紅葉の時期は、秋のひんやりとした涼しさに映える美しい風景に心を奪われますよね。
名所を彩る絶景はもちろん、日常で見える小さな景色も私たちを癒やしてくれます。
赤・黄・橙といった色鮮やかさ。
音楽とともに過ごせばより素敵な思い出が作れることでしょう。
この記事ではそんな紅葉によく合う楽曲をピックアップしました。
秋の曲は多くても、紅葉に特化した曲となると数少ないんですよね。
ですので散歩にマッチしたり、もみじロードを駆け抜ける際にぴったりなドライブソング、バラードも一緒に紹介していますよ。
紅葉を見に行くときのBGM選びのお役に立てたら嬉しいです。
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紅葉に合う名曲。美しい風景やドライブにもぴったりな秋ソング(1〜10)
木枯らしは泣かないNEW!櫻坂46

櫻坂46の13thシングル『Unhappy birthday構文』に収録されている本作は、BACKSメンバーによる楽曲。
2025年10月にリリースされました。
秋の寒風をモチーフにしており、タイトルに込められた「泣かない」という意志からは、心に溜まった不満や孤独を乗り越えようとする強さを感じさせます。
切ないメロディーと涼やかなサウンドに感情が揺さぶられるんですよね。
肌寒い季節に聴いてほしい、ドラマチックなアイドルソングです。
藍空と月落葉
透明感のある歌声と繊細なメロディーが織りなす秋の情景。
kanjuさんとRayさんによるユニットである藍空と月の本曲は、紅葉が散る川辺を思わせるような美しさとはかなさを描きます。
2023年11月にリリースされた本作は、失われた幸福感や自己救済の難しさを、秋の風景と重ね合わせて表現。
老夫婦の姿や遠くを見つめる情景が、聴く人の心に深い共感を呼ぶことでしょう。
紅葉ドライブや秋の散歩のお供に、心に寄り添う1曲。
感傷的な気分に浸りたい時や、自分と向き合いたい時におすすめです。
天までとどけNEW!松任谷由実

日本を代表するシンガーソングライター松任谷由実さんが、2025年10月からスタートしたドラマ『小さい頃は、神様がいて』の主題歌として書き下ろした本作。
ノスタルジックなメロディーとAI技術で再現された過去の歌声と現在の歌声が重ねたハーモニー、そして壮大なサウンドが心に響きます。
多次元を旅するような、不思議な浮遊感があるんですよね。
過去と現在をつなぐ、優しい秋ソングです。
もみじNHK東京児童合唱団
詩情豊かな歌詞とどこか切ない旋律を聴いていると、美しくもはかない紅葉が舞う光景が目に浮かぶようですね。
唱歌としておなじみの『もみじ』は、世代を問わず多くの方が小学校時代に音楽の授業などで歌ったことがあるのではないでしょうか。
作詞を手掛けた高野辰之さんは、現在は廃線となってしまった碓氷峠にある「信越本線熊ノ平駅」から眺めた紅葉の美しさに感動してこの詩を書いたと言われています。
この楽曲以外にも『春がきた』や『故郷』『春の小川』といった有名な楽曲の作詞者でもあることから、情景描写や季節のうつろいなどを巧みに言葉として表現できる詩人であったことが分かりますよね。
日本国民の大多数が、紅葉から連想するであろう曲と言えるのではないでしょうか。
赤黄色の金木犀NEW!フジファブリック

秋の夕暮れ、どこからともなく漂う金木犀の香りに胸が騒ぐ感覚。
フジファブリックが2004年9月に四季シリーズの秋盤としてリリースしたこの楽曲は、香りという目に見えないものが記憶を呼び覚ます瞬間を繊細に描いています。
冒頭のギターアルペジオから、秋の空気感がそのまま音になったかのような叙情性が漂い、時の流れへの焦燥と消えゆく記憶への諦念が交錯する歌詞世界が広がります。
感傷的になりきれない微妙な心の揺らぎを描いた志村正彦さんの表現力は圧巻です。
メジャー1stアルバム『フジファブリック』にも収録され、毎年秋になるとラジオでオンエアされる定番曲として親しまれています。
学生時代の帰り道を思い出しながら、秋の夜長にじっくり聴きたい一曲です。
いろはもみじ一青窈

秋の壮大な風景が強くイメージされる一青窈さんによる楽曲です。
秋の涼しい風を受けながら、広大な紅葉の風景を眺めているような、おだやかな空気感がサウンドから伝わってきます。
二胡のような音色が響き、中国風の音像で進行していく曲ですが、歌詞の世界観によって日本の風景のイメージが強く感じられます。
秋の紅葉と大切な人への思いを照らし合わせて表現した、言葉の響きも楽しい歌詞もポイントですね。
いろは歌の要素も取り入れながら、好きな人との関係性をかわいらしく表現した、甘酸っぱい空気もただよう楽曲です。
楓スピッツ

スピッツといえば『涙がキラリ☆』や『渚』といったような夏をイメージさせる楽曲や、爽やかな春を思わせる『チェリー』など、どちらかといえば春、夏ソングが多いように感じます。
では秋の風物詩とも言える紅葉に合うスピッツの曲、と問われればやはりこちらの大名曲『楓』を挙げるべきでしょう。
リリース自体は1998年の七夕なのですが、イントロのピアノからもう最高に切なさ全開、限りなく透き通った草野マサムネさんのボーカルと独特の詩情を感じさせる歌詞が、紅葉の舞う秋の情景とぴったりはまりそうです。
とはいえ軟弱なバラードなどではなく、どっしりとしたドラムスとうねるようなベース・ラインがロックバンドとしての矜持を感じさせますね。
紅葉のような一瞬の美しさが永遠に音楽として刻印されたような、いつまでも色あせない名曲です。







