【2歳児】7月の楽しい製作アイディア、夏の壁面製作
7月は暑い日が続いて、室内で過ごすことが多くなりますよね。
元気な2歳児さんと一緒に「今日は何をしようかな?」と考える先生たちも多いのではないでしょうか。
そこで、こちらでは2歳児さんにオススメの製作のアイデアを紹介します。
夏にピッタリのモチーフを使った楽しいものがいろいろありますよ。
子供たちの「やってみたい!」という気持ちを大切にしながら、自由に表現して楽しんでくださいね。
子供たちがのびのびと表現を楽しめる内容を中心に紹介しているので、本文では「製作」ではなく「制作」の表記で統一しています。
【2歳児】7月の楽しい製作アイディア、夏の壁面製作(61〜70)
ビー玉転がしでヨーヨー

ビー玉絵の具でお祭りの定番、ヨーヨーを製作してはいかがでしょうか。
初めに画用紙を丸く切ります。
乳児クラスは先生が、幼児クラスからは子どもたちが切ってくださいね。
次に、絵の具を用意します。
パレットや卵の空きパックなど、絵の具を数種類出せる容器を使いましょう。
ビー玉に好きな色の絵の具をつけて、画用紙の上を転がします。
絵の具が混ざらないようにビー玉は1色につき1個使いましょう。
絵の具が乾いたら丸シールを自由に貼り付けます。
いろんな色や大きさの丸シールを使うと、ぐっとヨーヨーらしさが出ますよ。
夏にぴったりの製作です。
フィンガーペイントでおばけ
肝試しなどがよくおこなわれる夏にぴったりな、おばけの工作をしてみましょう!
紫や黒などの暗めの画用紙を用意して、そこに絵の具を塊で何カ所にも置いていきます。
どの色を使ってもいいですが、白は多めに配置するのがオススメです。
色を置いたらジップロックなどの袋に入れ、上から指で絵の具を押さえて色を広げていきます。
強く押すだけでなく、弱い力でツンツンしたり、ツーっとなぞってみたりもしてみてくださいね。
できたら袋から取り出し、画用紙で切り出した目や口をつけて完成です!
子供たちには、色を伸ばす作業と目や口の配置をやってもらいましょう。
紙皿と花紙のきんぎょ
紙皿とお花紙を使って、かわいい金魚を作ってみましょう!
紙皿はどこか一カ所、ケーキの一切れ分の大きさ程度に切り込みを入れて、切ったものを金魚の尾びれになるように貼っておきます。
お花紙はいろんな色を用意して、それぞれ細かく切っておきます。
ハサミでキレイに切ってもいいですし、子供たちに自由にビリビリ破って作ってもらうのもいいでしょう。
あとは、細かくしたお花紙を自由に紙皿に貼り、黒い丸シールを貼って目をつけてあげれば完成です!
紙皿の切り出し以外は、子供たちにおこなってもらうのがいいでしょう。
金魚だからといって赤にこだわらず、いろんな色で自由に制作してもらってくださいね。
花風鈴

お花紙を使った、かわいい花風鈴の作り方を紹介します。
まず風鈴部分の型紙を画用紙で作り、それを使って外見となるクリアファイルを切り取ります。
切り取ったクリアファイルに両面テープを貼り付け、ちぎって丸めたお花紙を貼り付けましょう。
ここが一番楽しい工程なので、子供たちに作業してもらってくださいね。
外見が完成したら、折り紙で短冊を作りひもに鈴を通して、外観と短冊をつなぎます。
最後につるす部分のひもをつけたら完成です。
お花紙は1色でまとめても良いですし、何色か使ってカラフルに仕上げてもステキですよ。
野菜スタンプアート
野菜ってアートの道具、スタンプにもなるってご存じですか?
野菜を子供たちが持ちやすい程度の輪切りにして、切った断面に絵の具をつければ、野菜スタンプの完成です!
料理などで使わないへたの方を切ると、ムダなく野菜を使えるのでオススメ。
普通に絵で描くのとはまた違った、不思議な図柄が浮かび上がりますよ。
ピーマンやオクラ、とうもろこしなど、夏に旬を迎える野菜を使うと、子供たちにそれぞれの野菜がおいしくなる時期を知ってもらうきっかけにもなります。
また、レンコンやゴーヤなど、断面が特徴的な野菜は子供たちにも特に喜ばれるのではないでしょうか。
にじみ絵アイス

夏といえばアイスクリームがおいしい季節ですよね。
子供たちも大好きな甘いアイスクリームをにじみ絵で表現しましょう。
準備として、白い画用紙を丸く切っておきます。
そして水で適度に濡らしておきましょう。
子供たちには好きな絵の具で色を垂らしてもらい、にじんでいく様子を楽しみます。
たくさんの色があるとにじむ過程で色が混ざりすぎてキレイに仕上がらないため、あらかじめ色の種類を絞っておくとよいでしょう。
乾いたアイスクリームをコーンに貼り付ければ完成です!
子供たちとオリジナルアイスの製作を楽しみましょう。
おわりに
2歳児の7月にオススメ制作アイディアを紹介しました。
作ってみたいものは見つかりましたか?
色の変化や、素材の不思議な感触を楽しめる制作がたくさんあったかと思います。
子供たちの発達段階に合わせて、先生が作る部分、子供たちが作る部分を想定して準備をし、制作を進めてみてくださいね。
暑い夏は室内で過ごす時間が増えると思いますが、たくさんのユニークな制作を楽しみながら子供たちと充実した時間を過ごせるといいですね。