RAG MusicWorld Music
素敵な世界の音楽
search

【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌

世界中で愛されている賛美歌と聖歌。

キリスト教の神をたたえる歌として知られている賛美歌と聖歌ですが、日本では仏教徒が多いため知名度は決して高くありません。

優れた楽曲も多いのですが、探しづらい部分が難点ですね。

今回はそんな賛美歌と聖歌の有名な作品をピックアップしてみました。

作品が作られた経緯や、歌詞の意味なども細かく解説しているので、賛美歌と聖歌の知識がない方でも楽しめる内容です。

日々のストレスで疲弊しきった心を賛美歌と聖歌で癒やしてみてはいかがでしょうか?

それではごゆっくりとお楽しみください!

【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌(71〜80)

讃美歌142番~さかえの主イエスの~Isaac Watts

「さかえの主イエスの」はイギリスの四大賛美歌のうちの一つです。

1707年の「賛美歌と霊的歌」(Hymns and Spiritual Songs)に「キリストの十字架によってこの世に対して磔刑になること」と題して発表されました。

それ以来あらゆる歌集に採用され、各国語に訳されて全世界に普及しました。

讃美歌94「久しく待ちにし」John Mason Neale & Thomas Helmore

旧約聖書イザヤ書第7章14節にある預言をもとに作詞された讃美歌です。

「見よ、おとめがみごもって男の子を産み、その名はインマヌエルと呼ぶ」インマヌエルとは「主は我らと共にあり」の意味でメシアであるイエス・キリストの呼び名の一つです。

マタイによる福音書にも似た記述があり、「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。

その名はインマヌエルと呼ばれる。

この名は、神は我々と共におられるという意味である」新約・旧約ともに救い主イエスの誕生を描いた讃美歌です。

Canticle Of The SunJon Sarta

修道士であるアッシジのフランチェスコによる「太陽の賛歌」。

神が造ったすべてのものを通して、神を賛美するという内容の歌となっています。

ピアニストであるジョン・サルタは、ウィンターガーデンのカトリック教会で音楽と典礼のディレクターを務めていました。

ブルース、ゴスペル、ジャズピアノの影響を受けている彼のポップな賛美歌のピアノ演奏をお楽しみください!

【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌(81〜90)

十字架の血にLewis Hartsough

この美しい讃美歌はリヴァイヴァル讃美歌の一つで、アメリカやイギリスではよく招きの讃美歌として使われます。

招きの讃美歌とは、神様からのみ招きに対する会衆からの賛美による応答のことです。

この曲はメデヂストの牧師であるルイス・ハーサフによって、19世紀に作詞・作曲されました。

イエス・キリストが十字架の刑に処せられたことで人類を罪から救ったその情景と、自分たちの身代わりとして罪を償った神への愛や感謝が表されている一曲です。

希望のささやきHayley Westenra

『希望のささやき』は新約聖書に登場する「ヘブライ人への手紙」を引用して制作された讃美歌です。

ヘブライ人と呼ばれたユダヤ人たちが苦しみながらも、希望を持ってイエス様を信じたことが描かれている「ヘブライ人への手紙」をモチーフにして歌詞が作られました。

教会で聖歌隊とともに厳かに歌われるバージョンや、アメリカのミュージシャンであるジム・リーブスさんが歌ったカントリー調のバージョンがあります。

ヘイリー・ウェステンラさんのバージョンでは、美しい声とすべてを包み込んでくれる歌詞があなたの心を癒やしてくれるはずです!

As I Kneel Before YouJames Kilbane

アコースティックギターが特徴的な、Maria Parkinsonによるフォーク調の賛美歌が「As I Kneel Before You」です。

こちらは男性歌手のJames Kilbaneが歌った曲。

聖母マリアをたたえる歌詞ですが、一般的なポップソングのような親しみやすさも感じさせる楽曲に仕上がっていますね。

A Mighty Fortress is Our God from Cantata No. 80, BWV 80 – VoiceJ.S.Bach

Cantata No. 80 “A Mighty Fortress Is Our God” BWV 80: Opening Chorale,“A Mighty Fortress…
A Mighty Fortress is Our God from Cantata No. 80, BWV 80 - VoiceJ.S.Bach

「音楽の父」と呼ばれているヨハン・ゼバスティアン・バッハのカンタータ。

教会の合唱団員や宮廷オルガン奏者、宮廷楽長を務めていたバッハは、65年の生涯の中で数多くのカンタータを作曲しました。

第80番であるこのカンタータは、「かたきとりでぞ わが主は」という題がつけられています。

「とりで」とは外敵を防ぐために築造した建造物のことであり、イエス・キリストは私たちを守ってくれるということを歌っています。