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【上級者向け】聴き映え重視!ピアノ発表会で弾きたいクラシック音楽

ピアノ発表会は、ご家族やご友人をはじめ、さまざまな方に積み重ねてきた練習の成果を披露できる絶好の機会。

高度なテクニックを要する上級者向けのピアノ曲は、発表会でも聴き映えすることでしょう。

本記事では、ピアノ経験をある程度重ねてきた方が発表会で披露するのにピッタリの、聴き映えする作品をご紹介します。

高難度でも意外に聴いている人には難しさが伝わらないものもありますが、今回紹介するのは会場の観客をグッと引きつけられるすてきな作品ばかりです。

普段の練習曲よりも思い切って少し背伸びしたレベルの作品を選び、今までの努力を信じて堂々と演奏してみてくださいね!

【上級者向け】聴き映え重視!ピアノ発表会で弾きたいクラシック音楽(31〜40)

ピアノソナタ 第23番 Op.57「熱情」第3楽章Ludwig van Beethoven

【FAZIOLI 】Beethoven “Appassionata” – 3rdmovement/ベートーヴェン ピアノソナタ第23番「熱情」第3楽章
ピアノソナタ 第23番 Op.57「熱情」第3楽章Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名作『ピアノソナタ 第23番 Op.57「熱情」第3楽章』。

彼のソナタといえば『悲愴』や『月光』が有名ですが、今回はあえてこちらをピックアップしました。

この作品はベートーヴェンの作品のなかでも、最も有名な『運命』の原型とも言える作品で、彼ならではの感情的な表現が多く登場します。

もちろん、演奏難易度も表現の多さに比例して高まっているのですが、その分、聴き映えのする作品なので、ぜひチェックしてみてください。

12の練習曲 Op.8 第12番「悲愴」Aleksandr Skryabin

スクリャービン/12のエチュード 12.悲愴 Op.8-12/演奏:石井絵里奈
12の練習曲 Op.8 第12番「悲愴」Aleksandr Skryabin

アレクサンドル・スクリャービンの名作『12の練習曲 Op.8 第12番「悲愴」』。

スクリャービンの作品のなかでは特に難しい楽曲として知られていますが、実際のところはショパンのエチュードよりは簡単といった程度です。

しかしながら、やけに跳躍が多い楽曲なので、人によっては暗譜が必須だと思います。

ただし、細かいアルペジオが登場するわけではないので、指回りに自信がない方でも気軽に取り組めるといった側面もあります。

しっかりと聴き映えのする作品なので、ぜひチェックしてみてください。

即興曲 FP176 第15番 ハ短調「エディット・ピアフを讃えて」Francis Poulenc

【解説付】「エディット・ピアフを讃えて」15の即興曲より / プーランク Poulenc 15 Improvisations “Hommage a Edith Piaf”
即興曲 FP176 第15番 ハ短調「エディット・ピアフを讃えて」Francis Poulenc

フランスの作曲家フランシス・プーランクさんが作曲した15のピアノ即興曲のなかでも、甘く切ない雰囲気で高い人気を誇る『エディット・ピアフを讃えて』。

その名のとおり、フランスの国民的象徴として今なお愛され続けているシャンソン歌手、エディット・ピアフさんに献呈された作品で、主題にはシャンソンの名曲『枯葉』のモチーフが使われています。

この曲が持つ大人な雰囲気を表現するためには、緩急や強弱などの工夫が不可欠!

実際にシャンソンを聴いて、テンポの動かし方などを研究してみるとよいかもしれません。

前奏曲 ト短調 Op.23-5Sergei Rachmaninov

セルゲイ・ラフマニノフさんが1901年に完成させた傑作。

ロシアの風土をほうふつとさせる重厚で情熱的なメロディが特徴的です。

歯切れのよいリズムや、オクターブ以上の音を着実につかむことが求められる和音の連続、オクターブの連打など、高度なテクニックを要するフレーズがたびたび現れますが、中間部では彼の作品らしいロマンチックな旋律を楽しめます。

曲全体に演奏者と聴衆の両方を引き込む魅力的な要素がちりばめられており、発表会で披露するのにピッタリの1曲。

テクニックと表現力ともに大きな成長を期待できる作品です。

ピアノソナタ 第21番 Op.53「ワルトシュタイン」Ludwig van Beethoven

ベートーヴェン:ワルトシュタイン (L.V.Beethoven : Sonate für Klavier Nr.21 “Waldstein” C-Dur Op.53) /亀井聖矢
ピアノソナタ 第21番 Op.53「ワルトシュタイン」Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名作『ピアノソナタ 第21番 Op.53「ワルトシュタイン」』。

この楽曲はベートーヴェンの作品のなかでも、特に難しい作品として有名です。

難易度としては最上級の一つ下といったところでしょうか。

分かりやすく言うなら『ラ・カンパネラ』よりは簡単という感じですね。

一つひとつの難易度は異常に難しいというわけではないものの、全体を通してみると演奏が難しい作品です。

8分音符をただ弾いているだけになりやすい作品なので、しっかりと楽曲の理解を深めて表現力を意識しましょう。

ピアノソナタ第7番 変ロ長調 Op.83 第1楽章Sergei Prokofiev

2020ピティナ特級二次 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ 第7番「戦争ソナタ」 pf. 森本 隼太:Morimoto, Shunta
ピアノソナタ第7番 変ロ長調 Op.83 第1楽章Sergei Prokofiev

プロコフィエフの難曲として名高い『ピアノソナタ 第7番 変ロ長調 Op.83 』。

『戦争ソナタ』とも呼ばれる作品で、第二次世界大戦中の混とんとした世界観が表現されています。

演奏効果の高い本作ですが、演奏者は高度な技巧を要求されます。

リズムを取ることだけでも高い難易度をほこる難曲、ぜひチェックしてみてください。

スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31Frederic Chopin

【感謝!100万人】スケルツォ第2番 Op.31 – ショパン – Scherzo No.2 Op.31 – Chopin – クラシックピアノ – CANACANA
スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31Frederic Chopin

ロマン派を代表する作曲家フレデリック・ショパンの代表作として知られる本作。

情熱的でドラマティックな旋律が印象的で、ショパンの音楽性が存分に発揮されています。

1837年に完成したこの曲は、ショパンの個人的な苦悩が背景にあるとされ、失恋の経験が作品に反映されているといわれています。

めい想的な旋律と激情的なパッセージの対比が魅力的で、ショパンの豊かな感情表現が楽しめます。

ピアノ発表会で演奏するのにピッタリの曲ですが、高度な技術を要するため、十分な練習を重ねてから挑戦しましょう。

スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20Frederic Chopin

角野 隼斗/ショパン:スケルツォ第1番 ロ短調 Op.20(2018PTNA特級セミファイナル)Chopin – Scherzo No.1 Op.20
スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20Frederic Chopin

意外にもややこしい楽曲が多いことで知られている、フレデリック・ショパン。

こちらの『スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20』はそんなショパンの作品のなかでも、特に厄介な作品の一つです。

ショパンは手が小さく速い演奏を得意としているのですが、こちらの1番はそんなショパンの特徴が色濃く反映された構成にまとめられています。

とにかく右手の跳躍や速いパッセージが多いので、難易度としては上級に相当するでしょう。

その分、聴き映えのする作品なので、ぜひ挑戦してみてください。

献呈Schumann=Liszt

シューマン=リスト『献呈』/ Schumann=Liszt “Widmung”
献呈Schumann=Liszt

ロベルト・シューマンが結婚式前夜に妻クララに贈った歌曲集『ミルテの花 op.25』を、ピアノの魔術師フランツ・リストがピアノ独奏用に編曲したものが、このシューマン=リストの『献呈』です。

編曲されたクラシック作品の中には、独特のアレンジが加えられて原型をとどめていない作品も数多くありますが、こちらの作品はシューマンが作曲した歌曲を忠実に再現しつつ、リストらしいピアニスティックな表現が加えられており、非常に上品な作品に仕上げられています。

原曲の歌曲を聴いてから弾くと、より演奏のイメージが明確になりますよ!

幻想曲 ハ長調 Op.15 D760「さすらい人幻想曲」Franz Schubert

シューベルト/幻想曲 ハ長調「さすらい人幻想曲」,D760,op.15/今田篤
幻想曲 ハ長調 Op.15 D760「さすらい人幻想曲」Franz Schubert

ロマン派を代表する作曲家、フランツ・シューベルトが手掛けた作品。

1822年に作曲されたこの曲は、シューベルト自身の歌曲『さすらい人』の旋律を基にしています。

全4楽章で構成され、切れ目なく演奏される点が特徴的。

第2楽章では『さすらい人』の旋律が明確に引用されており、孤独や漂流感といったテーマが色濃く反映されています。

技巧的に極めて難易度が高く、シューベルト自身も「こんな曲は悪魔にでも弾かせてしまえ」と困難を感じたそう。

発表会の舞台でも聴き映えすること間違いなしの1曲です。

ピアノ経験を重ねてきた方にぜひチャレンジしてほしい名曲ですね。