【北海道の民謡・童謡】時代をこえて愛され続ける北海道の歌
北海道の大地に響き渡る民謡や童謡には、厳しい自然と向き合ってきた人々の暮らしや喜び、祈りが込められています。
『江差追分』や『ソーラン節』をはじめとする伝統音楽は、世代をこえて歌い継がれ、今なお多くの人の心に深く根付いています。
本記事では、民謡や童謡、わらべうたなど、北海道に伝わり今もなお大切に歌われている名曲をご紹介します。
あなたも懐かしい歌声に耳を傾け、北の大地が育んだ音楽の魅力を感じてみませんか?
- 【2025】北海道を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ
- 12月の童謡・民謡・わらべうた。楽しい冬の手遊び歌
- 民謡の人気曲ランキング
- 冬の童謡・民謡・わらべうたまとめ。たのしい冬の手遊び歌も
- 熊本の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
- 青森の民謡・童謡・わらべうた|津軽や八戸に息づく心に響く日本の歌
- 宮城県で歌い継がれる美しき民謡|郷土の心を奏でる名作集
- 日本の数え歌。懐かしの手まり歌・わらべ歌
- 沖縄の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
- 徳島の民謡・童謡・わらべうた|阿波踊りや地域に根ざした伝統の歌
- 岩手の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
- 富山の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
- 新潟の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
【北海道の民謡・童謡】時代をこえて愛され続ける北海道の歌(21〜30)
子供盆おどり唄持田ヨシ子

北海道江別市発祥の子供向けの盆踊り唄です。
盆踊り唄というのがもともと大人のための歌だったことから、子供のために作られて学校教育にも取り入れられたそうです。
シャンコシャンコと馬の鈴の音を歌詞に入れるのも可愛いですね。
南中ソーラン伊藤多喜雄

若さがみなぎっていてソーラン節がこんなにもカッコいいものだと初めて知りました。
民謡歌手の伊藤多喜雄さんがアレンジしたソーラン節を、北海道稚内の中学校の先生と生徒が考案して踊りにしたそうです。
その後全国的に有名になりました。
ソーラン節が「今」に生きています。
蕗まつり音頭横川裕子

釧路市の新民謡です。
毎年6月に音別町で「北のビーナス蕗まつり」というイベントが行われていて、1000人踊りや蕗にちなんだ商品販売や料理、さらには蕗を使った競技など蕗づくしで賑わっているようです。
蕗がメインの祭りって珍しいですね。
道南ナット節民謡畠山会

明治時代の流行歌で北海道を中心に歌われていました。
缶詰工場で働く女工さんの間で歌われていて「ナットナット」という囃子言葉からナット節と呼ばれるようになりました。
内地に帰る男への何となくの恋心が意地らしいです。
清紅の石狩川流れ節清紅せいこう

雄大な大雪山を源流とした石狩川を歌った北海道の新民謡です。
曲を聴いているだけでもその雄大さは伝わってきます。
悠々たる曲調に大雪山、上川盆地、石狩川が乗っかり、自然美いっぱいの風景が表れます。
観光雑誌を見るよりも石狩川を味わえるかもしれません。
いやさか音頭ビクター少年民謡会
ニシン漁が終わって卵を叩き落とす際に歌われていた仕事唄です。
青森の「鰺ヶ沢甚句」が漁夫たちによって移入され北海道まで伝わって「いやさか音頭」となりました。
卵を叩き落とすことから別名「子叩き音頭」と言われています。
函館港唄~いいんでないかい佐々木基晴

函館の市民が全部参加したような賑やかなお祭りのようですね。
歌詞も観光案内ばかりではなく函館の人の人間的な温かさがあふれています。
街の歌というより「いいんでないかい」という素朴な言葉に表れた市民の歌という感じです。