【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌
世界中で愛されている賛美歌と聖歌。
キリスト教の神をたたえる歌として知られている賛美歌と聖歌ですが、日本では仏教徒が多いため知名度は決して高くありません。
優れた楽曲も多いのですが、探しづらい部分が難点ですね。
今回はそんな賛美歌と聖歌の有名な作品をピックアップしてみました。
作品が作られた経緯や、歌詞の意味なども細かく解説しているので、賛美歌と聖歌の知識がない方でも楽しめる内容です。
日々のストレスで疲弊しきった心を賛美歌と聖歌で癒やしてみてはいかがでしょうか?
それではごゆっくりとお楽しみください!
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【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌(1〜10)
讃美歌66番 「聖なる、聖なる、聖なるかな」John Dykes

イギリス出身のジョン・バッカス・ダイクスが手掛けた賛美歌です。
ダイクスは10歳でオルガニストとしてキャリアをスタートさせ、300曲以上の賛美歌を作曲しました。
本作は1861年に『古今讃美歌』の初版に収録されており、三位一体の神を讃える内容となっています。
歌詞は聖書のイザヤ書とヨハネの黙示録に触発されており、天における終わりなき礼拝を表現しています。
ダイクスはわずか30分で曲を完成させたそうですよ。
教会で歌われることが多いですが、心を落ち着かせたい時にも聴いてみてはいかがでしょうか。
讃美歌354番「かいぬしわが主よ」William Bradbury

1836年発行の『若者のための讃美歌集』に発表され、人気を博した讃美歌です。
この『若者のための讃美歌集』の編集者であるドロシー・アン・シュラップが作詞をしたと言われており、神への信頼と親しみをこめた願いを表しています。
ヨハネによる福音書10章11節や、マタイによる福音書5章1-3節が基になっており、神の救いの御業や救いの恵みがテーマとなっています。
日本でも有名な讃美歌の一つで、子どもの教会でもよく歌われています。
主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach

ドイツの作曲家、ヨハン・セバスティアン・バッハの名曲です。
この曲は1723年に作曲されたカンタータの一部で、キリスト教の信仰心を表現しています。
美しいメロディと深い感動を与える歌詞が特徴で、多くの人々に愛されています。
結婚式やクリスマスなどの祝祭で演奏されることが多く、ピアノや吹奏楽などさまざまな編成でアレンジされています。
心が疲れているときや、穏やかな気持ちになりたいときにおすすめです。
イエスへの愛と信頼を歌った歌詞は、宗教を超えて普遍的な喜びや平安をもたらしてくれます。
【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌(11〜20)
アヴェ・ヴェルム・コルプスWolfgang Amadeus Mozart

ウィーンで活躍したヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの作品です。
わずか46小節で3分未満という短さながら、深い感情が込められています。
1791年6月に作曲され、聖体を讃える祈りの歌詞が印象的です。
モーツァルトの生涯最後の年に書かれたこの曲は、モーツァルトの妻が頻繁に訪れたバーデンの町の聖歌隊のために作られました。
シンプルで穏やかな曲調は、小さな町の聖歌隊にぴったりです。
宗教音楽に興味のある方や、心を落ち着かせたい時におすすめです。
クラシック音楽入門にも最適な1曲ですね。
讃美歌111番「神の御子は今宵しも」John Francis Wade

「イエス・キリストの信仰がある者は、ともに来て拝もう」と歌っている讃美歌です。
作曲者、作詞者ともはっきりとはわかっていませんが、イングランド人のジョン・フランシス・ウェードが作曲、13世紀のジョン・オブ・レディングが作詞をしたと言われています。
さまざまな言語に翻訳されており、日本ではクリスマスの時期に歌われる定番の讃美歌として知られています。
セリーヌ・ディオンやボブ・ディランといった世界的なアーティストによってカバーもされている、有名な讃美歌です。
ひいらぎかざろう詞:ウェールズ民謡/曲:ウェールズ民謡

ウェールズの伝統に根ざしたこの楽曲は、心温まるメロディと歌詞で多くの人々を魅了しています。
クリスマスの喜びや集いを祝う内容で、セイヨウヒイラギで飾り付けをする風習にちなんでいます。
1794年にエドワード・ジョーンズによって初めて公式に出版されて以来、世界中で愛され続けています。
本作は、クラシックからポップスまで幅広いジャンルのアーティストによってカバーされ、その度に新たな解釈がなされています。
冬の季節を祝うこの曲は、家族や友人と集まってクリスマスを楽しむ時にぴったりです。
穏やかで心温まる旋律は、忙しい日々の中で心を癒やしたい方におすすめです。
もろびとこぞりてGeorge Frideric Handel

欧米の有名クリスマス・キャロル『民みな喜べ』の旋律に『もろびとこぞりて』の訳詞を載せた、日本のポピュラーなクリスマス・ソングです。
12月になると街中でこの曲が流れていますよね。
賛美歌第112番で、主イエス・キリスト降誕の歌です。
「みんなで一緒に集まって、長いあいだ待っていた主を迎えて、神としてたたえなさい」という内容が歌われています。
この世に降臨してきた救いの神を心から迎え入れ、誉めたたえる讃美歌です。