【十五夜】保育に取り入れたい製作アイデア。導入の活動も紹介
9月にある十五夜のイベントに向けて準備を始めている方も多いのではないでしょうか。
お団子づくりの食育やススキ取りなど、園の環境に合わせたお楽しみを考えている場合もあるでしょう。
製作活動も十五夜にちなんだモチーフで作れると、子供たちの興味もぐっと深まりますね。
そこで今回は十五夜にちなんだ製作アイデアを紹介します。
使う素材や技法はさまざま。
クラスの年齢に合わせて選んでくださいね。
また、導入に使えるアイデアも一緒に紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
子供たちが作ったものは作品として扱うため、文中では「制作」と表記しています。
もくじ
【十五夜】保育に取り入れたい製作アイデア。導入の活動も紹介
【トイレットペーパー芯】立体お月見団子

丸シールやスタンプで作るお月見団子もありますね。
しかしこちらで紹介するのは、立体的な本物のようなお月見団子です。
最初に、画用紙をカットして三方を作ります。
黒い台紙を用意して、三方をのりで貼り、お団子を置きたい部分に両面テープを貼りましょう。
その上に輪切りにしたトイレットペーパーの芯を乗せ、白のフラワーペーパーを丸めて作ったお団子を芯の中に埋めていきます。
これで立体的なお月見団子の完成です!
子供たちには、三方をハサミで切ってもらったり、フラワーペーパーを丸めてもらいましょう。
両面テープをはがすのも意外に楽しいかも?
【指スタンプ】レースペーパーのお月見
https://www.instagram.com/p/Cv1ySFKOlKM/満月を作る時、いろいろな方法があると思いますが、こちらで紹介するのは、レースペーパーで作る満月です。
レースペーパーは元から黄色のものが売っているので、そちらを購入しても良いですし、白いレースペーパーを使って絵の具やスタンプで色付けしても良いでしょう。
黒の台紙に、画用紙で作った三方を貼り、白いスタンプでお団子を作ったら、レースペーパーの満月を貼ってお月見制作の完成です。
空いているスペースにススキを描いたり、指スタンプでお星様を表現するのも良いですね。
【ちぎり絵】満月とうさぎ

手型でうさぎ、ちぎり絵で満月を作ってみましょう。
まずは手型ですが、乳幼児さんの場合は手型のスタンプを取り、うさぎの顔を描いて作ります。
幼児さんは、手の周りを鉛筆でなぞり、それをハサミで切って作っても良いでしょう。
手型の親指と小指を前に、中指を後ろに折るとかわいいうさぎのシルエットになりますよ。
満月は丸く切った画用紙に、ちぎった黄色い折り紙を貼って作ります。
乳幼児さんはまだ自分でちぎるのが難しいので、ハサミで切り込みを入れてあげると良いでしょう。
台紙などに貼れば、9月の壁面飾りにも。
【ステンドグラス風】動かして遊べるうさぎ

動かして遊べる、うさぎの飾りを作ってみましょう!
この制作はハサミを使い、工程も多いため4歳児以上が対象です。
まず、円形に切り抜いた紺色の画用紙のさらに内側を丸く切り抜きます。
うさぎも白い画用紙に補助線を引き、切ってもらいましょう。
切れたら顔を描いてください。
次は円形に切ったクリアファイルに、ちぎった透明の折り紙を貼って満月を作ります。
紺色の画用紙の下に別の画用紙でポケットを作り、そこに作ったうさぎを入れます。
最後に満月を裏面に張り付け、上部にひもをつけたら完成です!
うさぎをポケットから取り出して、いろいろと遊んでみてくださいね。
【スポンジ】ぱくぱくお月見うさぎ

スポンジで作る、うさぎのパクパク人形を紹介しますね。
作り方はとてもシンプルです。
スポンジを横向きに置き、硬い部分を残してハサミで真ん中をカット。
カットした断面の両方の中心部分に、指が入るくらいの穴を空けます。
スポンジを硬い部分が内側になるよう折りたたみ、上部分に耳や目などのうさぎのパーツをつけ、硬い部分に舌をつけたら完成です!
穴に指を入れて動かすと、うさぎの口がパクパク動いているように見えますね。
この人形を使って、お月見に関するお話をしてあげるのも良いかも?
【ハサミ】手作りススキ

お月見には欠かせない、ススキを手作りしてみましょう!
まずは、画用紙を長方形にし、上部分を少し残して細かくタテに切り込みを入れていきます。
子供がする場合は、補助線を引いてあげると良いでしょう。
切り込みを入れられたらくるくる巻いて、戻らないようにテープでとめます。
次に、同じ長方形の画用紙を斜めに巻いてテープでとめ、先ほどの切り込みを入れた画用紙とくっつけましょう。
これでススキのできあがりです。
色画用紙を貼り、モールで飾り付けしたトイレットペーパーの芯などに入れ、お団子の隣に置いてみてくださいね。