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【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌

世界中で愛されている賛美歌と聖歌。

キリスト教の神をたたえる歌として知られている賛美歌と聖歌ですが、日本では仏教徒が多いため知名度は決して高くありません。

優れた楽曲も多いのですが、探しづらい部分が難点ですね。

今回はそんな賛美歌と聖歌の有名な作品をピックアップしてみました。

作品が作られた経緯や、歌詞の意味なども細かく解説しているので、賛美歌と聖歌の知識がない方でも楽しめる内容です。

日々のストレスで疲弊しきった心を賛美歌と聖歌で癒やしてみてはいかがでしょうか?

それではごゆっくりとお楽しみください!

もくじ

【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌(21〜40)

讃美歌373番「ナルドの壷」Edwin Pond Parker

希望の讃美歌373番「ナルドの壷」 Hymn:Master,no offering
讃美歌373番「ナルドの壷」Edwin Pond Parker

イエスがベタニアで重い皮膚病の人シモンの家にいて、食事をしようとしていた時に、ひとりの女が非常に高価で純粋なナルドの香油が入れてあるつぼを持ってきて壊し、香油をイエスの頭に注ぎかけた、という『マルコによる福音書』に記載されている一節が基となっています。

彼女は、主イエスへの感謝と愛とを表すためには、その他のどんな物よりも大切なナルド油を与えるのがふさわしいと思い、このような行動をしました。

自分にとって大切なものを人のためにささげる奉仕の業を意味しています。

讚美歌301番「山べにむかいて」Charles H.Purday

誰かに助けを求めたい時ってありますよね。

そんな時に聴いてほしいのがこの『山べにむかいて』です。

助けは天地創造の神からくるものだと信じ、神に助けを求めながら山に向かって目を上げている様子が描かれています。

人々を守るイエスはまどろむことも、眠ることもないとし、いつも見守ってくれているという希望が込められています。

優しく澄んだ旋律が特徴的であり、イエスはいつも私たちを見守ってくれていて、助けてくれるのだと感じられる一曲です。

讃美歌262番「十字架のもとぞ」Elizabeth Cecelia Douglas Clephane

19世紀に活躍した、スコットランド出身のエリザベス・C・クレファンが作詞した讃美歌です。

彼女は名門の知事の娘としてエディンバラに生まれ、その生涯の大部分をメルローズで過ごしました。

幼児期にかかった大病により病弱の身でしたが、れによって信仰と同情心とを深め、財と力をささげて周囲の貧しい人々に仕えました。

この歌は彼女の死後に発表されたものです。

旋律は、フレデリック・チャールズ・メーカーがこの歌詞のために作曲したものです。

半音階的進行と巧みな転調が特徴的で、彼の代表作品の一つとして愛唱されています。

The Day Thou Gavest, Lord, Is EndedChoir of King’s College

キングス・カレッジを設立したヘンリー6世によって創設された、キングス・カレッジ合唱団が歌唱する『The Day Thou Gavest, Lord, Is Ended』。

キリスト教の賛美歌としてジョン・エラートン牧師が制作しており、ヨーロッパを中心とした地域で歌唱されています。

神への祈りと教会の世界的なつながりをテーマにしたメッセージとともに、壮大かつ美しいメロディーが響くでしょう。

明るい未来への希望を感じさせる華やかな音色と合唱団による透きとおった歌唱に癒やされる賛美歌です。

わがたましいをCharles Wesley

イングランド国教会における信仰覚醒運動であるメソジスト運動の指導者であったチャールズ・ウェスリーを代表する作品です。

彼は生涯にわたって多くの讃美歌を作りましたが、この讃美歌は英国の中で最も有名な讃美歌の一つです。

チャールズ・ウェスレーの回心後まもなく作られ、1740年に「試練の時に」と題して発表されました。

メソジスト運動に対する迫害に危険の中で作られたという説があり、神に身を守ることを求める讃美歌です。

You Raise Me UpCeltic Woman

Celtic Woman – You Raise Me Up (Live)
You Raise Me UpCeltic Woman

『You Raise Me Up』はイギリスの音楽ユニットであるシークレット・ガーデンが2002年にリリースした楽曲です。

日本ではアイルランドの女性グループであるケルティック・ウーマンのカバーバージョンが良く知られています。

歌詞の中に神様の名前が出てくるわけではありませんが、歌詞全体を見ると神様に対して書かれていることがわかります。

歌詞の内容が聖書からの引用であったり、讃美歌によくある言い回しなどが使用されているためです。

伝統的な讃美歌とは違いますが、美しいメロディと神様を讃える歌詞が聴いている人の心を癒やす名曲ですよね!