RAG MusicClassic
素敵なクラシック
search

人気のクラシックピアノ曲。日本人ピアニストの名演集

楽器を習っている、家族がよく聴いていた。

そういう人でないと、なかなかクラシック音楽を聴く機会はないかもしれません。

ロックやポップスは聴くけど、クラシックはあまり…という皆さんに、ぜひ聴いてもらいたいピアノの名曲を集めました。

クラシックピアノには、現代音楽の礎となったものや、いろいろなジャンルに引用されているものも多いので、「あれ?

聴いたことあるぞ」と思うものもあるかもしれませんよ。

数ある名演の中から、今回は日本の演奏家のものを集めてみました!

人気のクラシックピアノ曲。日本人ピアニストの名演集(21〜30)

雨だれ反田恭平

牛田智大 – ショパン: 前奏曲 第15番《雨だれ》
雨だれ反田恭平

ショパンの前奏曲15番変二長調Op.28-15「雨だれ」もかなり有名なピアノ曲です。

ショパンが20代後半に恋人とされる作家の女性とスペインのマジョルカ島で過ごしている時に、ショパンは肺炎にかかり療養中にこの「雨だれ」を含む全24曲を完成させました。

どことなく先の見えない不安さを感じる曲です。

ベルガマスク組曲 第3曲「月の光」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの作品のなかで、もっとも有名な『月の光』。

静かな夜の空にぼんやりと浮かぶ月と、その光が降り注ぐ神秘的な空間が目の前に浮かぶ、幻想的で美しい作品です。

ピアノ曲集『ベルガマスク組曲』のなかの1曲ですが、単独で演奏されることも多く、この曲に憧れてピアノを習い始める大人の方も多くいらっしゃいます。

テクニック的にはそれほど難しくないものの、曲の世界観を表現するのは至難の業!

月の浮かぶ風景の写真などを見て、具体的なイメージを膨らませて演奏するのもオススメですよ!

飛翔奥村友美

Schumann:Fantasiestucke op.12,Aufschwung/シューマン:幻想小曲集 op.12「飛翔」-Tomomi Okumura 奥村友美
飛翔奥村友美

シューマンの幻想小曲集 op.12『飛翔』です。

8曲からなる組曲の2曲めとなる曲でダイナミックな冒頭が特徴です。

技術的には難しい部類にはいると思います。

奥村友美の演奏は他のピアニストと比べても力強さの表現においても引けを取りませんし、何よりもこの曲の流れるような表現が聞いていて心地良い演奏ですね。

ピアノソナタ第35番1楽章廻由美子

ハイドン/ソナタ第35番 1楽章,Hob.XVI:35,op.30-1/演奏:廻由美子
ピアノソナタ第35番1楽章廻由美子

冒頭は簡潔な形で入るハイドンの『ピアノソナタ第35番1楽章』です。

演奏はルネッサンスから前衛までと幅広く、常に新しいものに取り組んでいる廻由美子さん。

廻由美子さんは常に各方面から高評価を受けていますが、この演奏も安定感があり、細部にわたるまで正確に表現されていますね。

聴き応えのある演奏です。

人気のクラシックピアノ曲。日本人ピアニストの名演集(31〜40)

ユーモレスク渡辺泉

ドヴォルザーク ユーモレスク 渡辺泉 Izumi Watanabe Plays Humoresque(Dvorak)
ユーモレスク渡辺泉

ドヴォルザーク作曲の「8つのユーモレスク」の中で第7曲目の7曲目「ポコ・レント・エ・グラツィオーソ」変ト長調と舌をかみそうな曲名ですが、遊び心や好奇心などをイメージさせる曲はゲームやテレビなどのBGMなどにも起用されている有名な曲です。

セレナード田部京子

「セレナード」 シューベルト
セレナード田部京子

「シューベルトのセレナーデ」として有名なこの曲は、シューベルトの死後、出版社や友人たちが遺作となった歌曲をまとめた『白鳥の歌』の第4曲に当たります。

もともとは歌曲で、愛しい人への思いを歌い上げる美しい歌です。

夜、恋人の住む家の窓の下で奏でられる切々とした音楽。

ロマンチックな情景が目の前に広がるようですね。

ワルツ第6番変ニ長調「子犬のワルツ」ピアニストまいこ

ショパンのかわいらしいこの曲は、1847年にショパンの恋人の犬が尻尾をおいかける様を見て作られたとされています。

よく犬の行動には見られることで、別段、凡人には犬は「何やってんだろう?」位にしか感じない事を天才はこういう曲にするんですね。