【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌
世界中で愛されている賛美歌と聖歌。
キリスト教の神をたたえる歌として知られている賛美歌と聖歌ですが、日本では仏教徒が多いため知名度は決して高くありません。
優れた楽曲も多いのですが、探しづらい部分が難点ですね。
今回はそんな賛美歌と聖歌の有名な作品をピックアップしてみました。
作品が作られた経緯や、歌詞の意味なども細かく解説しているので、賛美歌と聖歌の知識がない方でも楽しめる内容です。
日々のストレスで疲弊しきった心を賛美歌と聖歌で癒やしてみてはいかがでしょうか?
それではごゆっくりとお楽しみください!
【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌(41〜60)
Guide Me, O Thou Great RedeemerEly Cathedral Choir

こちらの賛美歌は「Cwm Rhondda」というタイトルでも知られる有名な曲です。
エジプトから脱出し、荒野を旅する神の民の経験を記した「出エジプト記」をモチーフにした楽曲ですが、イギリスでは結婚式や葬儀で歌われることも多く、人々にとってなじみ深い楽曲のようです。
歌詞にはさまざまなバリエーションが存在し、ラグビーやサッカーの試合で歌われることもあります。
天には栄え作詞:チャールズ・ウェスレー/作曲:フェリックス・メンデルスゾーン

『天には栄え』は1733年に発表されたクリスマスキャロルです。
チャールズ・ウェスレー作詞で、作曲はなんと有名なロマン派作曲家のメンデルスゾーンです。
マライア・キャリーがカバーしてアルバムに収録していたりと、海外では非常にポピュラーな賛美歌ですよ!
第II讃美歌196番 「救い主は待っておられる」Ralph Carmichael

旧約聖書ヨハネの黙示録3章20節「見よ、わたしは戸の外に立って、たたいている。
だれでもわたしの声を聴いて戸をあけるなら、わたしはその中にはいって彼と食を共にし、彼もまたわたしと食を共にするであろう」をもとに作詞された讃美歌です。
主の御手に頼る日は作詞:不詳/作曲:アンソニー・ショウォルター

「主の御手に頼る日は」はアメリカで1887年に発表された賛美歌・ゴスペルです。
この曲はスティーブン・スピルバーグ総指揮による2010年公開の映画「トゥルー・グリット」でサントラとして印象的に用いられました。
サントラ版はアメリカの女性カントリー歌手アイリス・デメントが歌っています。
讃美歌21・471番「勝利をのぞみ」Charles Tindley

1950年から60年にかけて起こった、アメリカのキング牧師による公民権運動でも歌われ有名になった曲です。
フォークシンガーのピート・シーガーがこの曲を広め、公民権運動を象徴する歌にしました。
原曲は、黒人のメソジスト牧師であるチャールズ・ティンドリーが発表した霊歌『アイル・オーバーカム・サムデー』です。
これは、アフリカからヨーロッパを回って奴隷としてアメリカへ連れてこられた人たちの、船上での労働歌だったという説もあります。
自由と平和への勝利をのぞみ、勇気を持って進んでいこうという力強い思いが歌われています。