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熊本を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ

雄大な阿蘇の山々や美しい天草の海……豊かな自然に恵まれた熊本。

本記事では、その魅力を音楽にのせて伝える名曲の数々をご紹介します。

懐かしい『あんたがたどこさ』から、ご当地キャラクターくまモンの愛らしい『くまもとサプライズ!』、そして復興への願いを込めた『阿蘇の恋歌』まで。

熊本弁の温かみと郷土愛あふれる歌の世界に、耳を傾けてみませんか?

熊本を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(1〜10)

火の国の女坂本冬美

名曲『夜桜お七』など、女性の燃える情念をたくみに歌い上げることで知られる坂本冬美さんの楽曲です。

刹那の恋に身を焦がす女性の「女を抱くなら火を抱く覚悟で抱きなさい!」という力強い思いが歌われています。

肥後の国、熊本の女性は、みなさん情熱的なのでしょうか?

おてもやん

おてもやん 「熊本県民謡」
おてもやん

昔から熊本に伝わる民謡『おてもやん』。

熊本民謡の代表格といわれ、熊本のお祭りなどで耳にする機会の多い楽曲です。

チークが濃い女性を指す「おてもやん」という言葉は、ここから来ています。

さまざまなアーティストが歌っているので、聴き比べするのもおもしろそうですね。

ハッピーくまもんくまモン

心にぱっと太陽が昇るような、くまモンの元気な歌声が魅力的なナンバーです。

一緒に歌い踊りたくなるはずむメロディと、みんなで幸せを見つけにいこうと誘う明るい言葉たちは、聴く人を笑顔にしてくれます。

この楽曲が初めてお披露目されたのは2014年3月、アルバム『くまモンとあそぼ!

~えかきうた と あそびうた~』への収録時でした。

2020年3月にリリースされた10周年記念アルバム『くまモン10th ANNIVERSARY CD&PHOTO BOOK ~ハッピー&サプライズ~』では多言語バージョンも加わり、その魅力はさらに多くの人へと広がっています。

くまモンファンなら、知っていて当たり前!?

熊本を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(11〜20)

くまモン うまかモンケロポンズ

熊本の美味しい魅力が詰まった、ケロポンズによる元気いっぱいの楽曲です。

歌詞には、ばんぺいゆや馬刺し、いきなりだんごといった熊本自慢の「うまかモン」が次々と登場し、聴く人の心もお腹も満たしてくれます。

本作は2017年3月の「くまモン誕生祭」でお披露目され、同年4月にはDVD『くまモンミュージックビデオ よかモン♪セレクション』へ、さらに2020年3月にはCD『くまモン10th ANNIVERSARY CD&PHOTO BOOK~ハッピー&サプライズ~』にも収録されました。

子供たちが簡単に真似できる可愛らしい振付も魅力で、熊本の食文化に触れる楽しいひとときにピッタリの1曲です。

Sweet Home Kumamoto八代亜紀

熊本出身の歌手といえば、八代市出身の八代亜紀さん!

こちらは2015年に発売されたアルバムの収録曲です。

懐かしい八代市のことを思い出しながら歌われているのでしょうね。

柔らかで小粋なブルースが軽やかな、とても楽しい歌です。

阿蘇の恋歌作詞:松本芳朗/作曲:陸奥明

阿蘇の朝霧や夕霧、峠を越える馬の姿が目に浮かぶような、旅情あふれる作品です。

作詞家の松本芳朗さんが昭和23年の阿蘇旅行で着想を得た詩に、作曲家の陸奥明さんが優しくもどこか懐かしい旋律をのせました。

本作は、昭和36年に初めてレコードとして世に出たとされ、その後は観光バスガイドによって歌い継がれ、JR阿蘇駅の発車メロディとしても親しまれています。

熊本地震後は復興を願う歌としても人々の心を支えました。

旅先での感動を胸に刻みたいときや、心の琴線に触れるメロディに癒やされたいときに、深く染み入る一曲となるでしょう。

かモン!くまモン!ケロポンズ・すかんぽ・出口たかし

熊本の元気と優しさがギュッと詰まった、聴くだけで笑顔があふれる1曲です。

本作は、リズミカルなキッズソングでありながら、大人も心地よく楽しめるJ-POP寄りのポップチューン。

繰り返されるキャッチーなフレーズや心はすむ掛け声は、くまモンのチャームポイントである元気さや優しさ、そして熊本への深い愛情をストレートに伝えてくれます。

くまモンデビュー10周年という記念すべき年のために制作され、アルバム『くまモン10th ANNIVERSARY CD&PHOTO BOOK ~ハッピー&サプライズ~』にも収められました。

親子で一緒に踊りたくなるような、ハッピーな気持ちにさせてくれる楽曲ですよね。