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ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング

オシャレで洗練されたイメージのジャズって、耳なじみがよくってBGMに最適ですよね。

カフェやレストランでもBGMとして流れていることも多く、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。

そんなジャズの名曲の数々はCMでも大活躍しているんです!

ジャズスタンダードと呼ばれる世界の定番曲から、ポップスやアニメソングのジャズアレンジまで、いろいろなジャズナンバーがこれまでCMに起用されてきました。

この記事では、そうしたCMに起用されたあらゆるジャズを一挙に紹介していきますね!

これをキッカケにジャズに興味を持ってみてはいかがでしょうか?

ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング(41〜50)

Strangers in the NightMel Torme

ANA「国内線プレミアムクラス」、トヨタ「クラウン」などのCM曲に使われました。

この曲は、1965年の映画「ダイヤモンド作戦」の主題歌で、翌年にフランク・シナトラが歌いヒットしました。

この曲でグラミー賞も受賞したのですが、シナトラ自身はあまり好まなかった曲だといわれています。

Rhapsody in BlueAndre Previn

ガーシュウィン: 《ラプソディー・イン・ブルー》 プレヴィン / ピッツバーグ
Rhapsody in BlueAndre Previn

日産「ブルーバード」のCMにも使われていたそのもの。

アンドレ・プレヴィンのこちらの演奏が使われていたのは、ちょうどバブル期のU11モデル、1985年頃ということもあり、復活したブルーバードと、この演奏をあわせて覚えている方も少なくないはずです。

当時は、各社のCMも、いまほど頻繁に、楽曲や映像を変えない時期でもあったということもあり、お父さんお母さんからおじいちゃんおばあちゃん世代には、この曲を聴くだけでブルーバードが頭に浮かぶほど。

実際に演奏も素晴らしいものがあります。

S WonderfulGeorge Gershwin

【高画質】サントリー生ビールMALT’S「ス・ワンダフル」(1987/1/30)

サントリー生ビールMALT’SのCMに起用された『’S Wonderful』は、アイラ・ガーシュウィンとジョージ・ガーシュウィンのガーシュウィン兄弟によって1927年に制作されました。

ブロードウェイ・ミュージカル『ファニー・フェイス』で演じられたほか、1957年には映画『パリの恋人』の主題歌にもなりました。

CMではアルバン・ベルク・カルテットが弦楽器でアレンジしたバージョンが用いられており、原曲よりものどかで優雅な雰囲気に仕上がっていますね。

Smoke Gets In Your EyesJo Stafford

トヨタ自動車 プレミオ 2005 cm

1933年ミュージカル『ロバータ』の曲として作られた楽曲で、日本では『煙が目にしみる』の邦題で親しまれている1曲です。

2005年に放送されたトヨタプレミオのCMに起用されていました。

CMではジョー・スタッフォードさんがカバーしたバージョンが用いられており、優美で上品な雰囲気の楽曲に仕上がっています。

プラターズをはじめ、ほかにも多くのミュージシャンによるバージョンが存在していますので、聴き比べてみてもおもしろいかもしれません。

Baby Elephant WalkHenry Mancini

もともとは1962年公開の映画の劇中歌であった「子象の行進(Baby Elephant Walk)」。

近年ではサッポロビール「麦とホップ」のCMに使われているほか、スカパラが新たにリリース、そしてちょっと懐かしいところではNHKのみんなの歌で、あの、ビューティフルサンデーの田中星児なども歌っています。

学校の学芸会や音楽の授業で、また音楽のおけいこごとの発表会などで演奏されるお子さんも多いかもしれません。

Quizas Quizas Quizas (Perhaps Perhaps Perhaps)Pink Martini

Pink Martini, Quizas Quizas Quizas (Perhaps Perhaps Perhaps)
Quizas Quizas Quizas (Perhaps Perhaps Perhaps)Pink Martini

日産自動車「ティーダ」のCM曲に使われました。

この曲の原曲は、キューバのオスバルド・ファレス作曲の「Quizas, quizas, quizas」で、後にジョー・デイビスにより英語の歌詞がつけられ、タイトルも「Perhaps, Perhaps, Perhaps」としてドリス・デイなどによりカバーされ、ヒットしました。

Work SongCannonball Adderley Quintet

The Cannonball Adderley Quintet – Work Song
Work SongCannonball Adderley Quintet

もう見かけなくなって久しい商品。

ちょうど大正製薬「サモン」のCMのキャッチコピーが「大統領のように働き、王様のように遊ぶ」の時代に、テレビCMにこちらの楽曲が使われていました。

CMでは日本のミュージシャン日野皓正などを起用し、バブリーでゴージャスな、花火などまで打ち上げる演出のバックに、ボーカル付きのこちらの曲を採用。

トランペット部分のソロで有名な曲だけに、トランペット奏者に休暇を……といった意味があるコマーシャルでした。

今回は、インスト版で、超絶なトランペットの技巧をお楽しみください。