熊本を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ
雄大な阿蘇の山々や美しい天草の海……豊かな自然に恵まれた熊本。
本記事では、その魅力を音楽にのせて伝える名曲の数々をご紹介します。
懐かしい『あんたがたどこさ』から、ご当地キャラクターくまモンの愛らしい『くまもとサプライズ!』、そして復興への願いを込めた『阿蘇の恋歌』まで。
熊本弁の温かみと郷土愛あふれる歌の世界に、耳を傾けてみませんか?
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熊本を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(1〜10)
熊本市歌熊本市

昭和5年3月に制定された熊本市の市歌であり、今もなお地元民方深く愛されている楽曲です。
大自然に囲まれ商工業も栄え、文化や歴史のある町、熊本市。
熊本の豊かな自然や、古城、商業の発達する都市部、熊本城の風景が歌われた、熊本市を象徴する1曲です。
ばってんlingo餓鬼レンジャー

熊本県出身のヒップホップグループ、餓鬼レンジャーの歌です。
ノリのよいラップの曲ですが、すべての歌詞が熊本弁で描かれています。
彼らの曲は、他の曲も熊本弁で描かれているものが多く、方言なのにとてもクールで不思議な魅力を放っています。
おてもやん

昔から熊本に伝わる民謡『おてもやん』。
熊本民謡の代表格といわれ、熊本のお祭りなどで耳にする機会の多い楽曲です。
チークが濃い女性を指す「おてもやん」という言葉は、ここから来ています。
さまざまなアーティストが歌っているので、聴き比べするのもおもしろそうですね。
熊本を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(11〜20)
くまもと自慢歌Pi坊

熊本の豊かな情景を、明るく弾むようなメロディで描き出すこの作品は、聴く人を楽しい気分に誘います。
どこか懐かしい民謡の響きと、陽気なラテンのリズムが絶妙に合わさり、熊本のお祭りのようなにぎやかさを感じさせますね。
2013年7月にCDシングルとして発売された本作は、Pi坊さんの初期ディスコグラフィーを彩る、熊本愛の結晶!
2016年の熊本地震以降は、復興への願いを込めて歌われることもありました。
熊本への旅のお供に、また、故郷を懐かしむひとときに聴けば、心が温まるのではないでしょうか。
くまモン うまかモンケロポンズ

熊本の美味しい魅力が詰まった、ケロポンズによる元気いっぱいの楽曲です。
歌詞には、ばんぺいゆや馬刺し、いきなりだんごといった熊本自慢の「うまかモン」が次々と登場し、聴く人の心もお腹も満たしてくれます。
本作は2017年3月の「くまモン誕生祭」でお披露目され、同年4月にはDVD『くまモンミュージックビデオ よかモン♪セレクション』へ、さらに2020年3月にはCD『くまモン10th ANNIVERSARY CD&PHOTO BOOK~ハッピー&サプライズ~』にも収録されました。
子供たちが簡単に真似できる可愛らしい振付も魅力で、熊本の食文化に触れる楽しいひとときにピッタリの1曲です。
かモン!くまモン!ケロポンズ・すかんぽ・出口たかし

熊本の元気と優しさがギュッと詰まった、聴くだけで笑顔があふれる1曲です。
本作は、リズミカルなキッズソングでありながら、大人も心地よく楽しめるJ-POP寄りのポップチューン。
繰り返されるキャッチーなフレーズや心はすむ掛け声は、くまモンのチャームポイントである元気さや優しさ、そして熊本への深い愛情をストレートに伝えてくれます。
くまモンデビュー10周年という記念すべき年のために制作され、アルバム『くまモン10th ANNIVERSARY CD&PHOTO BOOK ~ハッピー&サプライズ~』にも収められました。
親子で一緒に踊りたくなるような、ハッピーな気持ちにさせてくれる楽曲ですよね。
阿蘇の恋歌作詞:松本芳朗/作曲:陸奥明

阿蘇の朝霧や夕霧、峠を越える馬の姿が目に浮かぶような、旅情あふれる作品です。
作詞家の松本芳朗さんが昭和23年の阿蘇旅行で着想を得た詩に、作曲家の陸奥明さんが優しくもどこか懐かしい旋律をのせました。
本作は、昭和36年に初めてレコードとして世に出たとされ、その後は観光バスガイドによって歌い継がれ、JR阿蘇駅の発車メロディとしても親しまれています。
熊本地震後は復興を願う歌としても人々の心を支えました。
旅先での感動を胸に刻みたいときや、心の琴線に触れるメロディに癒やされたいときに、深く染み入る一曲となるでしょう。





