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【上級者向け】聴き映え重視!ピアノ発表会で弾きたいクラシック音楽

ピアノ発表会は、ご家族やご友人をはじめ、さまざまな方に積み重ねてきた練習の成果を披露できる絶好の機会。

高度なテクニックを要する上級者向けのピアノ曲は、発表会でも聴き映えすることでしょう。

本記事では、ピアノ経験をある程度重ねてきた方が発表会で披露するのにピッタリの、聴き映えする作品をご紹介します。

高難度でも意外に聴いている人には難しさが伝わらないものもありますが、今回紹介するのは会場の観客をグッと引きつけられるすてきな作品ばかりです。

普段の練習曲よりも思い切って少し背伸びしたレベルの作品を選び、今までの努力を信じて堂々と演奏してみてくださいね!

【上級者向け】聴き映え重視!ピアノ発表会で弾きたいクラシック音楽(21〜30)

ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」第3楽章Ludwig van Beethoven

月光第三楽章 ピアノソナタ/ベートーヴェン/Beethoven/Moonlight Sonata(3rd Movement)/Classic Piano/クラシック/CANACANA
ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2「月光」第3楽章Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの代表作として知られる『ピアノソナタ第14番』通称『月光』。

第3楽章は激情と緊張感に満ちた音楽で、非常に速いテンポと劇的な展開が特徴です。

1801年に作曲された本作は、ベートーヴェンがピアノソナタの形式を革新した作品として高く評価されています。

火花を散らすように駆け上がっていく冒頭のアルペジオは、しびれるようなかっこよさ!

一度聴いたら、脳裏に焼き付いて離れません。

技術的にも演奏者に高い能力を要求しますが、その激しいエネルギーが聴く者を圧倒します。

クラシック音楽のなかでも人気が高く、多くの人々に愛されている1曲です。

ピアノソナタ 第23番 Op.57「熱情」第3楽章Ludwig van Beethoven

【FAZIOLI 】Beethoven “Appassionata” – 3rdmovement/ベートーヴェン ピアノソナタ第23番「熱情」第3楽章
ピアノソナタ 第23番 Op.57「熱情」第3楽章Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名作『ピアノソナタ 第23番 Op.57「熱情」第3楽章』。

彼のソナタといえば『悲愴』や『月光』が有名ですが、今回はあえてこちらをピックアップしました。

この作品はベートーヴェンの作品のなかでも、最も有名な『運命』の原型とも言える作品で、彼ならではの感情的な表現が多く登場します。

もちろん、演奏難易度も表現の多さに比例して高まっているのですが、その分、聴き映えのする作品なので、ぜひチェックしてみてください。

8つの演奏会用練習曲 Op.40 第1曲「プレリュード」Nikolai Kapustin

20世紀を代表するピアニスト兼作曲家、ニコライ・カプースチンさんの作品です。

1984年に発表された『8つの演奏会用練習曲 Op.40』の第1曲は、クラシックとジャズを見事に融合させた傑作。

ラテンのリズムと複雑な変奏が織り交ぜられ、聴く者を魅了します。

速いテンポと高度な技巧を要する本作は、ピアニストにとって挑戦しがいのある曲。

そのうえ、その魅力的な音楽性から、聴衆を引き付けるのに最適な1曲となっています。

ピアノの実力を存分に発揮したい方や、新鮮な響きを求める方にオススメです。

即興曲 FP176 第15番 ハ短調「エディット・ピアフを讃えて」Francis Poulenc

【解説付】「エディット・ピアフを讃えて」15の即興曲より / プーランク Poulenc 15 Improvisations “Hommage a Edith Piaf”
即興曲 FP176 第15番 ハ短調「エディット・ピアフを讃えて」Francis Poulenc

フランスの作曲家フランシス・プーランクさんが作曲した15のピアノ即興曲のなかでも、甘く切ない雰囲気で高い人気を誇る『エディット・ピアフを讃えて』。

その名のとおり、フランスの国民的象徴として今なお愛され続けているシャンソン歌手、エディット・ピアフさんに献呈された作品で、主題にはシャンソンの名曲『枯葉』のモチーフが使われています。

この曲が持つ大人な雰囲気を表現するためには、緩急や強弱などの工夫が不可欠!

実際にシャンソンを聴いて、テンポの動かし方などを研究してみるとよいかもしれません。

半音階的大ギャロップFranz Liszt

リストの名作『半音階的大ギャロップ』。

『超絶技巧練習曲』の『マゼッパ』や『鬼火』とともに、リストの難曲として名高い作品ですね。

そんな本作の難所はなんといっても4-5指を用いた細かい動きではないでしょうか?

指がつりそうになるいやらしい構成に加えて、幅広い跳躍やオクターブも連発します。

並の上級者では正しく演奏することが難しい作品です。

他のリストの作品に比べると、演奏効果がやや低い作品ですが、増三和音や全音音階の響きが好きな方にとってはツボに入る作品といえるでしょう。

前奏曲 ト短調 Op.23-5Sergei Rachmaninov

セルゲイ・ラフマニノフさんが1901年に完成させた傑作。

ロシアの風土をほうふつとさせる重厚で情熱的なメロディが特徴的です。

歯切れのよいリズムや、オクターブ以上の音を着実につかむことが求められる和音の連続、オクターブの連打など、高度なテクニックを要するフレーズがたびたび現れますが、中間部では彼の作品らしいロマンチックな旋律を楽しめます。

曲全体に演奏者と聴衆の両方を引き込む魅力的な要素がちりばめられており、発表会で披露するのにピッタリの1曲。

テクニックと表現力ともに大きな成長を期待できる作品です。

12の練習曲 Op.8 第12番「悲愴」Aleksandr Skryabin

スクリャービン/12のエチュード 12.悲愴 Op.8-12/演奏:石井絵里奈
12の練習曲 Op.8 第12番「悲愴」Aleksandr Skryabin

アレクサンドル・スクリャービンの名作『12の練習曲 Op.8 第12番「悲愴」』。

スクリャービンの作品のなかでは特に難しい楽曲として知られていますが、実際のところはショパンのエチュードよりは簡単といった程度です。

しかしながら、やけに跳躍が多い楽曲なので、人によっては暗譜が必須だと思います。

ただし、細かいアルペジオが登場するわけではないので、指回りに自信がない方でも気軽に取り組めるといった側面もあります。

しっかりと聴き映えのする作品なので、ぜひチェックしてみてください。