熊本を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ
雄大な阿蘇の山々や美しい天草の海……豊かな自然に恵まれた熊本。
本記事では、その魅力を音楽にのせて伝える名曲の数々をご紹介します。
懐かしい『あんたがたどこさ』から、ご当地キャラクターくまモンの愛らしい『くまもとサプライズ!』、そして復興への願いを込めた『阿蘇の恋歌』まで。
熊本弁の温かみと郷土愛あふれる歌の世界に、耳を傾けてみませんか?
熊本を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(31〜35)
熊本手まり歌NEW!

あの「あんたがたどこさ?」の問いかけで始まる、心はずむ手遊び歌です。
リズミカルな言葉のやり取りは、子供たちの元気な声がそのまま飛び出してきたみたいで、とっても楽しいですよね!
歌詞からは、自分の故郷を伝え合う温かい気持ちや、たぬきを分け合う昔の暮らしがユーモラスに伝わってきます。
本作は、藤圭子さんが1971年にアルバム『圭子のわらべ唄/藤圭子とグリーメン』で歌い、伊東四朗さん出演のヤクルト『タフマン』CMでもおなじみのわらべうたとして親しまれました。
久しぶりに手遊びを楽しんでみるのもよいのでは?
葵さんの御門(祭禮の唄)NEW!

熊本の祭礼に根ざした、心に響く伝統の調べ。
五音音階の素朴で荘厳なメロディが、聴く人を祭りの喜びへと誘います。
本作は「熊本地方民謡」として伝承され、現在も地元熊本の祭りなどで演奏されることがあるのだそうです。
ピアノ編曲版やボーカル版の楽譜も販売されており、熊本に根付いた歌として広く知られています。
日本の伝統音楽や、地域に息づく文化の温かみに触れたい方が聴けば、穏やかな気持ちで満たされることでしょう。
この街森高千里

熊本県出身の森高千里が、故郷の熊本を思って作詞をしている歌です。
アップテンポな曲と、途中で入る熊本弁の台詞がとてもかわいらしいです。
故郷を思い出してしまうようなちょっぴり切なくなってしまう歌詞からも、熊本が大好き!
という気持ちが伝わってきますね。
帰らんちゃよか島津亜矢

地方から都会へ出てきて頑張る人への、応援歌として描かれた歌だそうです。
田舎にいる両親が、都会にいる子供のことを想っている歌詞が心に刺さります。
熊本県熊本市出身の島津亜矢さんが、すべて熊本弁で歌われる演歌はとても心がこもっていますね。
火の国旅情葵ひろ子

熊本の雄大な自然を感じさせる、広がりのあるメロディーが美しいです。
故郷への愛を感じさせます。
葵ひろ子さんの伸びやかな歌声も素敵ですね。
熊本は山も海もあり、それぞれの魅力が詰まった場所ですね。
自然の風を身体に感じながら聴きたいです。