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北海道の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ

北海道の民謡には、大地と海が織りなす物語が息づいています。

三橋美智也さんが歌う「北海盆唄」、伊藤多喜雄さんによる「南中ソーラン」など、時代を超えて愛され続ける曲が数多く存在します。

ニシン漁の「いやさか音頭」や缶詰工場で働く女性たちの「根室女工節」には、厳しい自然と向き合い、たくましく生きた人々の想いが込められています。

今もなお、北の大地で歌い継がれる民謡の数々は、郷土の誇りとして輝き続けています。

北海道の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(21〜40)

秋鮭大漁節リュウセイ

ちっちゃいオッサン、リュウセイが歌う民謡『秋鮭大漁節(北海道民謡)』
秋鮭大漁節リュウセイ

歌の中でもそう言ってますが、秋鮭は「あきあじ」(秋味)と読むのだそうです。

旬が秋なのでこう呼ばれているとか。

北海道では民謡大会が各地で行われているんですね。

リュウセイ君の大人顔負けの歌唱にはうならされます。

ペチカ倍賞千恵子

「ペチカ」-Ayumi Ueda (植田あゆみ)
ペチカ倍賞千恵子

ペチカは煉瓦などでつくられた暖炉です。

北欧でできてロシアに渡り1880年頃に北海道に入りました。

壁際に大きく陣取りとても暖かそうです。

ペチカの前での語らいはアットホームで心も温まりそうです。

北海道にピッタリの歌だと思います。

北海浜節千葉勝友

民謡 / 北海浜節  <北海道>
北海浜節千葉勝友

ニシン漁で栄えた活気ある小樽の浜と漁師たちを歌ったものです。

もともとは秋田の「八郎節」からきたそうです。

曲は、三味線を効かせていて雄大な海へと大漁を願った夢ある歌です。

毎年、北海浜節全国大会で老若男女の民謡愛好家が喉を競っています。

十勝馬唄大塚彦信

昭和40(1965)年にできた北海道の新民謡です。

100年先まで残るような文化遺産をと望まれて作られたのだそうです。

ゆったりとした曲調は雄大な十勝平野を想像します。

自然の中で跳ねたり遊んだりする馬が浮かんできます。

網起こし音頭愛知学院大学グリークラブ

網起し音頭 – 石井歓 - 日本民謡による三つの男声合唱曲
網起こし音頭愛知学院大学グリークラブ

網を曳く際に漁夫が並んで手繰り寄せる手を揃えるために唄われた作業唄です。

元唄は伊勢神宮式年遷宮での御用材を氏子たちが曳く時に唄う「お木曳き木遣り」で、それが次第に全国各地に伝わったのだそうです。

コーラスの凛とした響きが神聖です。