておる本作。
海の男たちの息づかいを合唱で表現したこの作品は、一致団結した演奏を披露したいシーンにピッタリですね。
この道大貫妙子

この曲には白秋の出身地柳川のイメージがあったのですが、北海道への思いもあったとか。
なるほど、歌詞の中に白い時計台が出てきて白秋が晩年に旅行したといわれる北海道が描かれています。
北海道から柳川までの道のりだったのですね。
子供盆おどり唄持田ヨシ子

北海道江別市発祥の子供向けの盆踊り唄です。
盆踊り唄というのがもともと大人のための歌だったことから、子供のために作られて学校教育にも取り入れられたそうです。
シャンコシャンコと馬の鈴の音を歌詞に入れるのも可愛いですね。
南中ソーラン伊藤多喜雄

若さがみなぎっていてソーラン節がこんなにもカッコいいものだと初めて知りました。
民謡歌手の伊藤多喜雄さんがアレンジしたソーラン節を、北海道稚内の中学校の先生と生徒が考案して踊りにしたそうです。
その後全国的に有名になりました。
ソーラン節が「今」に生きています。
蕗まつり音頭横川裕子

釧路市の新民謡です。
毎年6月に音別町で「北のビーナス蕗まつり」というイベントが行われていて、1000人踊りや蕗にちなんだ商品販売や料理、さらには蕗を使った競技など蕗づくしで賑わっているようです。
蕗がメインの祭りって珍しいですね。
道南ナット節民謡畠山会

明治時代の流行歌で北海道を中心に歌われていました。
缶詰工場で働く女工さんの間で歌われていて「ナットナット」という囃子言葉からナット節と呼ばれるようになりました。
内地に帰る男への何となくの恋心が意地らしいです。
清紅の石狩川流れ節清紅せいこう

雄大な大雪山を源流とした石狩川を歌った北海道の新民謡です。
曲を聴いているだけでもその雄大さは伝わってきます。
悠々たる曲調に大雪山、上川盆地、石狩川が乗っかり、自然美いっぱいの風景が表れます。
観光雑誌を見るよりも石狩川を味わえるかもしれません。





