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人気のクラシックピアノ曲。日本人ピアニストの名演集

人気のクラシックピアノ曲。日本人ピアニストの名演集
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楽器を習っている、家族がよく聴いていた。

そういう人でないと、なかなかクラシック音楽を聴く機会はないかもしれません。

ロックやポップスは聴くけど、クラシックはあまり…という皆さんに、ぜひ聴いてもらいたいピアノの名曲を集めました。

クラシックピアノには、現代音楽の礎となったものや、いろいろなジャンルに引用されているものも多いので、「あれ?

聴いたことあるぞ」と思うものもあるかもしれませんよ。

数ある名演の中から、今回は日本の演奏家のものを集めてみました!

人気のクラシックピアノ曲。日本人ピアニストの名演集(1〜10)

乙女の祈り牛田智久

牛田智大 – バダジェフスカ:乙女の祈り
乙女の祈り牛田智久

バダジェフスカ作曲の「乙女の祈り」は、ある程度のピアノ歴がある方は最初にチャレンジしたい名曲です。

高音から始まる序章は印象的です。

天才ピアニストと呼ばれている牛田智久さんは、12歳の時にクラッシクピアニストとしてデビューアルバムを出しています。

トルコ行進曲横内愛弓

トルコ行進曲 ピアノソナタ K.331 3楽章 (モーツァルト) 横内愛弓
トルコ行進曲横内愛弓

『トルコ行進曲』。

ピアノを練習されるお子様は、一度は弾いてみたい憧れの曲ではないでしょうか。

有名な作曲家であり、バイオリンもピアノも堪能な、モーツアルトの作品です。

速さと、キレのある旋律が、とても魅力的ですね。

弾くのも聴くのも楽しい、そしてお子様からお年寄りの方まで楽しめる、モーツアルトならではの作品です。

全ての方にオススメですよ、ぜひ聴いてみて下さいね。

ラ・カンパネラ辻井伸行

Nobuyuki Tsujii 辻井伸行 Liszt Paganini Etude No.3, ラ・カンパネラ 2009 Van Cliburn International Piano Competition(WIDE)
ラ・カンパネラ辻井伸行

『ラ・カンパネラ』は、フランツ・リスト作曲。

ピアノの名曲でとても有名です。

軽やかな鐘の音が遠くから聴こえてくるような、素晴らしい作品ですね。

この曲は弾くにはとても難しく、かなりの難関な曲です。

リストは手が大きく、ドから一オクターブ上のソまで、手が届く人でした。

大きな手を駆使してつくられた、素敵な『ラ・カンパネラ』、ぜひ聴いてみて下さいね。

別れの曲フジコヘミング

フジ子・ヘミング ~ ショパン 「別れの曲」
別れの曲フジコヘミング

『別れの曲』、といえば、皆さまおなじみのピアニスト、ショパンの名曲ですね。

ゆったりとした始まりから、時に速く、激しく、ピアノの音が鍵盤で踊っているようです。

別れを悲しみ、もがいているようにも聴こえてきます。

そしてまた、優しいメロディーに戻り、幕を閉じる。

人生をみているようですね。

『別れの曲』としては、明るい作品で、初めての方にもオススメです。

ぜひ聴いて下さいね。

トロイメライあきのピアノ演奏

ピアノ演奏 「トロイメライ / シューマン」
トロイメライあきのピアノ演奏

シューマン作曲の全13曲から構成されている「子供の情景」からの7曲目の「トロイメライ」はシューマン作曲の中では最も有名な曲です。

気持ちが落ち着くいやし系曲としては、NO.1かもしれません。

シューマンは子どもの世界をピアノで表現したのですが、聴いてもらう対象は大人なんです。

だからいやされるのかもしれません。

革命中村紘子

中村紘子 ショパン作曲 エチュード ハ短調作品10-12「革命」
革命中村紘子

いきなり激しい前奏ではじまる、『革命』。

ショパンを代表する曲「革命のエチュード」は、お聴きになった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

短い曲ですが、速さと疾走感がとても印象的です。

まさに『革命』ですね。

ショパンのエチュードは、どの曲もスピードがあります。

でもこの作品は、その中でも上位にあがる曲ではないでしょうか。

気分が落ち込んだ時にも、オススメの曲です。

華麗なる大円舞曲 変ホ長調Op.18宮崎美穂

ショパン 華麗なる大円舞曲 op.18 宮崎 美穂
華麗なる大円舞曲 変ホ長調Op.18宮崎美穂

『華麗なる大円舞曲 変ホ長調Op.18』、といえば、ショパンを代表する一曲です。

華やかな前奏からはじまり、終わりまでスピードと軽やかさ、そして華やかさがあふれる名曲です。

まさに華麗と言う言葉にふさわしい楽曲でしょう。

一度聴いたら、忘れられないのではないでしょうか。

心がワクワク、軽やかに踊りだしそうです。

弾くのは難易度が高いですが、聴くのはとても楽しい曲です。

ぜひ聴いてみて下さいね。

ノクターン國谷尊之

フジ子・ヘミング~ノクターン第2番/ショパン
ノクターン國谷尊之

ショパンは生涯でノクターン(夜想曲)を、全部で21曲書いていますが、ショパンのノクターンといえばまずこの「ノクターン第2番変ホ長調Op.9-2」が浮かびます。

美しい旋律は何度も聴いても飽きませんが、批評は賛否両論のようで、甘いメロディが装飾され繰り返されているだけという手厳しい意見もあるようです。

幻想即興曲羽田健太郎

ショパン「幻想即興曲」 羽田健太郎
幻想即興曲羽田健太郎

ショパン作曲の『幻想即興曲』。

誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

速いスピードだけど軽やかで、まるで音が舞っているような、ファンタジーな曲です。

さすが『幻想即興曲』ですね。

ピアノを弾く方は、目標にしたい難易度の高い曲です。

弾けたときの感動は言葉ではあらわせられないほど、感慨深いものだと思います。

多くの日本のピアニストの方が弾かれています。

聴き比べてみるのも楽しいですね。

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番第1楽章田中希代子

01_ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番第1楽章(ピアノ:田中希代子)
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番第1楽章田中希代子

『ピアノ協奏曲第2番第1楽章』。

ラフマニノフ作曲、ドラマ『のだめカンタービレ』でも披露され、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

ラフマニノフ独特の甘いメロディーと、美しい旋律が素晴らしいです。

オーケストラとの音のハーモニーも素晴らしく、音を紡いでいくような感じが魅力的な曲です。

優しさと激しさを見事に表現された名曲でしょう。

ぜひ聴いてみて下さいね。

人気のクラシックピアノ曲。日本人ピアニストの名演集(11〜20)

愛の夢藤波結花

リスト 愛の夢 第3番 – 藤波結花
愛の夢藤波結花

リスト作曲『愛の夢』。

流れるようなアルペジオ、優しく歌うようなメロディー。

一度聴いたら、夢の中に誘われてしまいます。

同じ旋律がずっと続き、転調で華やかさが増していきます。

中間部の速く流れるメロディーは、とても素晴らしいです。

夢の中から現実に戻されるような、不思議な錯覚になってしまいます。

夜にオススメの曲です。

ぜひ聴いてみて下さいね。

月の光谷真人

ドビュッシー作曲、『月の光』。

ピアノの発表会やリサイタルでも、人気のある曲ですね。

暗闇の夜、月の光が静かに輝く、やわらかな時間が流れる夜のひととき。

落ち着いた優しい旋律は、聴く人に安らぎを与えてくれますね。

ピアノで弾いても、メディテーションしているような、癒しの曲『月の光』です。

ピアノを練習されている方は、ぜひチャレンジしてみて下さいね。

癒されますよ。

聴くのも、もちろんオススメの曲です。

ポロネーズ変イ長調「英雄」横山幸雄

横山幸雄(ピアノ) ポロネーズ 第6 番 変イ長調 〈英雄〉Op.53
ポロネーズ変イ長調「英雄」横山幸雄

ロマン派を代表するピアニストといえば、知らない方はいらっしゃらないのではないでしょうか。

ショパンといえば、音楽の授業でも一度は聞いたことがあると思います。

ショパンの代表する華やかさNO1ともいえる曲、『ポロネーズ変イ長調「英雄」』。

ピアノのリサイタルでも、よく演奏されています。

それだけ華やかで、時に甘く優しく、天から光が降りてきそうな、明るさが魅力です。

ショパンを初めて聴かれる方にもオススメの曲ですよ。

バラード第3番松下奈緒

松下奈緒 Chopin バラード第3番変イ長調
バラード第3番松下奈緒

ショパンの『バラード第3番』、どこかで耳にしたことがある曲だと思います。

演奏は女優、ピアニストなど多彩な活躍をしている松下奈緒さん。

テレビでも紹介されることが多い方です。

中には技量を疑問視する人もいますが、そういう評価は当たらないと思います。

なによりショパン世界を表現していますし、和音も正確に表現されています。

ハンガリー舞曲第1番ピアノデュオ ドゥオール

ブラームス/ハンガリー舞曲集第1番,WoO.1/ピアノデュオ ドゥオール
ハンガリー舞曲第1番ピアノデュオ ドゥオール

ブラームス作曲、『ハンガリー舞曲第1番』。

オーケストラ演奏では広く知られていますが、はじめはピアノ連弾のために書かれた作品です。

オーケストラとはまた違った雰囲気が魅力的ですね。

ピアノデュオならではの、気迫がストレートに伝わってきます。

とてもかっこいい曲ですね。

クラシックが苦手な方、初心者の方にも、オススメできる素敵な名曲です。

ぜひ聴いてみて下さい。

熱情千野宜大

【CD75】 ベートーヴェン 「熱情」 第3楽章 / タカヒロ・ホシノ 干野宜大 Beethoven : Sonata Appassionata 3rd – Takahiro Hoshino 【HD】
熱情千野宜大

『熱情』第三楽章。

激しく、どこまでも情熱的な曲は、ベートーベンの作品です。

聴力を失っていくベートーベンの、苦しみや悲しみが聴こえてきそうな曲です。

タイトル『熱情』にふさわしい、熱く素晴らしい旋律が魅力の名曲です。

弾くには難易度が高いですが、上級者にはぜひチャレンジして欲しい曲です。

もちろん聴くのもオススメの素晴らしい作品です。

聴いてみて下さいね。

激しさにパワーを頂けますよ。

エリーゼのために松岡豊尚

エリーゼのために・松岡豊尚PIANO RECITAL
エリーゼのために松岡豊尚

ベートベン作曲の有名なピアノ曲の一つで、クラシックを知らない方でもおなじみですね。

ピアノを始めて4~5年(個人差はあります)位で、弾ける曲なので、発表会などでも圧倒的に演奏されています。

エリーゼは本来テレーゼデという名でしたが、字があまりにも汚く読み違えたためにエリーゼとなったそうです。

悪筆のために歴史がそのままとは、字は読めるように書かなくてはと思いますね。

月光 第1楽章SUGAYAN

ベートーヴェン「月光」第1楽章 Beethoven “Moonlight Sonata”  SUGAYAN
月光 第1楽章SUGAYAN

『月光 第1楽章』。

この作品はベートーベンが作曲された名曲です。

「第1楽章」は、とてもゆったりと重厚です。

ドビュッシーの「月の光」とは、対照的な曲とも思えます。

悲しみを月光にたたえたような『月光 第1楽章』。

心が落ち着かないときにも、オススメの曲です。

平均律クラヴィーア曲集 第1巻 1.プレリュード原口摩純

バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第1巻 1.プレリュード /演奏:原口摩純
平均律クラヴィーア曲集 第1巻 1.プレリュード原口摩純

『平均律クラヴィーア曲集 第1巻 1.プレリュード』は、バッハが作曲しました。

平均律なので、同じようなメロディーが淡々と流れていきます。

それが魅力でもあり、バッハらしい、教会音楽のような雰囲気が素敵な作品です。

ピアノ初心者の方が弾かれる曲でもあります。

優しく愛らしいメロディーは、お子様にもなじみやすい曲ですね。

聴いていても、とても心が落ちつく作品です。

全ての方にオススメですよ。

ぜひ聴いてみて下さいね。

悲愴長富彩

Beethoven Sonate pathetique 2nd mov.(悲愴)
悲愴長富彩

ピアノソナタ8番ハ短調Op.13「ソナタ悲愴」は、ベートーベンの初期の作品での傑作でもあり、ピアニストとしてだけではなく、作曲家としても名声を高めた曲です。

第1楽章~3楽章で構成されており、第2楽章はきっとどこかでBGMとして耳にしている曲です。

第一楽章はとにかく重く暗さを感じる曲ですが、第3楽章はテンポは速いのですが、やはり深い悲しみを感じます。

そして第2楽章は静かなわかれを感じます。