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日本の作曲家によるクラシック音楽。おすすめのクラシック音楽

クラシック音楽、と言われるとやはり誰でも知っている海外の作曲家による作品を思い浮かべますよね。

日常の場面でアレンジを変えて使われることも多いですし、ごく自然に多くの人が一度は耳にしていてすぐに名前を挙げられる作品は多く存在します。

それでは、日本人作曲家によるクラシック音楽の作品で知っているものを挙げてください、と言われてさっと答えられる方は少ないかもしれません。

ここでは日本人の作曲家が手掛けたクラシック音楽に注目、代表的な作品をピックアップしています。

日ごろからクラシック音楽を愛聴されている方々の中でも、あまり日本人の作品は聴いたことがないな、という方にもおすすめです。

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日本の作曲家によるクラシック音楽。おすすめのクラシック音楽(11〜20)

かちどきと平和山田耕筰

Kosaku Yamada: Symphony in F “Triumph and Peace” (1912)
かちどきと平和山田耕筰

日本で最初に書かれた交響曲、と言われているのがこちらの『かちどきと平和』です。

日本における西洋音楽の開拓者であり、偉大な作品を多く世に送り出した近代日本音楽史における偉大なる作曲家、山田耕筰さんが1912年に作曲、同じく山田さんの手による日本人初の管弦楽曲『序曲』に続いて書かれた管弦楽曲としても知られています。

10代で西洋音楽に触れて作曲もしていた山田さんが、1910年にドイツのベルリン王立芸術アカデミー作曲科に留学した際に作曲した作品であり、本場ドイツで西洋音楽のエッセンスを大いに学んだ若き日の山田さんの最初の成果と言えそうです。

いわゆる後期ロマン派の流れをくんだ作風であるのですが、第1楽章の冒頭で聴くことのできる旋律は『君が代』の旋律を引用したものと言われており、西洋音楽への憧れと日本人としてのアイデンティティが見事に結実した作品というのも興味深いですね。

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    風紋保科洋

    H.Hoshina “Fu-Mon” for orchestra / 保科洋「風紋」管弦楽版
    風紋保科洋

    保科洋さんは吹奏楽の分野で高く評価される作品を手がける作曲家です。

    この「風紋」という曲は吹奏楽コンクールの課題曲にも選ばれ、「吹奏楽の甲子園」と称されるコンクールで演奏されるなど、多くの演奏者や聴衆に感動を与えています。

    楽曲は、風が水面に作る紋様を音楽で表現したような繊細で美しい作品で、自然現象や日本の風土からインスピレーションを受けています。

    保科さんは2015年には瑞宝中綬章を受章するなど、長年の教育・指導活動も高く評価されています。

    吹奏楽や管弦楽を愛する人はもちろん、日本の伝統的な美意識を感じたい方にもおすすめの一曲です。

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      サイバーバード協奏曲吉松隆

      日本のクラシック音楽界の新境地を切り開く作曲家として知られる吉松隆さんの代表作です。

      サックスをメインにしながらも、ピアノとパーカッションが独奏的に使われ、ジャズのリズムや即興的な要素も取り入れられたスタイルが特徴です。

      3つの楽章から成り、各楽章には「彩の鳥」「悲の鳥」「風の鳥」という標題が付けられています。

      1994年3月に初演された本作は、作曲中に亡くなった妹への思いが込められており、電脳空間の鳥という近未来的なイメージと、自然や生命の象徴としての鳥が重ねられた独特の世界観が広がります。

      クラシックとポップス、ジャズの融合を楽しみたい方におすすめの一曲です。

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        大阪俗謡による幻想曲大栗裕

        大栗裕:大阪俗謡による幻想曲 管弦楽(1970年版)
        大阪俗謡による幻想曲大栗裕

        日本のクラシック音楽界を代表する作曲家の一人、大栗裕さんが手掛けたオーケストラ曲です。

        大阪生まれの大栗さんは、地元の民謡や俗謡を題材に、西洋音楽の形式を融合させた独特の作風で知られています。

        本作は1970年に吹奏楽による改訂版が作られ、1974年5月30日に大阪市音楽団によって初演されました。

        大阪の風土や文化、人々の生活が感じられる旋律が用いられており、聴く人に大阪の歴史や情緒を感じさせる魅力的な曲となっています。

        日本の伝統音楽に興味がある人や、地域の文化を音楽で表現することに関心のある人におすすめの一曲です。

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          舞楽黛敏郎

          Toshiro Mayuzumi (黛敏郎) – Bugaku, ballet in two parts 舞楽
          舞楽黛敏郎

          この作品は日本の伝統文化と現代音楽が融合した作品として注目を集めています。

          1962年に発表されたこの楽曲は、日本の伝統舞踊「舞楽」にインスパイアされており、革新的な音楽表現で当時の音楽界に大きな影響を与えました。

          弦楽器、打楽器、木管楽器などが駆使され、緊張感のあるテンポの変化と微妙なダイナミクスが特徴的です。

          二部構成で、第一部と第二部を通して全体的にミニマルな音響とリズムが展開されます。

          日本の伝統音楽と現代的なオーケストレーションの融合を目指した黛さんの試みは、古典と現代音楽を融合させた実験的な試みとして高く評価されています。

          日本のクラシック音楽に興味のある方にぜひ聴いていただきたい一曲です。

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            内触覚的宇宙湯浅譲二

            1929年に福島県で生まれた湯浅譲二さんは日本における現代音楽・実験音楽のパイオニアです。

            「音楽とは音響エネルギー体の空間的・時間的推移」という湯浅さん独自の音楽観を持っており、この曲もスクリャービンを思わせる無調の音楽を作り上げています。

            星が瞬くようなピアノの旋律が、聴く人を包み込んでいきます。

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              日本の作曲家によるクラシック音楽。おすすめのクラシック音楽(21〜30)

              軍艦行進曲瀬戸口藤吉

              瀬戸口 藤吉 / 行進曲「軍艦」
              軍艦行進曲瀬戸口藤吉

              思わず背筋が伸びてしまう勇壮なメロディが特徴的な『軍艦行進曲』または行進曲『軍艦』は、一般的には『軍艦マーチ』として親しまれている名曲です!

              日本国内においては、アメリカの『星条旗よ永遠なれ』やドイツの『旧友』と並んで「世界三大行進曲」と呼ばれることもあるのだとか。

              海上自衛隊の儀礼曲でもあり、昭和世代にとってはパチンコ店のBGMとして記憶している方々も多いのではないでしょうか。

              一般的な軍歌という枠内をこえて国民的な楽曲と言えそうな『軍艦行進曲』の作曲を手掛けたのは、明治時代に海軍軍楽師を務めた瀬戸口藤吉さん。

              戦前の愛唱歌として知られる『愛国行進曲』なども手掛けた瀬戸口さんは、「日本行進曲の父」と言われるほどの存在なのですね。

              もともとは1893年に鳥山啓さんによる詞が先に作られており、その後瀬戸口さんが新たに作曲して1900年に生まれたのが『軍艦行進曲』です。

              実は楽曲の中間部では『海行かば』という戦前の国民歌謡が盛り込まれているのですが、皆さんはご存じでしたか?

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