ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング
オシャレで洗練されたイメージのジャズって、耳なじみがよくってBGMに最適ですよね。
カフェやレストランでもBGMとして流れていることも多く、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
そんなジャズの名曲の数々はCMでも大活躍しているんです!
ジャズスタンダードと呼ばれる世界の定番曲から、ポップスやアニメソングのジャズアレンジまで、いろいろなジャズナンバーがこれまでCMに起用されてきました。
この記事では、そうしたCMに起用されたあらゆるジャズを一挙に紹介していきますね!
これをキッカケにジャズに興味を持ってみてはいかがでしょうか?
ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング(11〜20)
The SidewinderLee Morgan

アメリカのジャズトランペット奏者、リー・モーガンさんの『The Sidewinder』がかつてシビックセダンのCMに起用されていました。
ミニマルなメロディから徐々に展開していく様子が特徴的で、次はどうなるんだろうとワクワクさせられますね。
CMにはアレンジバージョンが起用されており、鋭いバイオリンの音色が印象的です。
Moanin′Art Blakey

1990年の三菱ランサーのCMに起用されたこの曲、メロディに聴き覚えがある方は多いのではないでしょうか?
この曲はアメリカのジャズドラマー、アート・ブレイキーさんが1958年にリリースした『Moanin′』という曲です。
どこか不気味な雰囲気も感じさせるテーマが印象的。
ザ・ピーナッツやTRI4THなど、日本のアーティストもカバーしているんですよ。
What’s New?Dara Sedaka


1996年、DVDが登場した当時のパナソニックのCMでは、ハンク・ジョーンズさんが出演し、ボブ・ハガートさんが作曲した『What’s New?』を演奏する様子が映されています。
CMにはダラ・セダカさんも出演しており、美しい歌声を披露していました。
この曲はこれまでに数多くのミュージシャンにカバーされており、リンダ・ロンシュタットさん、ヘレン・メリルさん、ジョン・コルトレーンさんによるカバーも有名です。
Que Sera, SeraDoris Day


キリンビールの淡麗グリーンラベルなどをはじめ、数多くのCM曲に使われてきた楽曲。
アルフレッド・ヒッチコックさんの映画『知りすぎた男』のために1956年発表された曲でレイ・エバンズさんが作詞、ジェイ・リビングストンさんが作曲を担当。
スペイン語で「なるようになるさ」を意味し、すっかり日本語としても定着しているケセラセラですが、サスペンス映画の中に使われているあたりに、ヒッチコックさんらしさが出ています。
Feel The BernMike Casey

電気自動車のアリアのCM「忘れられぬ気持ちよさ」篇は、洗練された雰囲気のジャズを聴く男性とアリアの走行シーンが交互に流れる構成です。
電気自動車でありながら走りを楽しめる力強い走行性能を思わせる映像に仕上げられており、興味を持った方も多いのでは?
このCMの背景で流れているジャズは、次世代のジャズサックス奏者として注目を集めるアメリカのマイク・ケイシーさんによるもの。
次の展開はどうなるのかとドキドキさせられるような空気感と、力強いサックスの音色が魅力です。
Palm BeachMichel Magne

サントリーのBOSS無糖ブラックのCMに使われていたのが、こちらの曲。
もともとが1963年のフランス映画で、同じタイトルの『地下鉄のメロディ』のテーマ曲。
当時も、世界的にもスクリーンの大スターだったアラン・ドロンさんとジャン・ギャバンさんの二大俳優が共演したということで、全世界的にも大ヒットした映画でした。
ちょっとかっこいい、ちょい悪オヤジがまだ若かったことを思い出して、ニヒルに笑みなど浮かべながら飲む1本のイメージとしては、これ以上にぴったりはまる楽曲はないかもしれません。
ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング(21〜30)
人生は夢だらけ椎名林檎

かんぽ生命のCMで高畑充希が歌う曲として椎名林檎が提供した曲を、椎名林檎自身がセルフカバーした曲です。
彼女の独特な歌声がよく似合っているジャズテイストの曲です。
キャバレーで流れていそうな雰囲気がただようこの曲ですが、ミュージカルを意識したようにも感じられますよね。
聴いているだけで踊りだしたくなるような少し大人の香りがする1曲です。