【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌
世界中で愛されている賛美歌と聖歌。
キリスト教の神をたたえる歌として知られている賛美歌と聖歌ですが、日本では仏教徒が多いため知名度は決して高くありません。
優れた楽曲も多いのですが、探しづらい部分が難点ですね。
今回はそんな賛美歌と聖歌の有名な作品をピックアップしてみました。
作品が作られた経緯や、歌詞の意味なども細かく解説しているので、賛美歌と聖歌の知識がない方でも楽しめる内容です。
日々のストレスで疲弊しきった心を賛美歌と聖歌で癒やしてみてはいかがでしょうか?
それではごゆっくりとお楽しみください!
【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌(31〜40)
わがたましいをCharles Wesley
イングランド国教会における信仰覚醒運動であるメソジスト運動の指導者であったチャールズ・ウェスリーを代表する作品です。
彼は生涯にわたって多くの讃美歌を作りましたが、この讃美歌は英国の中で最も有名な讃美歌の一つです。
チャールズ・ウェスレーの回心後まもなく作られ、1740年に「試練の時に」と題して発表されました。
メソジスト運動に対する迫害に危険の中で作られたという説があり、神に身を守ることを求める讃美歌です。
Abide With MeAudrey Assad

賛美歌39番である「日暮れて四方は暗く」。
スコットランド人の聖公会信徒ヘンリー・フランシス・ライトが作った詞を、ウィリアム・ヘンリー・モンクの「Eventide」という曲にあわせて歌う賛美歌です。
「Eventide」とは夕暮れという意味で、夕焼け空が広がっているかのような穏やかな曲調の歌です。
歌詞は、生涯・苦境・死においてともにいてくださいと神に祈る内容となっています。
讃美歌第二編184番「神はひとり子を」三谷種吉

讃美歌13番「神は愛なり」のリバイバル唱歌になります。
歌詞は日本最初の音楽伝道者三谷種吉によるもので、新約聖書ヨハネによる福音書より、かけがえのないご自分のひとり子さえもお与えくださった神の愛を示す、神は愛なり、と歌っています。
讃美歌262番「十字架のもとぞ」Elizabeth Cecelia Douglas Clephane

19世紀に活躍した、スコットランド出身のエリザベス・C・クレファンが作詞した讃美歌です。
彼女は名門の知事の娘としてエディンバラに生まれ、その生涯の大部分をメルローズで過ごしました。
幼児期にかかった大病により病弱の身でしたが、れによって信仰と同情心とを深め、財と力をささげて周囲の貧しい人々に仕えました。
この歌は彼女の死後に発表されたものです。
旋律は、フレデリック・チャールズ・メーカーがこの歌詞のために作曲したものです。
半音階的進行と巧みな転調が特徴的で、彼の代表作品の一つとして愛唱されています。
讚美歌301番「山べにむかいて」Charles H.Purday

誰かに助けを求めたい時ってありますよね。
そんな時に聴いてほしいのがこの『山べにむかいて』です。
助けは天地創造の神からくるものだと信じ、神に助けを求めながら山に向かって目を上げている様子が描かれています。
人々を守るイエスはまどろむことも、眠ることもないとし、いつも見守ってくれているという希望が込められています。
優しく澄んだ旋律が特徴的であり、イエスはいつも私たちを見守ってくれていて、助けてくれるのだと感じられる一曲です。