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ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング

オシャレで洗練されたイメージのジャズって、耳なじみがよくってBGMに最適ですよね。

カフェやレストランでもBGMとして流れていることも多く、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。

そんなジャズの名曲の数々はCMでも大活躍しているんです!

ジャズスタンダードと呼ばれる世界の定番曲から、ポップスやアニメソングのジャズアレンジまで、いろいろなジャズナンバーがこれまでCMに起用されてきました。

この記事では、そうしたCMに起用されたあらゆるジャズを一挙に紹介していきますね!

これをキッカケにジャズに興味を持ってみてはいかがでしょうか?

ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング(21〜30)

Smoke Gets In Your EyesJo Stafford

トヨタ自動車 プレミオ 2005 cm

1933年ミュージカル『ロバータ』の曲として作られた楽曲で、日本では『煙が目にしみる』の邦題で親しまれている1曲です。

2005年に放送されたトヨタプレミオのCMに起用されていました。

CMではジョー・スタッフォードさんがカバーしたバージョンが用いられており、優美で上品な雰囲気の楽曲に仕上がっています。

プラターズをはじめ、ほかにも多くのミュージシャンによるバージョンが存在していますので、聴き比べてみてもおもしろいかもしれません。

人生は夢だらけ椎名林檎

かんぽ生命のCMで高畑充希が歌う曲として椎名林檎が提供した曲を、椎名林檎自身がセルフカバーした曲です。

彼女の独特な歌声がよく似合っているジャズテイストの曲です。

キャバレーで流れていそうな雰囲気がただようこの曲ですが、ミュージカルを意識したようにも感じられますよね。

聴いているだけで踊りだしたくなるような少し大人の香りがする1曲です。

S WonderfulGeorge Gershwin

【高画質】サントリー生ビールMALT’S「ス・ワンダフル」(1987/1/30)

サントリー生ビールMALT’SのCMに起用された『’S Wonderful』は、アイラ・ガーシュウィンとジョージ・ガーシュウィンのガーシュウィン兄弟によって1927年に制作されました。

ブロードウェイ・ミュージカル『ファニー・フェイス』で演じられたほか、1957年には映画『パリの恋人』の主題歌にもなりました。

CMではアルバン・ベルク・カルテットが弦楽器でアレンジしたバージョンが用いられており、原曲よりものどかで優雅な雰囲気に仕上がっていますね。

Georgia On My MindDavid Sanborn

David Sanborn: “Georgia On My Mind” | International Jazz Day 2022
Georgia On My MindDavid Sanborn
コカ・コーラ ジョージア CM 1994年

1994年のジョージアのCMに起用されたこの曲は、デイヴィッド・サンボーンさんが演奏する『Georgia On My Mind』です。

CMにはデイヴィッド・サンボーンさんがサックスを演奏する姿が印象的に映し出されています。

この曲はもともとホーギー・カーマイケル楽団によって1930年にレコーディングされた曲で、その後さまざまなジャンルのミュージシャンにカバーされ、ジャズのスタンダードナンバーとしても親しまれています。

色気のあるサックスが奏でるメロディラインに魅了された方は多いのではないでしょうか?

明るい表通りで優河

もともとはジャズミュージシャンのルイ・アームストロングの楽曲です。

原曲は少し陽気な雰囲気のする楽曲ですが、このCMで使われているバージョンではエレクトリックピアノのサウンドが印象的なアレンジが施されています。

とってもスタイリッシュな印象のする曲で、一見からあげとは合わなさそうですが意外に違和感がないCMに仕上がっていますね。

Creopatra’s DreamBud Powell

この曲、クレオパトラの夢、中でも#1は、とくに日本でだけ著名な楽曲として有名。

数多くのジャズミュージシャンが、さまざまな楽器とアレンジで演奏しています。

テレビCMでは、かつてサッポロビールが「缶生」のコマーシャルに採用していました。

テレビ番組やコーナーなどの挿入歌としてもよく使われていることもあり、耳なじみのよい、しずかに畳み掛けてきながらも、ほどほい距離感と落ち着きが楽しめる曲。

ピアノでは非常に多くのアレンジと録音があります。

今回は、とくに有名で、演奏としての評価も高い、バド・パウエル作品をお楽しみください。

SpainChick Corea

Chick Corea – Spain – Live At Montreux 2004
SpainChick Corea

モダンジャズの演奏家としてのチック・コリアは、幅広い作品で有名です。

こちらの楽曲スペインも、彼の演奏家としての技巧と表現力だからこその味わいをしっかり出している、素晴らしい楽曲。

派手なパッセージなどがふんだんにあるといった楽曲ではないのですが、ちょっとうまく引けるプロミュージシャンだけでは、なかなかすべての部分の表現や細部の再現すら難しい曲でもあります。

CMではキリンベバレッジの「生茶」に採用されており、非常に数多く、耳にしたこともあるメロディかもしれません。

今回は、作曲者本人でもあるチック・コリアが、モントリオールのイベントで行ったパフォーマンスをどうぞ。