楽器を習っている、家族がよく聴いていた。
そういう人でないと、なかなかクラシック音楽を聴く機会はないかもしれません。
ロックやポップスは聴くけど、クラシックはあまり…という皆さんに、ぜひ聴いてもらいたいピアノの名曲を集めました。
クラシックピアノには、現代音楽の礎となったものや、いろいろなジャンルに引用されているものも多いので、「あれ?
聴いたことあるぞ」と思うものもあるかもしれませんよ。
数ある名演の中から、今回は日本の演奏家のものを集めてみました!
人気のクラシックピアノ曲。日本人ピアニストの名演集(1〜20)
乙女の祈り牛田智久

バダジェフスカ作曲の「乙女の祈り」は、ある程度のピアノ歴がある方は最初にチャレンジしたい名曲です。
高音から始まる序章は印象的です。
天才ピアニストと呼ばれている牛田智久さんは、12歳の時にクラッシクピアニストとしてデビューアルバムを出しています。
別れの曲フジコヘミング

『別れの曲』、といえば、皆さまおなじみのピアニスト、ショパンの名曲ですね。
ゆったりとした始まりから、時に速く、激しく、ピアノの音が鍵盤で踊っているようです。
別れを悲しみ、もがいているようにも聴こえてきます。
そしてまた、優しいメロディーに戻り、幕を閉じる。
人生をみているようですね。
『別れの曲』としては、明るい作品で、初めての方にもオススメです。
ぜひ聴いて下さいね。
華麗なる大円舞曲 変ホ長調Op.18宮崎美穂

『華麗なる大円舞曲 変ホ長調Op.18』、といえば、ショパンを代表する一曲です。
華やかな前奏からはじまり、終わりまでスピードと軽やかさ、そして華やかさがあふれる名曲です。
まさに華麗と言う言葉にふさわしい楽曲でしょう。
一度聴いたら、忘れられないのではないでしょうか。
心がワクワク、軽やかに踊りだしそうです。
弾くのは難易度が高いですが、聴くのはとても楽しい曲です。
ぜひ聴いてみて下さいね。
トロイメライあきのピアノ演奏

シューマン作曲の全13曲から構成されている「子供の情景」からの7曲目の「トロイメライ」はシューマン作曲の中では最も有名な曲です。
気持ちが落ち着くいやし系曲としては、NO.1かもしれません。
シューマンは子どもの世界をピアノで表現したのですが、聴いてもらう対象は大人なんです。
だからいやされるのかもしれません。
革命中村紘子

いきなり激しい前奏ではじまる、『革命』。
ショパンを代表する曲「革命のエチュード」は、お聴きになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
短い曲ですが、速さと疾走感がとても印象的です。
まさに『革命』ですね。
ショパンのエチュードは、どの曲もスピードがあります。
でもこの作品は、その中でも上位にあがる曲ではないでしょうか。
気分が落ち込んだ時にも、オススメの曲です。