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北海道の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ

北海道の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
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北海道の民謡には、大地と海が織りなす物語が息づいています。

三橋美智也さんが歌う「北海盆唄」、伊藤多喜雄さんによる「南中ソーラン」など、時代を超えて愛され続ける曲が数多く存在します。

ニシン漁の「いやさか音頭」や缶詰工場で働く女性たちの「根室女工節」には、厳しい自然と向き合い、たくましく生きた人々の想いが込められています。

今もなお、北の大地で歌い継がれる民謡の数々は、郷土の誇りとして輝き続けています。

北海道の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(1〜20)

この道大貫妙子

この曲には白秋の出身地柳川のイメージがあったのですが、北海道への思いもあったとか。

なるほど、歌詞の中に白い時計台が出てきて白秋が晩年に旅行したといわれる北海道が描かれています。

北海道から柳川までの道のりだったのですね。

赤い山青い山白い山小柳ルミ子

赤い山 青い山 白い山(北海道地方のわらべ唄) – 芹洋子
赤い山青い山白い山小柳ルミ子

1974年にNHK「みんなのうた」で流れました。

帯広地方に伝わるわらべうたですが、北原白秋の童謡「赤い鳥小鳥」の元唄だと言われています。

日高山脈の四季が歌い込まれていて、赤い山は秋、青い山は春と夏、白い山は冬を表しているそうです。

子供盆おどり唄持田ヨシ子

子供盆おどり唄  歌 持田ヨシ子
子供盆おどり唄持田ヨシ子

北海道江別市発祥の子供向けの盆踊り唄です。

盆踊り唄というのがもともと大人のための歌だったことから、子供のために作られて学校教育にも取り入れられたそうです。

シャンコシャンコと馬の鈴の音を歌詞に入れるのも可愛いですね。

江差追分山本裕美子

江差追分(前唄・本歌・後歌)  浜田喜一(初代)
江差追分山本裕美子

信濃の馬子唄から伝わって来たそうです。

あらためて聴くとこの歌誰でもが歌いこなせるものではなさそうですね。

節回しが複雑で聴き入ってしまいます。

難しいほどに歌いがいがあるらしく毎年全国大会が行われているそうです。

道指定の無形民俗文化財です。

蕗まつり音頭横川裕子

釧路市の新民謡です。

毎年6月に音別町で「北のビーナス蕗まつり」というイベントが行われていて、1000人踊りや蕗にちなんだ商品販売や料理、さらには蕗を使った競技など蕗づくしで賑わっているようです。

蕗がメインの祭りって珍しいですね。