ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング
オシャレで洗練されたイメージのジャズって、耳なじみがよくってBGMに最適ですよね。
カフェやレストランでもBGMとして流れていることも多く、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
そんなジャズの名曲の数々はCMでも大活躍しているんです!
ジャズスタンダードと呼ばれる世界の定番曲から、ポップスやアニメソングのジャズアレンジまで、いろいろなジャズナンバーがこれまでCMに起用されてきました。
この記事では、そうしたCMに起用されたあらゆるジャズを一挙に紹介していきますね!
これをキッカケにジャズに興味を持ってみてはいかがでしょうか?
ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング(21〜30)
Tennessee Waltz綾戸智恵

日興アセットマネジメントのCM曲に使われました。
このCMには絵宿知恵が出演し歌っています。
この曲の原曲はカントリー音楽のピー・ウィーキング作曲、レッド・スチュワート作詞による楽曲でしたが、1950年代にパティ・ペイジがカバーし世界的なヒットとなりました。
Mack the KnifeElla Fitzgerald

ハーゲンダッツ、伊藤ハム「中元ギフト「独り言」編」などのCM曲に使われました。
この曲はもともとはドイツの戯曲家ブレヒトが書いた「三文オペラ」の挿入曲で、英語のタイトルはこの戯曲の主人公の名前のドイツ語読みをさしています。
ジャズ界の3大女性ボーカリストの一人エラ・フィッツジェラルドの代表曲でもあります。
ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング(31〜40)
Someone To Watch Over MeGeorge Gershwin

セコムのCMなどに使われている、ジャズの名曲。
ガーシュウィンの音楽は、ミュージカルや劇中歌として使われているものが非常に多くありますが、この曲もそんな中で、人気のある楽曲。
1926年録音の、ピアノによるものをお楽しみください。
さまざまな楽器によるアレンジがあり、オーケストラ版などもかなり迫力があり、またアップテンポのものなどもすてきです。
What A Wonderful WorldLouis Armstrong

セコム、ホンダ「シビック」、ソニー「ハンディカム」などなど、大手各社でも、本当に頻繁に放映されているCMの曲に使われることが多い楽曲。
ベトナム戦争への反戦JAZZとしても知られ、日本語では「この素晴らしき世界」として、教科書などにも掲載されたことがある、ルイ・アームストロングの代表的な1曲。
この笑顔と声色だからこそ、魅力的な1曲ですね。
Tea For TwoBeverly Kenney

味の素「100周年記念」企業広告、アルソア化粧品「洗顔石鹸」などのCM曲に使われました。
もともとは、1925年公開のミュージカル「ノー・ノー・ナネット」の挿入歌としてヒットした楽曲でした。
その後、1950年にタイトルはそのままに映画化され、ドリス・デイが主演をつとめヒットしたそうです。
When you’re smilingBillie Holiday

ソフトバンク「iPhone 4」のCM曲に使われました。
「サッチモ」の愛称で親しまれたジャズトランペット奏者であり、ボーカリストでもあったルイ・アームストロングが1929年にレコーディングして以来、ジャズのスタンダードとなった曲です。
Someday My Prince Will ComeMiles Davis

古くは化粧品のカネボウ「EVITA」、シャープ「プラズマクラスターシリーズ」などのCM曲に使われていた曲。
もともとは、ラリーモーリー作詞、フランクチャーチル作曲で、1937年のディズニー映画でも初代の「白雪姫」の劇中歌。
ジャズのスタンダード中のスタンダードで、ハービーハンコック、マイルスデイビスなどの演奏、そして国内プレイヤーも含めて、数多くのアーティストが、アンコールなどでさらっと演奏してくれる機会も多い楽曲でもあります。