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【初級者向け】やさしい&弾きやすい!ピアノ発表会で聴き映えする曲

易しく自分でも簡単に弾ける、そしてかっこよくて華やかな聞き映えする曲をお探しではありませんか?

ピアノを習い始めて間もない段階で出演する発表会では、無理もなく弾けるレベルでありながら、聴き映えする華やかな作品を選ぶことが重要です。

特にお子さまの場合は、本人の好みを優先しつつも、指の届く範囲などにも気を配りながら作品や楽譜を選定する必要があります。

そこで本記事では、ピアノを習い始めて間もないお子さまや、大人になってピアノをはじめた方の発表会曲としておすすめの、聴き映えする初級者向け楽曲をご紹介します。

音域の広さや演奏のポイントなどにも触れてきますので、ぜひ発表会曲選びの参考にしてくださいね。

【初級者向け】やさしい&弾きやすい!ピアノ発表会で聴き映えする曲(81〜90)

野ばらに寄せてEdward MacDowell

野ばらに寄す – 森のスケッチ(マクダウェル)To a Wild Rose – Woodland Sketches – MacDowell
野ばらに寄せてEdward MacDowell

アメリカの作曲家エドワード・マクダウェルが1896年に作曲した『森のスケッチ Op.51』の中の1曲。

穏やかで心洗われるような美しいメロディが印象的な作品です。

音数はそれほど多くありませんが、メロディラインが左右にちりばめられているため、常にメロディがどこにあるのか意識しつつ、伴奏と音量のバランスをとりながら弾いていくことが大切です。

楽譜のメロディ部分に色を付けて、視覚でも区別できるようにしておくと、より意識しやすくなりますよ!

幸せな魔女Jane Bastien

バスティン:幸せな魔女  pf. 中田 雄一朗:Yuichiro Nakada
幸せな魔女Jane Bastien

教育者としても高く評価されているアメリカ出身の現代の作曲家、ジェーン・バスティアンさん。

児童向けの作品を多く手がけているため、すでに彼女の作品を演奏したという初心者のお子さまも多いのではないでしょうか?

そんな彼女の作品で特にオススメしたいのが、こちらの『幸せな魔女』。

マノ・シニストラを使った作品としてはトップクラスで簡単な作品です。

華やかではありませんが、技術を見せるという意味ではピアノ発表会にうってつけの作品と言えるのではないでしょうか?

妖精のハープJohn S Thompson

【ピアノ発表会おすすめ】妖精のハープ ♫ トンプソン / The Fairies’ Harp, Thompson
妖精のハープJohn S Thompson

アメリカの近代音楽を作り上げた作曲家の1人、ジョン・S・トンプソン。

児童向けの作品を多く手がけており、現在でも世界中のピアノ発表会で演奏されています。

今回はそんなトンプソンの作品のなかから、こちらの『妖精のハープ』を紹介したいと思います。

非常に簡単な作品ですが、速度表記も意識しなければならないため、ある程度のセンスは必要です。

5歳児は抑揚の感覚も理解できるようになってくるので、表現力を身に着けさせたいなら、取り組んでおいて損はない作品です。

バースデイ・マーチLouis Köhler

「バースデイ・マーチ」L.ケーラー作曲(先生が選んだ ピアノ発表会名曲集1より)
バースデイ・マーチLouis Köhler

多くの子供向けピアノ楽譜に収録されている、初めての発表会にピッタリのかわいらしい作品!

ルイス・ケーラーの『バースデイ・マーチ』は、シンプルで覚えやすい曲ですが、和音のスタッカートやメロディのなめらかなレガートなど、ピアノを学ぶ上で重要な要素が詰まっています。

また、元気な部分とそっと弾く部分など、強弱の変化をたっぷりつけられるのもこの曲の魅力の1つ!

お誕生日のサプライズなどを想像しながら、表情豊かに演奏しましょう。

さぁ、ワルツを踊ろうWilliam Gillock

【ピアノ発表会おすすめ】さぁ、ワルツを踊ろう ♫ ギロック /Let’s Waltz , Gillock
さぁ、ワルツを踊ろうWilliam Gillock

テクニックを必要としない楽曲構成でありながら、聴き映えのする曲を作ることに長けていたアメリカの偉大な作曲家、ウィリアム・ギロック。

ピアノ初心者にとってもなじみ深い作曲家ですね。

こちらの『さぁ、ワルツを踊ろう』はそんなギロックの作品のなかでも、特にオススメしたい楽曲。

伴奏も主旋律も非常にシンプルなので、ワルツのリズムを子どもに覚えさせるにはうってつけの作品です。

聴き映えもするので、ぜひピアノ発表会の参考にしてみてください。

ガラスのくつWilliam Gillock

【ピアノ発表会おすすめ】ガラスのくつ ♫ ギロック / The Glass Slipper, Gillock
ガラスのくつWilliam Gillock

音楽教育界のシューベルトと称されるほど、美しいメロディーセンスが印象的な作曲家、ウィリアム・ギロック。

彼の作風は高度なテクニックを使用せず、豊かな表現で楽曲の魅力を引き出すといったものでした。

そのため、初心者の課題曲としてギロックの作品は頻繁に登場します。

今回はその中でもこちらの『ガラスのくつ』を紹介したいと思います。

三拍子になれるにはうってつけの作品なので、本格的なワルツに取り組む前にこの楽曲を取り組んでみると良いでしょう。

【初級者向け】やさしい&弾きやすい!ピアノ発表会で聴き映えする曲(91〜100)

子どものためのピアノ曲集『虹のリズム』1.タンポポがとんだ平吉毅州

平吉 毅州/虹のリズム 1.タンポポがとんだ/演奏:佐久間 あすか
子どものためのピアノ曲集『虹のリズム』1.タンポポがとんだ平吉毅州

児童向けの合唱曲や独奏曲などを中心に、いくつもの名曲を作り上げてきた偉大な作曲家、平吉毅州さん。

こちらの『子どものためのピアノ曲集『虹のリズム』1.タンポポがとんだ』は彼を代表する作品の1つで、ピアノ発表会でも頻繁に演奏されます。

リズム感というのは身につけられるものではありますが、才能による差も大きい要素です。

こちらの作品はそんなリズム感を鍛えるにはうってつけの作品で、全体を通してメリハリのあるリズムにまとめられています。

最初の発表会にはうってつけの作品と言えるでしょう。