熊本を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ
雄大な阿蘇の山々や美しい天草の海……豊かな自然に恵まれた熊本。
本記事では、その魅力を音楽にのせて伝える名曲の数々をご紹介します。
懐かしい『あんたがたどこさ』から、ご当地キャラクターくまモンの愛らしい『くまもとサプライズ!』、そして復興への願いを込めた『阿蘇の恋歌』まで。
熊本弁の温かみと郷土愛あふれる歌の世界に、耳を傾けてみませんか?
- 熊本の民謡・童謡・わらべうた。歌い継がれる故郷のこころ
- 【鹿児島の歌】歌い継がれる故郷のこころ|鹿児島を感じる名曲を厳選
- 【ご当地ソング】日本全国の名曲&郷土愛の詰まったおすすめソング
- 宮崎を歌った名曲。故郷への思いを込めた歌【2025】
- 福岡を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ
- 熊本県出身のバンド・アーティスト・歌手
- 博多弁が心に響く歌|博多のご当地ソング&福岡ゆかりの歌を一挙紹介
- 和歌山を歌った名曲・ご当地ソング。故郷の心を歌い継ぐメロディ
- 大分を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ【2025】
- 【2025】愛媛をテーマとした名曲。ご当地ソングから市町村歌まで紹介
- 佐賀を歌った名曲。佐賀県にまつわる曲の数々
- 【山形の歌】雄大な自然や故郷への愛を歌った名曲・ご当地ソング
- 【感動】泣ける応援ソング。心に響く人気の応援歌
熊本を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(31〜40)
きんにゃもにゃ

熊本の地に古くから伝わる楽しいわらべうた。
声に出すことそのものが遊びになるような、リズミカルで愉快な音の響きが魅力的ですね。
本作は、熊本市をはじめとする県内各地で、世代から世代へと大切に歌い継がれてきました。
子供たちが集う場や地域のお祭りなどで、その場を明るく盛り上げる掛け声として、人々の心に深く根付いてきたのでしょう。
難しいことは考えず、ただ音の楽しさに身を委ねて口ずさめば、自然と笑みがこぼれてくるはず。
熊本の温かい風土と、そこに息づく人々の朗らかな心を感じられる1曲ではないでしょうか。
ちゆうちゆうけ(地搗唄)

熊本の城下町を練り歩いているかのような、にぎやかで楽しい気分にさせてくれる作品です。
歌詞には熊本の方言が巧みに織り込まれ、熊本の情景を鮮やかに描き出しています。
三味線の音色とともに、地元の人々の温かい心意気や日々の暮らしの活気が伝わってきますね。
日本舞踊の教材としても親しまれている本作は、熊本の歴史や文化に思いをはせたいときや、明るく元気が出る邦楽を聴きたいときにピッタリではないでしょうか。
日本舞踊の発表会などで披露すれば、きっと会場全体が華やかな雰囲気に包まれ、観客も笑顔になることでしょう。
東雲節

明治の終わり頃、熊本の地で生まれたとされる本作には、社会の大きなうねりのなか、ひたむきに生きる人々の心の叫びが込められています。
歌詞には具体的な地名も登場し、苦しい状況でも自由を求めた女性たちの力強さや、風刺の効いた表現も感じられます。
照菊さんや浅草ゆめ子さん、和田弘とマヒナスターズなど、多くの歌い手によって歌い継がれてきた1曲。
困難を生き抜いた心意気に触れることで、生き抜く勇気が湧いてくるかもしれません。
葵さんの御門(祭禮の唄)

熊本の祭礼に根ざした、心に響く伝統の調べ。
五音音階の素朴で荘厳なメロディが、聴く人を祭りの喜びへと誘います。
本作は「熊本地方民謡」として伝承され、現在も地元熊本の祭りなどで演奏されることがあるのだそうです。
ピアノ編曲版やボーカル版の楽譜も販売されており、熊本に根付いた歌として広く知られています。
日本の伝統音楽や、地域に息づく文化の温かみに触れたい方が聴けば、穏やかな気持ちで満たされることでしょう。
八代おざや節

熊本の八代地方に伝わるこの民謡は、干拓工事で働く人々の作業歌がルーツなのだそう。
三味線や笛、太鼓が織りなすにぎやかな音色が、当時の人々のたくましい息づかいを今に伝えてくれます。
曽我了子さんの歌声で2006年2月にカセットテープバージョンが発売され、2019年10月にはモノマネタレントの荒牧陽子さんがアルバム『熊本民謡編 第1集(心の故郷 日本の民謡)』でカバーを発表した本作は、現在でも地域文化イベントで親しまれています。
困難な時代を生き抜いた人々の魂の歌声が、きっとあなたの心にも響くことでしょう。
熊本を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(41〜50)
熊本音頭作詞:島田肇也/作曲:長津義司

熊本の美しい自然や、そこに息づく人々の朗らかな笑顔が目に浮かんでくるような、心温まる1曲ではないでしょうか。
どこか懐かしくユーモラスな言葉と、軽快で心弾む音頭の調べが、聴く人を陽気な気持ちにさせてくれますね。
故郷の風景に思いをはせたいときや、熊本の文化に触れてみたいと感じる方に、そっと寄り添ってくれるような温かさを持つ本作。
まるでにぎやかなお祭りの輪のなかにいるような、楽しい気分を味わえることでしょう。
名もない絆尾飛良幸

東北大震災のときにつくられた歌ですが、2016年の熊本地震の復興を願って、再度アップロードされたそうです。
いまつらくてどうしようもない人も、みんなが支えるよ、みんながいるってことを忘れないでね、笑顔になってね。
という気持ちのこもったあたたかい歌です。





