【上級者向け】聴き映え重視!ピアノ発表会で弾きたいクラシック音楽
ピアノ発表会は、ご家族やご友人をはじめ、さまざまな方に積み重ねてきた練習の成果を披露できる絶好の機会。
高度なテクニックを要する上級者向けのピアノ曲は、発表会でも聴き映えすることでしょう。
本記事では、ピアノ経験をある程度重ねてきた方が発表会で披露するのにピッタリの、聴き映えする作品をご紹介します。
高難度でも意外に聴いている人には難しさが伝わらないものもありますが、今回紹介するのは会場の観客をグッと引きつけられるすてきな作品ばかりです。
普段の練習曲よりも思い切って少し背伸びしたレベルの作品を選び、今までの努力を信じて堂々と演奏してみてくださいね!
【上級者向け】聴き映え重視!ピアノ発表会で弾きたいクラシック音楽(21〜30)
12の練習曲 Op.8 第12番「悲愴」Aleksandr Skryabin

アレクサンドル・スクリャービンの名作『12の練習曲 Op.8 第12番「悲愴」』。
スクリャービンの作品のなかでは特に難しい楽曲として知られていますが、実際のところはショパンのエチュードよりは簡単といった程度です。
しかしながら、やけに跳躍が多い楽曲なので、人によっては暗譜が必須だと思います。
ただし、細かいアルペジオが登場するわけではないので、指回りに自信がない方でも気軽に取り組めるといった側面もあります。
しっかりと聴き映えのする作品なので、ぜひチェックしてみてください。
バラード 第2番 ヘ長調 Op.38Frederic Chopin

ロマン派を代表するフレデリック・ショパンの作品は、ピアノ発表会でも人気が高いですね。
本作は、穏やかな旋律から荒々しい激情へと変化する劇的な構成が特徴的。
冒頭の静かなヘ長調から急速で激しいイ短調へと転調し、再び元の主題に戻る展開は、聴衆を引き込む魅力があります。
ショパンの故郷ポーランドへの思いが込められているともいわれ、演奏者の技術と表現力が試される1曲。
高度な技巧を要しますが、その分聴き応えも抜群です!
【上級者向け】聴き映え重視!ピアノ発表会で弾きたいクラシック音楽(31〜40)
半音階的大ギャロップFranz Liszt

リストの名作『半音階的大ギャロップ』。
『超絶技巧練習曲』の『マゼッパ』や『鬼火』とともに、リストの難曲として名高い作品ですね。
そんな本作の難所はなんといっても4-5指を用いた細かい動きではないでしょうか?
指がつりそうになるいやらしい構成に加えて、幅広い跳躍やオクターブも連発します。
並の上級者では正しく演奏することが難しい作品です。
他のリストの作品に比べると、演奏効果がやや低い作品ですが、増三和音や全音音階の響きが好きな方にとってはツボに入る作品といえるでしょう。
12の練習曲 Op.12 第10番「革命」Frederic Chopin

ピアノ発表会で演奏される作品は技術を重視したものが多いため、聴き映えしにくい傾向にあります。
フレデリック・ショパンの名作であるこちらの『12の練習曲 Op.12 第10番「革命」』は、技術的にも難しい作品でありながら、音楽作品としても高く評価されています。
まさに聴き映えのする楽曲としてはうってつけの作品と言えるでしょう。
右手の主題が有名な作品ですが、左手の速い16分音符のアルペジオもなかなかに難しいので、演奏に自信のある方はぜひ挑戦してみてください。
前奏曲 ト短調 Op.23-5Sergei Rachmaninov

セルゲイ・ラフマニノフさんが1901年に完成させた傑作。
ロシアの風土をほうふつとさせる重厚で情熱的なメロディが特徴的です。
歯切れのよいリズムや、オクターブ以上の音を着実につかむことが求められる和音の連続、オクターブの連打など、高度なテクニックを要するフレーズがたびたび現れますが、中間部では彼の作品らしいロマンチックな旋律を楽しめます。
曲全体に演奏者と聴衆の両方を引き込む魅力的な要素がちりばめられており、発表会で披露するのにピッタリの1曲。
テクニックと表現力ともに大きな成長を期待できる作品です。
即興曲 FP176 第15番 ハ短調「エディット・ピアフを讃えて」Francis Poulenc

フランスの作曲家フランシス・プーランクさんが作曲した15のピアノ即興曲のなかでも、甘く切ない雰囲気で高い人気を誇る『エディット・ピアフを讃えて』。
その名のとおり、フランスの国民的象徴として今なお愛され続けているシャンソン歌手、エディット・ピアフさんに献呈された作品で、主題にはシャンソンの名曲『枯葉』のモチーフが使われています。
この曲が持つ大人な雰囲気を表現するためには、緩急や強弱などの工夫が不可欠!
実際にシャンソンを聴いて、テンポの動かし方などを研究してみるとよいかもしれません。
献呈Schumann=Liszt

ロベルト・シューマンが結婚式前夜に妻クララに贈った歌曲集『ミルテの花 op.25』を、ピアノの魔術師フランツ・リストがピアノ独奏用に編曲したものが、このシューマン=リストの『献呈』です。
編曲されたクラシック作品の中には、独特のアレンジが加えられて原型をとどめていない作品も数多くありますが、こちらの作品はシューマンが作曲した歌曲を忠実に再現しつつ、リストらしいピアニスティックな表現が加えられており、非常に上品な作品に仕上げられています。
原曲の歌曲を聴いてから弾くと、より演奏のイメージが明確になりますよ!



