【クラウディオ・モンテヴェルディ】名曲、代表曲をご紹介
15世紀から17世紀にかけてのイタリアの作曲家、クラウディオ・モンテヴェルディ。
ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者で、歌手でもあります。
彼の曲はルネサンス、バロック期の音楽の過渡期にあり、マントヴァの宮廷楽長を経て、ヴェネツィアのサン・マルコ聖堂の楽長としてヴェネツィア音楽の最も華やかな時代を作り上げました。
歌曲や宗教曲、オペラなどを作曲し、音楽の様式に変革をもたらした人物として、ルネサンスからバロック音楽への転換期に大きな役割を果たした重要な人物です。
本記事では、そんなモンテヴェルディの名曲、代表曲をご紹介します。
【クラウディオ・モンテヴェルディ】名曲、代表曲をご紹介(31〜40)
マドリガーレ集 第3巻より 去れ、むごき者Claudio Monteverdi

マドリガーレ集 第3巻(Il Terzo Libro de Madrigali)より、第8曲:去れ、むごき者(Vattene pur crudel)。
演奏はグレタ・クラリングボールドさん、ジョー・ジョンストンさん、レイチェル・ウォーカーさん、ブッシュ・バロック・ヴィオール・コンソート。
マドリガーレ集 第4巻より ああ、つらい別れClaudio Monteverdi

マドリガーレ集 第4巻(Il Quarto Libro de Madrigali)より、第1曲:ああ、つらい別れ(Ah, dolente partita)。
演奏はコンチェルト・イタリアーノ。
ソプラノ:Anna Simboliさん、テノール:Gianluca Ferrariniさん、他。
指揮:リナルド・アレッサンドリーニさん。
マドリガーレ集 第5巻より あなたはかつてのように慈悲深くないClaudio Monteverdi

マドリガーレ集 第5巻(Il Quinto Libro de Madrigali)より、第11曲:あなたはかつてのように慈悲深くない(Ma tu più che mai dura)。
演奏:クワイア・クリーブランド、指揮はロス・W・ダフィンさんです。
クリーブランドのセントジョンズ大聖堂にて。
マドリガーレ集 第6巻より ああ、美しいその顔Claudio Monteverdi

マドリガーレ集 第6巻(Il Sesto Libro de Madrigali)より、ああ、美しいその顔(Ohime il bel viso)。
演奏はコロンビア・メデリンのCORO TONOS HUMANOS、指揮:セシリア・エスピノサさん。
スペイン・バスク州トローサで行われたコラール・コンテストにて。
マドリガーレ集 第7巻より 告げるべきかClaudio Monteverdi

マドリガーレ集 第7巻(Il Settimo Libro de Madrigali)より、第20曲:告げるべきか(Parlo, miser)。
演奏はバロック・ヴォイス。
ペペ・ベッカーさん、ジェーン・タンカスレイさん、デヴィッド・モリスさん、ロバート・オリバーさん、ステファン・ピケットさん。
おわりに
クラウディオ・モンテヴェルディの名曲、代表曲をご紹介しました。
J.S.バッハよりも前のルネサンス時代の音楽にはあまり馴染みがない方も多いかもしれませんが、これらの作品はバッハにも影響を与え、それがまた後の作曲家にも影響を与えたと考えると、現代の音楽との関わりを考えさせられますね。
こちらで紹介した曲以外にも、ぜひ他の曲も聴いてみてください!