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【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌

世界中で愛されている賛美歌と聖歌。

キリスト教の神をたたえる歌として知られている賛美歌と聖歌ですが、日本では仏教徒が多いため知名度は決して高くありません。

優れた楽曲も多いのですが、探しづらい部分が難点ですね。

今回はそんな賛美歌と聖歌の有名な作品をピックアップしてみました。

作品が作られた経緯や、歌詞の意味なども細かく解説しているので、賛美歌と聖歌の知識がない方でも楽しめる内容です。

日々のストレスで疲弊しきった心を賛美歌と聖歌で癒やしてみてはいかがでしょうか?

それではごゆっくりとお楽しみください!

もくじ

【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌(21〜40)

讃美歌194番「栄えに満ちたる」John Newton

讃美歌194番「栄えに満ちたる」 Hymn:German National Anthem
讃美歌194番「栄えに満ちたる」John Newton

18世紀に活躍したオーストリアの音楽家、ハイドン作曲の賛歌『神よ、皇帝フランツを守り給え』のメロディーが用いられた讃美歌です。

ハイドンのこの曲は、1797年に神聖ローマ皇帝フランツ2世の誕生日に献呈されたもので、その後、1804年に成立したオーストリア帝国における正式な国歌となりました。

『栄えに満ちたる』の歌詞は、『アメイジング・グレイス』作詞者として有名なイギリスの牧師ジョン・ニュートンが書いたもので、教会をたたえたイギリスの古典的な讃美歌です。

讃美歌582番の「神の御子にますイエス」John Douglas Scott

アニー・ローリー/annie laurie(聖歌582番)
讃美歌582番の「神の御子にますイエス」John Douglas Scott

スコットランド民謡のアニーローリーが原曲で、新約聖書ペテロ5章8-10節をもとに作詞されました。

「堅く信仰に立って、この悪魔に立ち向かいなさい。

ご承知のように、世にあるあなたがたの兄弟である人々は同じ苦しみを通って来たのです」と信仰心を歌っています。

The King of Love My Shepherd Is (Arr. Dan Forrest)Dan Forrest

こちらの賛美歌は「主はわたしの羊飼い」というとてもポピュラーな賛美歌で、神を羊飼い。

私たち人間が羊飼いに守られ、お世話される羊として表現した曲です。

さまざまな場所で演奏されており、こちらはコンコーディア大学Chicago Wind Symphonyが演奏しリチャードR.フィッシャーが指揮をしています。

讃美歌216番「ああうるわしきシオンのあさ」Thomas Hastings

イスラエルのエルサレム地方の歴史的地名で、歌詞は旧約聖書イザヤ書60章1節「あなたの光が臨み、主の栄光があなたの上にのぼったから。

見よ、暗きは地をおおい、やみはもろもろの民をおおう。

しかし、あなたの上には主が朝日のごとくのぼられ、主の栄光があなたの上にあらわれる」をもとに作られています。

【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌(41〜60)

みめぐみゆたけき作詞:ジョセフ・H・ギルモア/作曲:ウィリアム・ブラッドベリー

『みめぐみゆたけき』は、豊かな恵みのもと主に導かれ信仰を深めていくという歌詞です。

日本でもたびたび歌われる有名な賛美歌です。

1862年に『He leadeth me』という題でジョセフ・H・ギルモアによって作詞され、1864年にウィリアム・ブラッドベリーが曲をつけました。

I vow to thee my countryChoir of King’s College, Cambridge

この曲を聴けば、ほとんどの方がホルストの「木星」のメロディだと気付くのではないでしょうか。

この「我は汝に誓う、我が祖国よ」は、イギリスの外交官であったセシル・スプリング=ライスによる詩を「木星」の旋律に乗せた曲で、イギリスの愛国歌であり、イングランド国教会の聖歌にもなっています。

祖国への忠誠や理想の国家についての歌詞となっており、国家行事で歌われることも多い楽曲です。