RAG MusicJazz
素敵なジャズ
search

ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング

オシャレで洗練されたイメージのジャズって、耳なじみがよくってBGMに最適ですよね。

カフェやレストランでもBGMとして流れていることも多く、落ち着いた雰囲気を演出してくれます。

そんなジャズの名曲の数々はCMでも大活躍しているんです!

ジャズスタンダードと呼ばれる世界の定番曲から、ポップスやアニメソングのジャズアレンジまで、いろいろなジャズナンバーがこれまでCMに起用されてきました。

この記事では、そうしたCMに起用されたあらゆるジャズを一挙に紹介していきますね!

これをキッカケにジャズに興味を持ってみてはいかがでしょうか?

ジャズのCMソング。人気のコマーシャルソング(21〜30)

Round MidnightThelonious Monk Quartet

本田技研工業「プレリュード」をはじめ、数多くのCMやテレビなどに採用されたこともあるラウンドミッドナイト。

ジャズの中では名曲中の名曲で、このセロニアスモンクをはじめ、数多くの、ジャズの名ミュージシャンが、この楽曲を録音しています。

譜面通りに演奏しても味わいのある楽曲ですが、さらにアレンジを聴かせた録音が多く、聴き比べてみるのには非常にオススメできる曲でもあります。

Creopatra’s DreamBud Powell

この曲、クレオパトラの夢、中でも#1は、とくに日本でだけ著名な楽曲として有名。

数多くのジャズミュージシャンが、さまざまな楽器とアレンジで演奏しています。

テレビCMでは、かつてサッポロビールが「缶生」のコマーシャルに採用していました。

テレビ番組やコーナーなどの挿入歌としてもよく使われていることもあり、耳なじみのよい、しずかに畳み掛けてきながらも、ほどほい距離感と落ち着きが楽しめる曲。

ピアノでは非常に多くのアレンジと録音があります。

今回は、とくに有名で、演奏としての評価も高い、バド・パウエル作品をお楽しみください。

Tennessee Waltz綾戸智恵

日興アセットマネジメントのCM曲に使われました。

このCMには絵宿知恵が出演し歌っています。

この曲の原曲はカントリー音楽のピー・ウィーキング作曲、レッド・スチュワート作詞による楽曲でしたが、1950年代にパティ・ペイジがカバーし世界的なヒットとなりました。

明るい表通りで優河

もともとはジャズミュージシャンのルイ・アームストロングの楽曲です。

原曲は少し陽気な雰囲気のする楽曲ですが、このCMで使われているバージョンではエレクトリックピアノのサウンドが印象的なアレンジが施されています。

とってもスタイリッシュな印象のする曲で、一見からあげとは合わなさそうですが意外に違和感がないCMに仕上がっていますね。

SpainChick Corea

Chick Corea – Spain – Live At Montreux 2004
SpainChick Corea

モダンジャズの演奏家としてのチック・コリアは、幅広い作品で有名です。

こちらの楽曲スペインも、彼の演奏家としての技巧と表現力だからこその味わいをしっかり出している、素晴らしい楽曲。

派手なパッセージなどがふんだんにあるといった楽曲ではないのですが、ちょっとうまく引けるプロミュージシャンだけでは、なかなかすべての部分の表現や細部の再現すら難しい曲でもあります。

CMではキリンベバレッジの「生茶」に採用されており、非常に数多く、耳にしたこともあるメロディかもしれません。

今回は、作曲者本人でもあるチック・コリアが、モントリオールのイベントで行ったパフォーマンスをどうぞ。

Mack the KnifeElla Fitzgerald

Mack the knife – Ella Fitzgerald & Duke Ellington
Mack the KnifeElla Fitzgerald

ハーゲンダッツ、伊藤ハム「中元ギフト「独り言」編」などのCM曲に使われました。

この曲はもともとはドイツの戯曲家ブレヒトが書いた「三文オペラ」の挿入曲で、英語のタイトルはこの戯曲の主人公の名前のドイツ語読みをさしています。

ジャズ界の3大女性ボーカリストの一人エラ・フィッツジェラルドの代表曲でもあります。

What A Wonderful WorldLouis Armstrong

【和訳付き】Louis Armstrong – What a wonderful world
What A Wonderful WorldLouis Armstrong

セコム、ホンダ「シビック」、ソニー「ハンディカム」などなど、大手各社でも、本当に頻繁に放映されているCMの曲に使われることが多い楽曲。

ベトナム戦争への反戦JAZZとしても知られ、日本語では「この素晴らしき世界」として、教科書などにも掲載されたことがある、ルイ・アームストロングの代表的な1曲。

この笑顔と声色だからこそ、魅力的な1曲ですね。