【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌
世界中で愛されている賛美歌と聖歌。
キリスト教の神をたたえる歌として知られている賛美歌と聖歌ですが、日本では仏教徒が多いため知名度は決して高くありません。
優れた楽曲も多いのですが、探しづらい部分が難点ですね。
今回はそんな賛美歌と聖歌の有名な作品をピックアップしてみました。
作品が作られた経緯や、歌詞の意味なども細かく解説しているので、賛美歌と聖歌の知識がない方でも楽しめる内容です。
日々のストレスで疲弊しきった心を賛美歌と聖歌で癒やしてみてはいかがでしょうか?
それではごゆっくりとお楽しみください!
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【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌(21〜30)
讃美歌第2番「いざやともに」作詞:Martin Rinkhart/作曲:Martin Rinkhart

ドイツの牧師マルティン・リンカートが作詞した賛美歌です。
三十年戦争とペストの流行という困難な時代に生まれた本作は、神への深い感謝と賛美を込めた歌詞が特徴です。
1637年のペスト流行時、リンカートは1日最大50件もの葬儀を執り行ったそうです。
そんな厳しい状況下で作られた本作は、荘厳な旋律とともに多くの人々に希望を与えてきました。
日本では『讃美歌』第2番として親しまれ、結婚式やクリスマスなどの行事でよく演奏されています。
神への感謝の気持ちを込めて歌いたい方におすすめの1曲です。
讃美歌第109番「きよしこのよる」NEW!franz Xaver Gruber

世界中で愛されているクリスマスキャロル。
作曲をフランツ・ザーヴァー・グルーバー、原詞をヨーゼフ・モールが手がけました。
1818年、教会のオルガンが故障していたためギター伴奏の曲として生まれたという逸話は有名ですよね。
静まりかえった聖なる夜の安らぎと、幼子を見守る慈しみに満ちた想いが、心にそっと寄り添う子守唄のような旋律で表現されています。
本作は300を超える言語に訳され、第一次世界大戦中に兵士たちが歌い合った物語は、平和の象徴として語り継がれています。
厳かな雰囲気と温かみを併せ持つこの曲は、冬の夜に静かに耳を傾け、心が穏やかな時間を過ごしたいときに最適でしょう。
【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌(31〜40)
Ave MariaSonya O’Malley

「アヴェ・マリア」という題の曲はいくつかありますが、初期ロマン派の代表的なドイツの作曲家であるフランツ・シューベルトが作曲したこの「アヴェ・マリア」が日本ではもっとも有名となっています。
ウォルター・スコットの叙事詩『湖上の美人』の物語の中で、エレン・ダグラスという貴婦人が口ずさんだ歌である「エレンの歌第3番」が、この曲のオリジナルとなっています。
今では「シューベルトのアヴェ・マリア」として定着しており、さまざなな歌手、演奏家によって演奏されています。
讃美歌第二編一番「こころを高くあげよう」ヘンリー・モンテギュー・バトラー

イギリスの学者であり聖職者であるヘンリー・モンテギュー・バトラーが1881年に作詞した作品です。
賛美歌にふさわしく神への信頼と献身を表現しており、心を高く上げて神に向かうことの大切さを歌っています。
曲は1916年にウォルター・グレートレックスが作曲した「ウッドランド」に乗せて歌われることが多いそうです。
学校の歌としても広く採用されており、若い世代にも親しまれています。
バトラーはハロー校の校長やケンブリッジ大学トリニティ・カレッジのマスターを務めた方で、教育者としての経験が歌詞にも反映されているのかもしれませんね。
心が疲れたときに聴くと、勇気をもらえそうな一曲です。
Be Thou My VisionAudrey Assad

もともとは古典アイルランド語の歌詞でしたが、現在は全世界の英語圏の教会で歌われているキリスト教の伝統的な賛美歌「こころみの世にあれど」。
キリストを愛して従う者に与えられる平和を表現した賛美歌となっています。
オードリー・アサドはニュージャージー出身のシンガーソングライターで、プロテスタントの家庭に生まれ育ちました。
彼女の歌声は力強くも、包まれるような優しさを持っています。
Guide Me Oh Thou Great RedeemerCharlotte Church

12歳にして天才歌手としてデビューしたウェールズの歌姫である、シャルロット・チャーチさんの名曲『Guide Me Oh Thou Great Redeemer』。
キリスト教信者が信仰を続ける大きな理由のひとつは、神様に導いてもらえるからです。
日々生活する中で私たちは常に選択をしながら生きています。
その選択の積み重なりがその人の人生になります。
もちろん、選択する上で迷ったり、苦しんだりすることもあり、正しい道がわからなくなることもあります。
そんな時に、私たちを導いてくれる神様をたたえた1曲です。
讃美歌373番「ナルドの壷」Edwin Pond Parker

イエスがベタニアで重い皮膚病の人シモンの家にいて、食事をしようとしていた時に、ひとりの女が非常に高価で純粋なナルドの香油が入れてあるつぼを持ってきて壊し、香油をイエスの頭に注ぎかけた、という『マルコによる福音書』に記載されている一節が基となっています。
彼女は、主イエスへの感謝と愛とを表すためには、その他のどんな物よりも大切なナルド油を与えるのがふさわしいと思い、このような行動をしました。
自分にとって大切なものを人のためにささげる奉仕の業を意味しています。