日本の作曲家によるクラシック音楽。おすすめのクラシック音楽
クラシック音楽、と言われるとやはり誰でも知っている海外の作曲家による作品を思い浮かべますよね。
日常の場面でアレンジを変えて使われることも多いですし、ごく自然に多くの人が一度は耳にしていてすぐに名前を挙げられる作品は多く存在します。
それでは、日本人作曲家によるクラシック音楽の作品で知っているものを挙げてください、と言われてさっと答えられる方は少ないかもしれません。
ここでは日本人の作曲家が手掛けたクラシック音楽に注目、代表的な作品をピックアップしています。
日ごろからクラシック音楽を愛聴されている方々の中でも、あまり日本人の作品は聴いたことがないな、という方にもおすすめです。
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日本の作曲家によるクラシック音楽。おすすめのクラシック音楽(21〜30)
交響詩「曼荼羅の華」山田耕筰

山田耕筰は日本における西洋音楽の草分け的な存在です。
一般的には「赤とんぼ」などの童謡のイメージが強いと思いますが、本格的な交響曲もしっかり残しています。
この曲は山田の親友が父親の死を予感した際に書いた詩にインスピレーションを受けて書かれた曲です。
チェロ協奏曲尾高尚忠

義弟の倉田高さんのために作曲されましたが戦時中の厳しい状況下にあったため全曲初演は叶いませんでした。
初演が叶ったのは尾高没後20年が経った年で、日本フィルハーモニー交響楽団が行いました。
その時のチェリストは若林洸です。
古典的な3楽章制の保守的な曲でクラシカルな美しさを持つ曲です。
日本の作曲家によるクラシック音楽。おすすめのクラシック音楽(31〜40)
ゲッセマネの夜に松村禎三

数多くの映画音楽や合唱曲を手がけた作曲家・松村禎三さん。
アジアの伝統音楽から影響を受けた楽曲制作をおこなっており、1990年には紫綬褒章を受賞しました。
彼が晩年に製作した管弦楽曲『ゲッセマネの夜に』は、イエス・キリストを題材にした絵画の複製をモチーフに製作されました。
深い悲しみを描いたダイナミックなサウンドが印象的ですね。
スリリングかつ大胆なオーケストラの演奏にまとまっており、生命の力強さやはかなさが感じられるでしょう。
フルートやクラリネットをはじめとした管楽器の音色がドラマチックに展開する名曲です。
交響曲第1番安部幸明

スピード感溢れる痛快な傑作です。
西洋的な和声が巧みに使われていますがところどことに日本的な感覚もみられます。
第3楽章ではクラリネットの第1主題につづけてホルンが豪快に第2主題を奏でますが、ここのインパクトはかなりのものです。
一度聴いたら忘れられないでしょう。
おほむたから 作品20山田一雄

日本のクラシック音楽界を支えたことで知られる作曲家・山田一雄さん。
戦前からオーケストラの指揮を担当しており、国内外を含め数多くの舞台で活躍しました。
彼の作品のなかでも壮大な物語を感じさせるのは『おほむたから作品20』です。
日本の美しい自然風景にマッチしたオーケストラサウンドが響きます。
静と動をみごとに表現したドラマチックな作品に仕上がっています。
晴れやかで力強い意志が感じられる日本のクラシック音楽です。
国内の時代劇や歴史ドラマを好む方はぜひ聴いてみてください。
交響曲第1番橋本國彦

1940年に作曲された『交響曲第1番』は『交響曲第1番 ニ長調』と表記されることもあり、皇紀2600年奉祝曲として橋本國彦さんが作曲しました。
プロパガンダの要素が強いとされ、戦後には長らく封印されていた歴史を持つ交響曲です。
親しみやすい管弦楽の雰囲気に、紀元節を意識した要素が取り入れられた作品と語られており、日本太鼓など古来の楽器を使用して演奏される場合もあります。
作曲された当時の情勢を考えるきっかけにもなりそうな交響曲ですね。
交響曲第5番「シンプレックス」池辺晋一郎

第1楽章冒頭でいきなり主要テーマが登場してオスティナート風に展開していきます。
第2楽章はがらりと雰囲気が変わってメロディックになりますが第3楽章でまた執拗なオスティナートが登場します。
「シンプレックス」と題しながらも複雑に展開されていく池辺ワールド全開の曲です。



