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【2025】海外のジャズバンドの名曲まとめ

皆さんは「ジャズバンド」と聞いてどのようなイメージを持たれているでしょうか。

著名なプレイヤーがリーダーを務めるカルテットであったり、昔ながらのオーケストラ楽団を率いるビッグバンドであったり色々かとは思いますが、今回の記事ではジャズを基調とした純然たるバンドやグループに注目して、彼らが生み出してきた名曲を中心にまとめてみました。

往年のフュージョンバンドはもちろん、特に近年はジャズをさらに発展させて世界的に評価されているバンドやグループが多く存在していますから、そういった新世代のバンドたちの名曲もたっぷり紹介します!

【2025】海外のジャズバンドの名曲まとめ(11〜20)

Summon The FireThe Comet Is Coming

宇宙の入口で踊るような衝動が鳴り出す。

ロンドンのトリオ、ザ・コメット・イズ・カミングは、ジャズにエレクトロやファンクを掛け合わせる冒険的バンドです。

この楽曲はサックスの咆哮と鋭いシンセ、加速するドラムが一体となり、言葉を使わず内なる炎を呼び覚ます儀式を描き破壊と再生、覚醒の瞬間を音で刻みつけます。

2019年3月にシングルとして発売され、同月のアルバム『Trust in the Lifeforce of the Deep Mystery』に収録。

『Channel the Spirits』は2016年にマーキュリー・プライズへノミネート。

夜のドライブやランニング、作業への没入にオススメです!

The Noonward RaceMahavishnu Orchestra

ジャズ・ロックの地平を切り開いたことで知られるマハヴィシュヌ・オーケストラ。

1971年11月に世に出た彼らのデビュー・アルバム『The Inner Mounting Flame』は、ビルボードJazz Albumsで11位を記録しました。

アルバム収録曲の一つである本作は、強烈なエネルギーに満ちています。

ジョン・マクラフリンさんのギター、ビリー・コブハムさんのドラムを軸に展開される演奏は、ジャズ、ロック、インド音楽が融合した革新的サウンドです。

複雑なリズム、変拍子がもたらす緊張感と超絶技巧は、音の格闘技さながらです。

1972年4月、Mar y Solポップ・フェスティバルでの熱演も名高いこの楽曲は、革新的な音楽体験を求める方にはたまらないでしょう。

101 EastboundFourplay

91年発表のアルバム「Fourplay」収録。

90年結成。

Bob James、Nathan East、Lee Ritenour、Harvey Masonというフュージョン界のスターが集まったスーパーバンドと呼ぶべき存在です。

スターが集まっただけあって、サウンドのアンサンブルが最高ですね。

XaviSnarky Puppy

グラミー賞を始め多くの賞を獲得している、メンバー30人以上が入れ替わり演奏することで知られるファンクグループ、スナーキー・パピー。

フュージョンでは最も有名なバンドうちのひとつです。

こちらの楽曲『Xavi』は情熱的なリズムに乗せ、たくさんのメロディを担当する楽器が登場します。

10分弱の曲でも少しも飽きさせない圧巻のナンバーです。

On the Sunny Side of the StreetThe Manhattan Transfer

On The Sunny Side Of The Street The Manhattan Transfer 2008)
On the Sunny Side of the StreetThe Manhattan Transfer

ネスレ「ホームカフェシリーズ」アサヒビール「クリアアサヒ」などのCM曲に使われました。

1930年にドロシー・フィールズ作詞、ジミー・マクヒュー作曲によるブロードウェイ・ミュージカル用の曲として発表されました。

後に、フランクシナトラ、トミー・ドーシーやカウント・ベイシーなどそうそうたるジャズミュージシャンにより演奏され、ジャズのスタンダードとなりました。

THE LOW SPARK OF HIGH HEELED BOYSTraffic

TRAFFIC – THE LOW SPARK OF HIGH-HEELED BOYS – The Low Spark Of High-Heeled Boys (1971) :: SOTW #22
THE LOW SPARK OF HIGH HEELED BOYSTraffic

イギリスのブルースロック系ミュージシャンであるスティーヴ・ウィンウッドさんが在籍していたことでも知られるフュージョン・バンドがトラフィックです。

『THE LOW SPARK OF HIGH-HEELED BOYS』は1971年にリリースされたアルバムのタイトル曲で、フュージョンには珍しく歌モノの楽曲なんですよね。

しかしながらグルーヴィな演奏とそれぞれのプレイヤーたちによるアドリブがあるところなどは、まさにフュージョンのサウンドといえます。

【2025】海外のジャズバンドの名曲まとめ(21〜30)

スイングしなけりゃ意味ないねBenny Carter Jazz All Stars Orchestra

ベニー・カーターはアルト・サックス、クラリネット、トランペットを吹き熟し、作曲家、編曲家としても活躍しました。

彼とジャズ・オールスター・オーケストラの演奏はデュークエリントンの「スイングしなけりゃ意味ないね」。

ソロが素晴らしい!