【上級者向け】聴き映え重視!ピアノ発表会で弾きたいクラシック音楽
ピアノ発表会は、ご家族やご友人をはじめ、さまざまな方に積み重ねてきた練習の成果を披露できる絶好の機会。
高度なテクニックを要する上級者向けのピアノ曲は、発表会でも聴き映えすることでしょう。
本記事では、ピアノ経験をある程度重ねてきた方が発表会で披露するのにピッタリの、聴き映えする作品をご紹介します。
高難度でも意外に聴いている人には難しさが伝わらないものもありますが、今回紹介するのは会場の観客をグッと引きつけられるすてきな作品ばかりです。
普段の練習曲よりも思い切って少し背伸びしたレベルの作品を選び、今までの努力を信じて堂々と演奏してみてくださいね!
【上級者向け】聴き映え重視!ピアノ発表会で弾きたいクラシック音楽(41〜50)
魔王Schubert=Liszt

フランツ・シューベルトが作曲し、ピアノの魔術師フランツ・リストが編曲した作品は、聴衆を魅了する傑作です。
ゲーテの詩に基づくこの曲は、父と子、そして魔王の対話を描き、ピアノが馬の疾走感を表現する歌曲の傑作。
リストの編曲により、技巧的に難しいピアノ曲へと生まれ変わった本作も、変化に富んだ大変魅力的な音楽となっています。
オクターブの連打は相当な腕を持つピアニストにとっても一筋縄ではいかない超高難度のパッセージ。
あなたも超人の領域にチャレンジしてみては?
ピアノソナタ第3番 ロ短調 Op.58 第4楽章Frederic Chopin

激しさときらびやかさが印象的なショパンの名曲『ピアノソナタ第3番 ロ短調 Op.58 第4楽章』。
この作品のポイントはなんといっても冒頭部分と終盤ではないでしょうか。
冒頭の部分は転調が繰り返されるため、圧倒的な没入感を持っています。
終盤に関してはロンド形式の特徴である激しいものに仕上がっています。
そんな本作は、高難易度の作品として有名です。
上級のなかでも上位に入る楽曲ではありませんが、それらに近いだけの難易度を持っています。
特に3版の難易度は相当に高いのでチェックしてみてください。
巡礼の年 第2年 イタリア S.161 第7曲「ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲」Franz Liszt

マイナーな作品でピアノ発表会に出たいという方にオススメしたいリストの作品が、こちらの『巡礼の年 第2年 イタリア S.161 第7曲「ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲」』。
難易度としてはショパンの幻想曲よりも簡単で、異常なまでに難しいというわけではありませんが、確かな技量を見せるにはうってつけの作品です。
リストの作品にしては珍しく演奏効果が高いので、単純な楽曲としても楽しめるでしょう。
コーダの跳躍の難易度が高いので、腕に自信のある方はぜひ挑戦してみてください。
ピアノソナタ ロ短調 S.178Franz Liszt

リストの作品には、いかにもリストらしい構成や展開が存在します。
こちらの『ピアノソナタ ロ短調 S.178』という作品はその中でも特に「リストらしい」作品の1つです。
『超絶技巧練習曲』に比べるとやや易しい難易度ではありますが、それでも上級の中でも上位に位置する作品で、重厚なフォルティッシモの連打から非常に速いパッセージまで、幅広い技巧が求められます。
楽譜だけでは簡単に思えるかもしれませんが、実際に弾いてみると難しさを感じる作品といえるでしょう。
版画 第3曲「雨の庭」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの名作『版画 第3曲 雨の庭』。
今回、紹介する作品のなかではマイナーな部類に入りますが、一部のコアなクラシックマニアからは非常に評判の良い、聴き映えのする楽曲です。
そんなこの作品の難しさはなんといっても、43~44小節にあると思います。
下段の最低音が第1主題なのですが、これが非常に鳴らしづらく、高い演奏力が求められます。
美しく弾くという意味なら上級のなかでも上位に入るほど奥深い作品なので、ぜひ挑戦してみてください。
【上級者向け】聴き映え重視!ピアノ発表会で弾きたいクラシック音楽(51〜60)
4つのエチュード 第4番 Op.7-4 嬰ヘ長調Igor Stravinsky

1908年に制作された2分弱の小品は、和声とリズムの斬新な組み合わせが光る傑作です。
軽快で活発な音の動きは、まるで花火のようにめまぐるしく弾け、聴く者を魅了します。
シンコペーションを巧みに取り入れたダイナミックな展開と、鮮やかな和音進行が絶妙に調和し、演奏者の技量を存分に引き出します。
本作は、短いながらも音楽の可能性を追求したイーゴリ・ストラヴィンスキーの革新的な精神が凝縮されており、ピアノ演奏会のアンコール曲として、心に残る感動を与えることでしょう。
なお、1947年11月にはピアニストのナディア・ライゼンバーグさんがカーネギー・ホールで印象的な演奏を残しています。
演奏会用アレグロ イ長調 Op.46Frederic Chopin

難曲として知られるショパンのピアノ独奏曲『演奏会用アレグロ』。
今回はその中から、こちらの『演奏会用アレグロ イ長調 Op.46』をオススメしたいと思います。
本作の難しさはなんといっても、速いオクターブ。
手の大きさはもちろんのこと、すばやく正確なポジショニングも求められる高難易度の作品です。
ただただ難しいだけではなく、ショパンならではの洗練された演奏効果もすばらしいので、ぜひチェックしてみてください。
即興曲 第4番 嬰ハ短調 遺作 作品66 「幻想即興曲」Frederic Chopin

ロマン派を代表する作曲家、フレデリック・ショパンの4つの即興曲のうち、最初に作曲されたのが、最も有名な本作。
1音目のオクターブがなった瞬間、この曲だと気づく方も少なくないはず。
左手は1拍を6等分、右手は8等分したリズムになっているため、練習し始めてしばらくは両手奏のコツをつかむのが難しいかもしれません。
しかし、練習を重ねることで、自然に拍頭を合わせられるようになるでしょう。
根気強く練習を続けてみてくださいね!
夜のガスパール 第3曲「スカルボ」Maurice Ravel

ラヴェルの作品のなかでも、屈指の難易度をほこると言われている作品『夜のガスパール 第3曲「スカルボ」』。
前衛的な表現を作り上げたラヴェルですが、本作でもその個性はいかんなく発揮されており、速いパッセージや難しいオクターブが連発するなかで、細かい表現を達成しなければなりません。
単純な難易度だけなら他の高難易度の曲に劣ることもあるものの、弾くのに精いっぱいの状態であれば、細かい表現を演出していくのは相当難しいといわざるをえません。
表現力に自信のある方は、ぜひ取り組んでみてください。
幻想小曲集 Op.12 第2曲「飛翔」Robert Schumann

ロベルト・シューマンの名曲『幻想小曲集 Op.12 第2曲 飛翔』。
ピアノ発表会などでも頻繁に耳にする楽曲なので、ご存じの方も多いと思います。
そんなこの楽曲のポイントは、なんといっても左手の存在感ではないでしょうか?
この楽曲は流した伴奏ではなく、しっかりとしたペダル操作で音が濁らないように低音部を演奏しなければなりません。
加えて17小節目からは右手も手の小さい人にとって難しい演奏が登場します。
難易度としては中級程度ですが、聴き映えのする作品なので、ぜひチェックしてみてください。



