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【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌

世界中で愛されている賛美歌と聖歌。

キリスト教の神をたたえる歌として知られている賛美歌と聖歌ですが、日本では仏教徒が多いため知名度は決して高くありません。

優れた楽曲も多いのですが、探しづらい部分が難点ですね。

今回はそんな賛美歌と聖歌の有名な作品をピックアップしてみました。

作品が作られた経緯や、歌詞の意味なども細かく解説しているので、賛美歌と聖歌の知識がない方でも楽しめる内容です。

日々のストレスで疲弊しきった心を賛美歌と聖歌で癒やしてみてはいかがでしょうか?

それではごゆっくりとお楽しみください!

【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌(41〜50)

讃美歌122番「みどりもふかき」Eustace Rogers Condor

イギリスの牧師であり作詞家であるユースタス・ロジャース・コンダーが作詞した賛美歌です。

19世紀に作られた本作は、イエス・キリストの生涯を描いています。

大工の息子として生まれたイエスが、救い主となる物語を歌っているのが特徴です。

イエスの幼年期から成長し、人々と過ごした時間、そしてコンダーの教えが与えた影響に焦点を当てています。

ガリラヤによる緑の豊かな丘々が、ナザレのイエスの成長を見守る様子が描かれており、イエスの人生の謙虚さや真実、義務感、そして神と人への愛が表現されています。

信仰を持つ人にとって深い意味を持つ楽曲ですが、信仰がない方でも心を癒やす1曲として楽しめるのではないでしょうか。

讚美歌301番「山べにむかいて」Charles H.Purday

誰かに助けを求めたい時ってありますよね。

そんな時に聴いてほしいのがこの『山べにむかいて』です。

助けは天地創造の神からくるものだと信じ、神に助けを求めながら山に向かって目を上げている様子が描かれています。

人々を守るイエスはまどろむことも、眠ることもないとし、いつも見守ってくれているという希望が込められています。

優しく澄んだ旋律が特徴的であり、イエスはいつも私たちを見守ってくれていて、助けてくれるのだと感じられる一曲です。

讃美歌582番の「神の御子にますイエス」John Douglas Scott

アニー・ローリー/annie laurie(聖歌582番)
讃美歌582番の「神の御子にますイエス」John Douglas Scott

スコットランド民謡のアニーローリーが原曲で、新約聖書ペテロ5章8-10節をもとに作詞されました。

「堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい。

ご承知のように、世にあるあなたがたの兄弟である人々は同じ苦しみを通って来たのです」と信仰心を歌っています。

讃美歌262番「十字架のもとぞ」Elizabeth Cecelia Douglas Clephane

19世紀に活躍した、スコットランド出身のエリザベス・C・クレファンが作詞した讃美歌です。

彼女は名門の知事の娘としてエディンバラに生まれ、その生涯の大部分をメルローズで過ごしました。

幼児期にかかった大病により病弱の身でしたが、れによって信仰と同情心とを深め、財と力をささげて周囲の貧しい人々に仕えました。

この歌は彼女の死後に発表されたものです。

旋律は、フレデリック・チャールズ・メーカーがこの歌詞のために作曲したものです。

半音階的進行と巧みな転調が特徴的で、彼の代表作品の一つとして愛唱されています。

讃美歌194番「栄えに満ちたる」John Newton

讃美歌194番「栄えに満ちたる」 Hymn:German National Anthem
讃美歌194番「栄えに満ちたる」John Newton

18世紀に活躍したオーストリアの音楽家、ハイドン作曲の賛歌『神よ、皇帝フランツを守り給え』のメロディーが用いられた讃美歌です。

ハイドンのこの曲は、1797年に神聖ローマ皇帝フランツ2世の誕生日に献呈されたもので、その後、1804年に成立したオーストリア帝国における正式な国歌となりました。

『栄えに満ちたる』の歌詞は、『アメイジング・グレイス』作詞者として有名なイギリスの牧師ジョン・ニュートンが書いたもので、教会をたたえたイギリスの古典的な讃美歌です。

The Day Thou Gavest, Lord, Is EndedChoir of King’s College

キングス・カレッジを設立したヘンリー6世によって創設された、キングス・カレッジ合唱団が歌唱する『The Day Thou Gavest, Lord, Is Ended』。

キリスト教の賛美歌としてジョン・エラートン牧師が制作しており、ヨーロッパを中心とした地域で歌唱されています。

神への祈りと教会の世界的なつながりをテーマにしたメッセージとともに、壮大かつ美しいメロディーが響くでしょう。

明るい未来への希望を感じさせる華やかな音色と合唱団による透きとおった歌唱に癒やされる賛美歌です。

讃美歌第二編184番「神はひとり子を」三谷種吉

讃美歌13番「神は愛なり」のリバイバル唱歌になります。

歌詞は日本最初の音楽伝道者三谷種吉によるもので、新約聖書ヨハネによる福音書より、かけがえのないご自分のひとり子さえもお与えくださった神の愛を示す、神は愛なり、と歌っています。