【高齢者向け】6月の季節感たっぷり。楽しい工作アイデアまとめ
6月と言えば雨、梅雨の季節の到来です。
外出することも減り、高齢者施設では室内でどのようなレクリエーションをしようか悩まれることでしょう。
そんな時にオススメなのが、6月にまつわる工作レクです。
工作といえば準備が大変で、作るのも難しいイメージがあるかもしれませんが、今回は簡単に作れる工作ばかりを集めてみました。
大切な方へのプレゼントにもオススメですよ。
工作は手先を使い、高齢者の方の脳を刺激してくれるため認知症予防にも最適です。
みんなで楽しみながら工作レクをおこなってくださいね。
【高齢者向け】6月の季節感たっぷり。楽しい工作アイデアまとめ(11〜20)
ポンポン紫陽花

6月の工作にもピッタリな、毛糸を使った紫陽花の作品のご紹介です。
毛糸を手でグルグル巻きにして、手から外してタコ糸で縛ります。
タコ糸を毛糸の束の中心にして、先端をカットしましょう。
丸く形を整えるようにカットしてください。
緑のワイヤーや葉の形のフェルトを付けると、紫陽花が作れますよ。
ペーパーカップや容器に飾ると鉢植えの紫陽花のように見えます。
アレンジを加えると、ブローチやつるし飾りのパーツなどにも活用できます。
高齢者の方とすてきな作品の制作の参考にしてくださいね。
モールでカタツムリのカレンダー

梅雨の季節にピッタリなカタツムリのカレンダーです。
まず用意するのは2本のモール。
それぞれの先端を丸め、それから絡み合わせていきます。
するとなんとなくカタツムリの目の部分が見えてきますよね。
次にモールの端っこを渦巻き状に丸めてカラを再現します。
そうしたらあとはモールを追加して体の厚みを出せばできあがり。
これをカレンダーに貼れば、梅雨の雰囲気を楽しめます。
アジサイなどのイラストを描いてから、そのうえにカタツムリを配置するのもよいでしょう。
折り紙カレンダー

吉澤章さんをご存じですか?
日本一の創作折り紙作家として有名で、「折り紙」をまさに「origami」へと進化させた世界的アーティストでもあるんです。
彼の作品のニワトリやヒョウは「これが折り紙?」と思うほどの出来栄え、ネットにたくさん紹介されていますのでぜひ1度見てほしいです。
そんな吉澤さんに触発されて……ではありませんが、梅雨がテーマのカレンダーを折り紙で作ってみませんか?
あじさい、カタツムリ、雨だれ、かえるなど気軽に折れるものもあるんですよ。
ぜひみんなでワイワイ言いながら作りたいですね!
アートボックス

窓際や太陽の光があたる場所に置くと、カラフルな模様が楽しめるアートボックスのご紹介です。
空の牛乳パックを2センチメートルぐらいの輪切りにし、裏返してください。
片面の切り口に、お花紙を貼り付けます。
何個か、細長くカットした折り紙をお好きな形に折ったり曲げて、先端をのりで貼り付けましょう。
牛乳パックの箱に、形にした折り紙をたくさん敷き詰めますよ。
牛乳パックの切り口にお花紙を貼り付けて完成です。
折り紙を折る細かな作業もあり、手先を多く使うので脳トレにも効果が期待できそうです。
ぜひ、高齢者の方のご自宅の窓の近くに置いて飾ってくださいね。
バラのメッセージスタンド

バラは5月の中旬から6月上旬に花を咲かせる種類が多く、華やかさの象徴というイメージも強いかと思います。
そんな華やかさをしっかりと感じられるバラをフェルトで作って、メッセージスタンドにしてみようという工作です。
細長いフェルトの真ん中に切込みを入れ、そこに端っこを入れることで全体にしわをつけ、巻いていくことでバラの形に仕上げていきます。
あとはメッセージをはさむパーツとコルクを組み合わせたスタンドに、花や葉のパーツを取り付ければ完成です。
取り付けるバラの数や、色の組み合わせなどでオリジナリティも出していけそうですね。
雨の雫 つるし飾り

雨の雫を表す装飾がかわいらしい、つるし飾りです。
両面カラーのパステルカラーペーパーを三角形に2回折りたたみ、袋部分を開いて四角形にします。
折り筋にそって半分に折ったら、雫の頂点の部分がつながるように、雫型にカットしていきましょう。
開く部分の一部をのり付けしたら、輪郭線よりひとまわり内側に切り込みを入れ、広げていきます。
両面テープで糸に貼り付ければ、つるし飾りの完成です!
雨ばかりで気分がふさぎがちな梅雨にかわいらしい飾りを眺めることで、少しでも穏やかな気持ちになれるといいですよね。
【高齢者向け】6月の季節感たっぷり。楽しい工作アイデアまとめ(21〜30)
フェルトで作る朝顔

「フェルトで作る朝顔」は、ふんわりとした質感と色絵を楽しめる高齢者向けのクラフトです。
フェルトで花びらや葉を作り、中心に白い模様をつけて朝顔らしく仕上げます。
特徴的なのは、竹ひごを使って柵を作る点。
竹ひごを数本並べ、縦横に渡すように組んで土台を作れば、朝顔のつるをからませる立体的な柵が完成します。
バランスよく朝顔を配置すると、まるで庭先の朝顔だのような作品に。
優しい素材と工作工程が手指を自然に動かし、集中力や想像力を引き出してくれます。
飾っても華やかで、夏らしさをたっぷり味わえるオススメの作品です。