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【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌

世界中で愛されている賛美歌と聖歌。

キリスト教の神をたたえる歌として知られている賛美歌と聖歌ですが、日本では仏教徒が多いため知名度は決して高くありません。

優れた楽曲も多いのですが、探しづらい部分が難点ですね。

今回はそんな賛美歌と聖歌の有名な作品をピックアップしてみました。

作品が作られた経緯や、歌詞の意味なども細かく解説しているので、賛美歌と聖歌の知識がない方でも楽しめる内容です。

日々のストレスで疲弊しきった心を賛美歌と聖歌で癒やしてみてはいかがでしょうか?

それではごゆっくりとお楽しみください!

【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌(41〜50)

讃美歌第二編195番「キリストには代えられません」作詞:レア・ミラー/作曲:ジョージ・ビバリー・シェー

「キリストには代えられません」は作曲家であるジョージ・ビバリー・シェーの代表作です。

シェーはゴスペル歌手でもあり、いくつもの賛美歌やゴスペルを作曲し歌っています。

この曲はミサやコンサートなどでもしばしば歌われる賛美歌で、日本では中田羽後によって訳され「聖歌」に収録されています。

【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌(51〜60)

讃美歌21・471番「勝利をのぞみ」Charles Tindley

471 勝利をのぞみ ~讃美歌21より~
讃美歌21・471番「勝利をのぞみ」Charles Tindley

1950年から60年にかけて起こった、アメリカのキング牧師による公民権運動でも歌われ有名になった曲です。

フォークシンガーのピート・シーガーがこの曲を広め、公民権運動を象徴する歌にしました。

原曲は、黒人のメソジスト牧師であるチャールズ・ティンドリーが発表した霊歌『アイル・オーバーカム・サムデー』です。

これは、アフリカからヨーロッパを回って奴隷としてアメリカへ連れてこられた人たちの、船上での労働歌だったという説もあります。

自由と平和への勝利をのぞみ、勇気を持って進んでいこうという力強い思いが歌われています。

みめぐみゆたけき作詞:ジョセフ・H・ギルモア/作曲:ウィリアム・ブラッドベリー

『みめぐみゆたけき』は、豊かな恵みのもと主に導かれ信仰を深めていくという歌詞です。

日本でもたびたび歌われる有名な賛美歌です。

1862年に『He leadeth me』という題でジョセフ・H・ギルモアによって作詞され、1864年にウィリアム・ブラッドベリーが曲をつけました。

讃美歌216番「ああうるわしきシオンのあさ」Thomas Hastings

イスラエルのエルサレム地方の歴史的地名で、歌詞は旧約聖書イザヤ書60章1節「あなたの光が臨み、主の栄光があなたの上にのぼったから。

見よ、暗きは地をおおい、やみはもろもろの民をおおう。

しかし、あなたの上には主が朝日のごとくのぼられ、主の栄光があなたの上にあらわれる」をもとに作られています。

讃美歌370番「めさめよ、わが霊(たま)」Philip Doddridge

「めさめよ、わがたま」はイギリス賛美歌の中で最も古い朝の歌であり、イギリスの四大賛美歌の一つです。

原作者は17世紀のイギリスの詩人トマス・ケン司教であり、この曲はケンがウィンチェスター・カレッジの特別校友をしていた時にそこの学生の宗教教育のために作ったものが後に礼拝に用いられるようになっています。

第II讃美歌196番 「救い主は待っておられる」Ralph Carmichael

旧約聖書ヨハネの黙示録3章20節「見よ、わたしは戸の外に立って、たたいている。

だれでもわたしの声を聴いて戸をあけるなら、わたしはその中にはいって彼と食を共にし、彼もまたわたしと食を共にするであろう」をもとに作詞された讃美歌です。

讃美歌294番「み恵みゆたけき」William Bradbury

NHK朝ドラ 八重の愛唱歌♬「み恵みゆたけき」讃美歌294番He Leadeth Me
讃美歌294番「み恵みゆたけき」William Bradbury

アメリカのフィラデルフィアのバプテスト教会の牧師ジョセフ・H・ギルモアが1862年に作詞した歌詞に、ウィリアム・ブラッドベリーが曲をつけた讃美歌です。

旧約聖書詩篇23編の「主はわが牧者なり、われ乏しきことあらじ。

主はわれをみどりの野にふさせ、いこいの汀にともないたもう」をもとに作詞されたと言われています。