ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング
オシャレで洗練されたイメージのジャズって、耳なじみがよくってBGMに最適ですよね。
カフェやレストランでもBGMとして流れていることも多く、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
そんなジャズの名曲の数々はCMでも大活躍しているんです!
ジャズスタンダードと呼ばれる世界の定番曲から、ポップスやアニメソングのジャズアレンジまで、いろいろなジャズナンバーがこれまでCMに起用されてきました。
この記事では、そうしたCMに起用されたあらゆるジャズを一挙に紹介していきますね!
これをキッカケにジャズに興味を持ってみてはいかがでしょうか?
ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング(11〜20)
Take the ‘A’ TrainBilly Strayhorn

今後も世界中で愛され続けていくであろう、定番中の定番、ジャズのスタンダードナンバーです。
邦題『A列車で行こう』の呼び方がみなさんにとってはなじみ深いかもしれませんね。
アメリカの作曲家、ビリー・ストレイホーンによって作られ、1941年に理コードリリースされました。
日本では近年、吹奏楽を題材にした映画『スウィングガールズ』で取り上げられ、人気が再燃。
リズミカルな曲調が聴き心地ばつぐんの、文句のつけようがない名曲です。
My Favorite ThingsJohn Coltrane


JR東海「そうだ 京都、行こう」のCM曲として定番の1曲。
この曲はもともとは、ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の中に出てくる1曲でした。
リチャード・ロジャースさん作曲、オスカー・ハマースタイン2世作詞による楽曲ですが、後にジョン・コルトレーンさんなど多くのジャズミュージシャンにカバーされ、ジャズのスタンダードとして知られています。
What’s New?Dara Sedaka


1996年、DVDが登場した当時のパナソニックのCMでは、ハンク・ジョーンズさんが出演し、ボブ・ハガートさんが作曲した『What’s New?』を演奏する様子が映されています。
CMにはダラ・セダカさんも出演しており、美しい歌声を披露していました。
この曲はこれまでに数多くのミュージシャンにカバーされており、リンダ・ロンシュタットさん、ヘレン・メリルさん、ジョン・コルトレーンさんによるカバーも有名です。
Feel The BernMike Casey

電気自動車のアリアのCM「忘れられぬ気持ちよさ」篇は、洗練された雰囲気のジャズを聴く男性とアリアの走行シーンが交互に流れる構成です。
電気自動車でありながら走りを楽しめる力強い走行性能を思わせる映像に仕上げられており、興味を持った方も多いのでは?
このCMの背景で流れているジャズは、次世代のジャズサックス奏者として注目を集めるアメリカのマイク・ケイシーさんによるもの。
次の展開はどうなるのかとドキドキさせられるような空気感と、力強いサックスの音色が魅力です。
Que Sera, SeraDoris Day


キリンビールの淡麗グリーンラベルなどをはじめ、数多くのCM曲に使われてきた楽曲。
アルフレッド・ヒッチコックさんの映画『知りすぎた男』のために1956年発表された曲でレイ・エバンズさんが作詞、ジェイ・リビングストンさんが作曲を担当。
スペイン語で「なるようになるさ」を意味し、すっかり日本語としても定着しているケセラセラですが、サスペンス映画の中に使われているあたりに、ヒッチコックさんらしさが出ています。
Palm BeachMichel Magne

サントリーのBOSS無糖ブラックのCMに使われていたのが、こちらの曲。
もともとが1963年のフランス映画で、同じタイトルの『地下鉄のメロディ』のテーマ曲。
当時も、世界的にもスクリーンの大スターだったアラン・ドロンさんとジャン・ギャバンさんの二大俳優が共演したということで、全世界的にも大ヒットした映画でした。
ちょっとかっこいい、ちょい悪オヤジがまだ若かったことを思い出して、ニヒルに笑みなど浮かべながら飲む1本のイメージとしては、これ以上にぴったりはまる楽曲はないかもしれません。
ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング(21〜30)
Round MidnightThelonious Monk Quartet

本田技研工業「プレリュード」をはじめ、数多くのCMやテレビなどに採用されたこともあるラウンドミッドナイト。
ジャズの中では名曲中の名曲で、このセロニアスモンクをはじめ、数多くの、ジャズの名ミュージシャンが、この楽曲を録音しています。
譜面通りに演奏しても味わいのある楽曲ですが、さらにアレンジを聴かせた録音が多く、聴き比べてみるのには非常にオススメできる曲でもあります。