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1960年代懐かしの邦楽ヒット曲。昭和の人気懐メロ集

東海道新幹線開通、カラーテレビの登場、ビートルズが来日、鉄腕アトム、アポロ11号月着陸などなど……。

高度経済成長期の中、いろいろな新しい文化で盛り上がった60年代。

1964年には東京オリンピックも開催されましたね。

音楽では歌謡曲から海外の音楽の影響を受けたものまで、実はいろいろなテイストを楽しめるのも60年代の魅力かと思います。

今でも活躍している大御所のアーティストさんもいらっしゃいますよ!

激動の時代「昭和」のヒットチャートを彩った名曲の中から、おすすめしかない60年代懐かしの楽曲をたっぷりリサーチしました。

お気に入りのあの1曲や、すてきな曲を新しく発見できるかも!?

時代が変わり続けても日本人の心にしみる数々の名曲をお楽しみください。

もくじ

1960年代懐かしの邦楽ヒット曲。昭和の人気懐メロ集(21〜40)

黒ネコのタンゴ皆川おさむ

ひばり児童合唱団の創立者・皆川和子のおいである皆川おさむが6歳の時に歌った曲がこちら。

よく聴くと比較的アダルトな内容の歌詞に、かわいらしく、たどたどしく語尾の高音がひっくりかえりそうになる皆川の歌い方が対照的でほほえましくもありますよね。

当時彼はタンゴの意味も知らなかったそうです。

そんな彼も2014年にはあとをついでひばり児童合唱団の代表に就任し、これから世に出ていくであろう若い才能を育てているそうです。

ハ・ハ・ハザ・リンド&リンダーズ

ハ・ハ・ハ – ザ・リンド&リンダース(’68.8.25)
ハ・ハ・ハザ・リンド&リンダーズ

軽快なリズムと明るいメロディに乗せて、1968年8月に発売されたザ・リンド&リンダースの元気いっぱいのポップチューン。

関西を代表するグループサウンズの一つとして、当時大きな人気を集めたノーベル製菓『アマンド・キッス』のCMにも起用され、首都圏でも認知度が高まりました。

関西を代表するGSグループのナンバーとして、B面には叙情的なバラード『フォー・デイズ・ラブ』を収録。

本作は2000年1月にアルバム『ザ・リンド&リンダース Meets ザ・ヤンガーズ コンプリート シングルズ』に収められ、新たな世代のファンにも親しまれています。

グループ・サウンズ全盛期の息吹を感じたい方や、青春時代のノスタルジーに浸りたい方にオススメの一曲です。

ブラインド・バードザ・モップス

激動の1960年代、サイケデリックムーブメントの先駆者として知られるザ・モップスが1967年11月に発表したデビュー作です。

重厚なギターリフと幻想的なサウンドが融合した斬新なアレンジは、当時の日本の音楽シーンに衝撃を与えました。

奇抜な衣装やライトショーを取り入れたパフォーマンスでも注目を集めた本作は、アルバム『サイケデリック・サウンド・イン・ジャパン』にも収録され、数々の伝説を生み出しました。

2014年4月にリリースされた完全盤『サイケデリック・サウンド・イン・ジャパン+2』でCDでの聴取が可能になり、その革新性が再評価されています。

新しい音楽の可能性を追求したい方や、日本のロック史に興味がある方にぜひ聴いていただきたい一曲です。

レッツ・ゴー・シェイク!寺内タケシ & バニーズ

渚で繰り広げられる青春のロマンスと、エレキギターによるさく裂するサウンドが織りなす1967年3月のハッピーチューン。

若者文化の象徴であるダンスホールやゴーゴー喫茶で、熱狂的な支持を集めたグループサウンズの黄金期を代表する名曲です。

寺内タケシとバニーズの代表作として知られる本作は、アルバム『レッツゴー「運命」』に収録され、第9回日本レコード大賞編曲賞に輝きました。

寺内さんの卓越したギターテクニックとバンドの一体感が生むエネルギッシュなサウンドは、サーフロックの真髄を伝える珠玉の一曲。

青春時代の輝きを思い出したい方や、日本のロック史に触れたい音楽ファンにオススメの一曲です。

サハリンの灯は消えずザ・ジェノバ

クラウンレコードが誇る1960年代グループサウンズの金字塔。

哀愁漂うメロディと北国の情景を織り込んだロシア民謡風の歌詞で、聴く人の心を揺さぶる魂の一曲です。

懐かしいようで新鮮な、唯一無二の作品世界を築き上げています。

ザ・ジェノバの1968年2月のデビューシングルは、1960年代グループサウンズの中でも異色の存在として知られ、10万枚を超える驚異的なセールスを記録。

エレキギターとバンドサウンドに歌謡曲の要素が見事に調和した本作は、故郷や愛を失った人々の切ない思いに寄り添う、珠玉のバラードとして心に残ります。

失恋や別れを経験した人、心に深い思いを秘めている人に、静かな夜に聴いていただきたい名曲です。