熊本の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
『おてもやん』や『五木の子守唄』など、全国的に知られている民謡やわらべうたの舞台となった熊本。
これらの作品には、阿蘇の雄大な自然や、熊本城の勇壮な姿、そして人々の暮らしの営みが鮮やかに描かれています。
西南戦争の哀しみを伝える『田原坂』から、豊作を祝う『肥後米音頭』まで、歌い継がれる民謡の一つひとつに、熊本の歴史と文化が深く刻まれているのです。
この記事では、郷土を思う心や日々の喜びが込められた熊本の民謡、童謡、わらべうたを集めました。
熊本の魂が宿る歌の世界に、耳を傾けてみましょう。
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熊本の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ(11〜20)
キンニョムニョ本條秀美

熊本県熊本市に伝わる民謡「キンニョムニョ」です。
唄名の「キンニョムニョ」は囃し言葉に由来し、音の響きを楽しむために作られた言葉で意味はありません。
口説は熊本に関係のある歌舞伎や浄瑠璃、講談などの外題を並べ、七・七・七・五の切口説に意味のない囃し言葉を挟んでいます。
熊本音頭作詞:島田肇也/作曲:長津義司

熊本の美しい自然や、そこに息づく人々の朗らかな笑顔が目に浮かんでくるような、心温まる1曲ではないでしょうか。
どこか懐かしくユーモラスな言葉と、軽快で心弾む音頭の調べが、聴く人を陽気な気持ちにさせてくれますね。
故郷の風景に思いをはせたいときや、熊本の文化に触れてみたいと感じる方に、そっと寄り添ってくれるような温かさを持つ本作。
まるでにぎやかなお祭りの輪のなかにいるような、楽しい気分を味わえることでしょう。
KUMAKOI六調子川村ゆみ

故郷への熱い思いがほとばしる、民謡アレンジ曲。
球磨地方の伝統の歌を川村ゆみさんが現代的によみがえらせました。
歌詞には昔のにぎわいが描かれ、威勢の良い掛け声が気分をグッと盛り上げます。
CDとして形になった後、2017年2月にはリミックス版が登場し、アルバム『ゆみザウルス』にも収録。
地元のお祭りやダンスイベントを彩る音楽として欠かせない存在となっており、地域を愛する心と元気を与えてくれる1曲として親しまれています。
熊本の風景に思いをはせたいときに、ぜひ聴いてみてくださいね!
肥後五十四万石藤本二三吉

野口雨情さん作詞、大村能章さん作曲の熊本県の新民謡『肥後五十四万石』です。
江戸時代、球磨郡と天草郡を除いた肥後国の大半と、豊後国3郡にまたがる熊本藩が54万石を成立しました。
本作は、この54万石を築いた加藤清正公や、熊本城、熊本生まれの人間の気の強さなどを歌っています。
阿蘇神社の子守唄山本時雄
熊本県阿蘇地方に伝わる子守唄「阿蘇神社の子守唄」です。
「羽衣の母」や「阿蘇の羽衣子守唄」とも呼ばれているようです。
唄のタイトルでピンと来る人もいると思いますが、阿蘇の田鶴原神社に伝わる羽衣伝説を題材にした唄になっています。



