【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌
世界中で愛されている賛美歌と聖歌。
キリスト教の神をたたえる歌として知られている賛美歌と聖歌ですが、日本では仏教徒が多いため知名度は決して高くありません。
優れた楽曲も多いのですが、探しづらい部分が難点ですね。
今回はそんな賛美歌と聖歌の有名な作品をピックアップしてみました。
作品が作られた経緯や、歌詞の意味なども細かく解説しているので、賛美歌と聖歌の知識がない方でも楽しめる内容です。
日々のストレスで疲弊しきった心を賛美歌と聖歌で癒やしてみてはいかがでしょうか?
それではごゆっくりとお楽しみください!
【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌(31〜40)
The Day Thou Gavest, Lord, Is EndedChoir of King’s College

キングス・カレッジを設立したヘンリー6世によって創設された、キングス・カレッジ合唱団が歌唱する『The Day Thou Gavest, Lord, Is Ended』。
キリスト教の賛美歌としてジョン・エラートン牧師が制作しており、ヨーロッパを中心とした地域で歌唱されています。
神への祈りと教会の世界的なつながりをテーマにしたメッセージとともに、壮大かつ美しいメロディーが響くでしょう。
明るい未来への希望を感じさせる華やかな音色と合唱団による透きとおった歌唱に癒やされる賛美歌です。
みめぐみゆたけき作詞:ジョセフ・H・ギルモア/作曲:ウィリアム・ブラッドベリー

『みめぐみゆたけき』は、豊かな恵みのもと主に導かれ信仰を深めていくという歌詞です。
日本でもたびたび歌われる有名な賛美歌です。
1862年に『He leadeth me』という題でジョセフ・H・ギルモアによって作詞され、1864年にウィリアム・ブラッドベリーが曲をつけました。
讃美歌194番「栄えに満ちたる」John Newton

18世紀に活躍したオーストリアの音楽家、ハイドン作曲の賛歌『神よ、皇帝フランツを守り給え』のメロディーが用いられた讃美歌です。
ハイドンのこの曲は、1797年に神聖ローマ皇帝フランツ2世の誕生日に献呈されたもので、その後、1804年に成立したオーストリア帝国における正式な国歌となりました。
『栄えに満ちたる』の歌詞は、『アメイジング・グレイス』作詞者として有名なイギリスの牧師ジョン・ニュートンが書いたもので、教会をたたえたイギリスの古典的な讃美歌です。
讃美歌370番「めさめよ、わが霊(たま)」Philip Doddridge

「めさめよ、わがたま」はイギリス賛美歌の中で最も古い朝の歌であり、イギリスの四大賛美歌の一つです。
原作者は17世紀のイギリスの詩人トマス・ケン司教であり、この曲はケンがウィンチェスター・カレッジの特別校友をしていた時にそこの学生の宗教教育のために作ったものが後に礼拝に用いられるようになっています。
讃美歌582番の「神の御子にますイエス」John Douglas Scott

スコットランド民謡のアニーローリーが原曲で、新約聖書ペテロ5章8-10節をもとに作詞されました。
「堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい。
ご承知のように、世にあるあなたがたの兄弟である人々は同じ苦しみを通って来たのです」と信仰心を歌っています。