ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング
オシャレで洗練されたイメージのジャズって、耳なじみがよくってBGMに最適ですよね。
カフェやレストランでもBGMとして流れていることも多く、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。
そんなジャズの名曲の数々はCMでも大活躍しているんです!
ジャズスタンダードと呼ばれる世界の定番曲から、ポップスやアニメソングのジャズアレンジまで、いろいろなジャズナンバーがこれまでCMに起用されてきました。
この記事では、そうしたCMに起用されたあらゆるジャズを一挙に紹介していきますね!
これをキッカケにジャズに興味を持ってみてはいかがでしょうか?
ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング(21〜30)
Someone To Watch Over MeGeorge Gershwin

セコムのCMなどに使われている、ジャズの名曲。
ガーシュウィンの音楽は、ミュージカルや劇中歌として使われているものが非常に多くありますが、この曲もそんな中で、人気のある楽曲。
1926年録音の、ピアノによるものをお楽しみください。
さまざまな楽器によるアレンジがあり、オーケストラ版などもかなり迫力があり、またアップテンポのものなどもすてきです。
Tea For TwoBeverly Kenney

味の素「100周年記念」企業広告、アルソア化粧品「洗顔石鹸」などのCM曲に使われました。
もともとは、1925年公開のミュージカル「ノー・ノー・ナネット」の挿入歌としてヒットした楽曲でした。
その後、1950年にタイトルはそのままに映画化され、ドリス・デイが主演をつとめヒットしたそうです。
ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング(31〜40)
I’ve Got RhythmHiromi Uehara

ナショナル「スチームオーブンレンジビストロ」、ハウス食品「とんがりコーン「青空とんがり楽団」篇」や三井不動産の「東京ミッドタウン」など多くのCM曲に使われました。
もともとはガーシュウィン兄弟によるミュージカルの挿入曲でしたが、後に「巴里のアメリカ人」で主役のジーン・ケリーが歌い踊り、以後ジャズのスタンダードとして多くのミュージシャンにカバーされています。
Smoke Gets In Your EyesJo Stafford


1933年ミュージカル『ロバータ』の曲として作られた楽曲で、日本では『煙が目にしみる』の邦題で親しまれている1曲です。
2005年に放送されたトヨタプレミオのCMに起用されていました。
CMではジョー・スタッフォードさんがカバーしたバージョンが用いられており、優美で上品な雰囲気の楽曲に仕上がっています。
プラターズをはじめ、ほかにも多くのミュージシャンによるバージョンが存在していますので、聴き比べてみてもおもしろいかもしれません。
S WonderfulGeorge Gershwin


サントリー生ビールMALT’SのCMに起用された『’S Wonderful』は、アイラ・ガーシュウィンとジョージ・ガーシュウィンのガーシュウィン兄弟によって1927年に制作されました。
ブロードウェイ・ミュージカル『ファニー・フェイス』で演じられたほか、1957年には映画『パリの恋人』の主題歌にもなりました。
CMではアルバン・ベルク・カルテットが弦楽器でアレンジしたバージョンが用いられており、原曲よりものどかで優雅な雰囲気に仕上がっていますね。
Georgia On My MindDavid Sanborn


1994年のジョージアのCMに起用されたこの曲は、デイヴィッド・サンボーンさんが演奏する『Georgia On My Mind』です。
CMにはデイヴィッド・サンボーンさんがサックスを演奏する姿が印象的に映し出されています。
この曲はもともとホーギー・カーマイケル楽団によって1930年にレコーディングされた曲で、その後さまざまなジャンルのミュージシャンにカバーされ、ジャズのスタンダードナンバーとしても親しまれています。
色気のあるサックスが奏でるメロディラインに魅了された方は多いのではないでしょうか?
When you’re smilingBillie Holiday

ソフトバンク「iPhone 4」のCM曲に使われました。
「サッチモ」の愛称で親しまれたジャズトランペット奏者であり、ボーカリストでもあったルイ・アームストロングが1929年にレコーディングして以来、ジャズのスタンダードとなった曲です。