ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング
オシャレで洗練されたイメージのジャズって、耳なじみがよくってBGMに最適ですよね。
カフェやレストランでもBGMとして流れていることも多く、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
そんなジャズの名曲の数々はCMでも大活躍しているんです!
ジャズスタンダードと呼ばれる世界の定番曲から、ポップスやアニメソングのジャズアレンジまで、いろいろなジャズナンバーがこれまでCMに起用されてきました。
この記事では、そうしたCMに起用されたあらゆるジャズを一挙に紹介していきますね!
これをキッカケにジャズに興味を持ってみてはいかがでしょうか?
ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング(31〜40)
My Favorite ThingsJUJU

ヒップホップやR&Bなど、さまざまなシーンとの交流をしながら活動を続けているシンガーのJUJUの1曲です。
たくさんのジャンルとの関わりがある彼女ですが、もっとも影響を受けているのはジャズだそう。
JUJUという名前も、ジャズサックス奏者のウェイン・ショーターのアルバムタイトルからとったというのは有名ですよね!
ヒットソングを歌うJUJUとはまた違ったかっこいい一面が見られます。
Di-gue ding dingMichel Legrand

ディグ・ディン・ディン(Di-gue ding ding)はサントリーのビール類のシリーズCM(モルツ・ダイエット生・マグナムドライ)、資生堂「uno FOGBAR」のCMにつかわれている曲。
今回はミシェル・ルグランの演奏でお楽しみください。
彼自身が85歳ということもあり、すっかり古い楽曲かと思っている方も多いようですが、こちらは彼自身の作曲。
もともとパリ国立高等音楽院で、ピアノ伴奏などを学び、映画音楽などを中心に活躍するとともに、ジャズピアニストとしても、そしてジャズシンガーとしても活躍。
円熟の、安定した楽曲、そして演奏だけに、商品の格まで引き上げてくれそうです。
I’ve Got RhythmHiromi Uehara

ナショナル「スチームオーブンレンジビストロ」、ハウス食品「とんがりコーン「青空とんがり楽団」篇」や三井不動産の「東京ミッドタウン」など多くのCM曲に使われました。
もともとはガーシュウィン兄弟によるミュージカルの挿入曲でしたが、後に「巴里のアメリカ人」で主役のジーン・ケリーが歌い踊り、以後ジャズのスタンダードとして多くのミュージシャンにカバーされています。
On the Sunny Side of the StreetThe Manhattan Transfer

ネスレ「ホームカフェシリーズ」、アサヒビール「クリアアサヒ」などのCM曲に使われました。
1930年にドロシー・フィールズ作詞、ジミー・マクヒュー作曲によるブロードウェイミュージカル用の曲として発表されました。
後に、トミー・ドーシーやカウント・ベイシーなどそうそうたるジャズミュージシャンにより演奏され、ジャズのスタンダードとなりました。
Begin The BeguineMichael Bublé

近年では、三菱自動車「ギャランフォルティス」、昔も大手のCMなど多数に使われてきたJAZZの名曲です。
1933年、ミュージカル「ジュビリー」劇中歌として作曲されたもの。
作曲者は、コール・ポーター。
ステージのヒットとともに、瞬く間にジャズのスタンダードにまでなったほど。
日本では、ジャズ歌手のほか、ロカビリーフォーク歌手など、幅広い人々に歌い継がれる名曲。
カタカナで覚えている人も多いため、あまり知られていませんが、タイトルの「ビギン」とは、西インド諸島にあるマルティニーク島の民族舞曲をさしています。
ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング(41〜50)
Tennessee WaltzConnie Francis

現在では綾戸智恵のパフォーマンスによる日興アセットマネジメントのCMを始め、かつては大手のさまざまな商品に採用されていた楽曲「テネシー・ワルツ」。
男性ジャズシンガーを始め、ブラス系のミュージシャン、ピアノアレンジなどさまざまなジャズの名盤が存在しています。
今回は非常に古い、コニー・フランシスの録音のものをお楽しみください。
On the Sunny Side of the StreetLouis Armstrong

昔から、放送されている本数も全国各地で多く、ジャズやニューミュージックの名曲で、一流プレイヤーのものを起用することも多いネスレ。
「ホームカフェ」のCMで使われている曲がこちらです。
一番知られているのが、ルイアームストロング、ウィリーネルソンなどのプレイヤーのものですが、比較的新しいロックポップ系のアーティストでは、ロッドスチュワート、マンハッタントランスファーなどのものも人気です。
和やかミディアムテンポ、心地よく弾むようなリズム感など、本当に自宅でのくつろぎタイムの気分を上げてくれそうな、コーヒータイムにJAZZをお供にしたくなるほどのナンバーです。