【初級者向け】やさしい&弾きやすい!ピアノ発表会で聴き映えする曲
易しく自分でも簡単に弾ける、そしてかっこよくて華やかな聞き映えする曲をお探しではありませんか?
ピアノを習い始めて間もない段階で出演する発表会では、無理もなく弾けるレベルでありながら、聴き映えする華やかな作品を選ぶことが重要です。
特にお子さまの場合は、本人の好みを優先しつつも、指の届く範囲などにも気を配りながら作品や楽譜を選定する必要があります。
そこで本記事では、ピアノを習い始めて間もないお子さまや、大人になってピアノをはじめた方の発表会曲としておすすめの、聴き映えする初級者向け楽曲をご紹介します。
音域の広さや演奏のポイントなどにも触れてきますので、ぜひ発表会曲選びの参考にしてくださいね。
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【初級者向け】やさしい&弾きやすい!ピアノ発表会で聴き映えする曲(21〜30)
こどものためのアルバムより「ポルカ」Louis Heinrich Köhler

発表会で弾むように楽しい気持ちになれる曲をお探しではないでしょうか。
19世紀に教育目的で編まれた全30曲からなるピアノ曲集、アルバム『Kinder Album, Op. 210』に収められた一曲です。
ポルカの軽快なリズムに乗って、まるで舞踏会でくるくると踊っているような情景が目に浮かびます。
この楽曲は、スタッカートで元気に、レガートで優雅にといった音色の変化を学ぶのにも最適です。
聴いている人も思わず笑顔になるような明るさがあるので、これから表現力を豊かにしていきたいお子さまが、発表会で輝く一曲としておすすめです。
ボーイズ・メリーゴーランドNiels Wilhelm Gade

明るく軽快なリズムが魅力的なこども向けのピアノ曲です。
シンプルながらも美しいメロディーが印象的で、こどもたちが輪になって踊る様子を生き生きと描写しています。
アルバム『こどものクリスマス』に収録された本作は、遊び心に満ちた楽しい雰囲気を持ち、男の子らしい活発さが表現されています。
教育的配慮と芸術性を兼ね備えており、ヨーロッパの伝統的なこどもの遊びの情景が目に浮かぶような一曲です。
イギリス王立音楽検定のピアノ課題曲としても取り上げられ、舞台映えする演奏曲として世界中で親しまれています。
発表会で華やかに演奏したい方におすすめの作品です。
ポロネーズ ハ長調 Op.155-4Theodor Oesten

19世紀のドイツで活躍したピアノ教師兼作曲家、テオドール・エステンによる作品です。
タイトルにもなっている『ポロネーズ』はフランス語で「ポーランド風」を意味しており、クラシック音楽がお好きな方であればフレデリック・ショパンの『英雄ポロネーズ』辺りがすぐに思い浮かぶでしょう。
エステンの『ポロネーズ』は初級の終わりが見えてきた、くらいの技術を身につけた子どもたちにぜひ発表会の課題曲として挑戦してほしい楽曲。
テンポの早いリズミカルなワルツのテンポは難しく感じられるかもしれませんが、左手の伴奏は非常にシンプルで右手のメロディも単旋律で譜面通りに弾くだけなら難しくはないはずです。
まずはゆっくりと、徐々にスピードアップしてぜひかっこよく弾きこなしてみてくださいね。
ウィンナー・マーチCarl Czerny

明快なリズムと軽快なメロディーが魅力のオーストリアのピアノ行進曲です。
ウィーンの優雅さと洗練された雰囲気を感じさせる本作は、ピアノの発表会やコンサートでも人気の高い曲となっています。
19世紀前半に作曲された作品ながら、現代でも多くのピアニストや音楽愛好家に親しまれ続けているのは、聴衆を魅了する華やかな表現力があるからでしょう。
かっこよく舞台映えする楽曲を探している男の子におすすめです。
技術的な練習にもなりつつ、音楽的な表現力も磨ける本作は、ピアノを学ぶ皆さんの実力をぐっと引き上げてくれることでしょう。
フランス組曲 第2番 BWV 813 ジーグJ.S.Bach

軽やかな踊りのリズムに包まれたこの楽曲は、「フランス組曲第2番」の華やかなフィナーレを飾る一曲です。
3/8拍子の活発な動きと対位法的な構造が絶妙に組み合わさり、右手と左手の掛け合いが美しい音楽的対話を生み出しています。
1722年頃に作曲されたこの作品は、妻アンナ・マグダレーナのために編纂された音楽帳にも収録されており、家庭での音楽作りの温かさも感じられます。
ハ短調という調性が深みと緊張感を与えながらも、舞曲特有の躍動感が失われることはありません。
バロック音楽に挑戦したい方や、対位法の美しさを体感したい方におすすめです。
技術的な挑戦を含みつつも音楽的な表現力が求められる構成で、演奏する喜びと聴く楽しさの両方を味わえる魅力的な作品となっています。
小さなうたCornelius Gurlitt

ピアノ発表会でも人気の作品『小さなうた』。
ハチャトゥリアンのものと混同されがちですが、今回はグルリットの作品です。
この作品は『こども音楽会』という作品に収録されている小品で、その名の通り、子どもでも演奏できる非常に簡単な曲調に仕上げられています。
速度表記に関しても、両手の使い方に関しても、非常にシンプルな作品なので、始めてのピアノ発表会にはうってつけの作品と言えるでしょう。
始めたてのお子さまは、この曲を弾くことを目標に練習してみてはいかがでしょうか?
ポロネーズ ト短調J.S.Bach

初心者が弾ける楽曲の多くは、指回りが求められないゆったりとした構成にまとめられています。
そのため長調の楽曲はどうしても間延びしているように感じてしまいがちです。
同じように感じられている初心者の方も多いのではないでしょうか?
そんな方にオススメしたい楽曲が、こちらの『ポロネーズ ト短調』。
ヨハン・ゼバスティアン・バッハの名曲で、短いながらも印象に残るト短調の構成が魅力的ですね。
ぜひ挑戦してみてください。






