【初級者向け】やさしい&弾きやすい!ピアノ発表会で聴き映えする曲
易しく自分でも簡単に弾ける、そしてかっこよくて華やかな聞き映えする曲をお探しではありませんか?
ピアノを習い始めて間もない段階で出演する発表会では、無理もなく弾けるレベルでありながら、聴き映えする華やかな作品を選ぶことが重要です。
特にお子さまの場合は、本人の好みを優先しつつも、指の届く範囲などにも気を配りながら作品や楽譜を選定する必要があります。
そこで本記事では、ピアノを習い始めて間もないお子さまや、大人になってピアノをはじめた方の発表会曲としておすすめの、聴き映えする初級者向け楽曲をご紹介します。
音域の広さや演奏のポイントなどにも触れてきますので、ぜひ発表会曲選びの参考にしてくださいね。
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【初級者向け】やさしい&弾きやすい!ピアノ発表会で聴き映えする曲(21〜30)
はにゅうの宿イングランド民謡

穏やかでどこか懐かしいメロディが心に深く染み渡る、スタジオジブリ映画『火垂るの墓』の挿入歌。
1988年の公開当時から、兄妹が過ごした日々を象徴する場面で流れる音楽として、多くの人の記憶に残っているのではないでしょうか。
この楽曲が持つ「粗末な家でも我が家が一番」というテーマは、物語と深く結びつき、失われた平穏への郷愁と家族への愛情を優しく語りかけてくるようです。
ゆったりとしたテンポなので、焦らずに一音一音を慈しむように弾くことが、美しい響きにつながります。
旋律に込められた物語を思い浮かべながら演奏すれば、きっと聴く人の心に届くはずですよ。
こどものためのアルバムより「ポルカ」Louis Heinrich Köhler

発表会で弾むように楽しい気持ちになれる曲をお探しではないでしょうか。
19世紀に教育目的で編まれた全30曲からなるピアノ曲集、アルバム『Kinder Album, Op. 210』に収められた一曲です。
ポルカの軽快なリズムに乗って、まるで舞踏会でくるくると踊っているような情景が目に浮かびます。
この楽曲は、スタッカートで元気に、レガートで優雅にといった音色の変化を学ぶのにも最適です。
聴いている人も思わず笑顔になるような明るさがあるので、これから表現力を豊かにしていきたいお子さまが、発表会で輝く一曲としておすすめです。
ボーイズ・メリーゴーランドNiels Wilhelm Gade

明るく軽快なリズムが魅力的なこども向けのピアノ曲です。
シンプルながらも美しいメロディーが印象的で、こどもたちが輪になって踊る様子を生き生きと描写しています。
アルバム『こどものクリスマス』に収録された本作は、遊び心に満ちた楽しい雰囲気を持ち、男の子らしい活発さが表現されています。
教育的配慮と芸術性を兼ね備えており、ヨーロッパの伝統的なこどもの遊びの情景が目に浮かぶような一曲です。
イギリス王立音楽検定のピアノ課題曲としても取り上げられ、舞台映えする演奏曲として世界中で親しまれています。
発表会で華やかに演奏したい方におすすめの作品です。
インディアンの踊りWilliam Gillock

アメリカ先住民の文化やリズムをモチーフにしたこの楽曲は、シンプルながらも力強いリズムと独特の旋律が魅力です。
太鼓のような左手の伴奏が印象的で、右手の旋律がそれに呼応するように展開されていきます。
一定のビートと三連符の組み合わせが用いられた本作は、男の子が憧れる力強さと躍動感にあふれています。
アルバム『Two Indian Dances』に収録された作品で、楽曲の背景にある文化や物語を想像しながら表現力を養える点も見どころ。
Gメジャーの調性で書かれた明るく活発な曲調は、発表会やコンクールでも映えることが間違いなしです。
フランス組曲 第2番 BWV 813 ジーグJ.S.Bach

軽やかな踊りのリズムに包まれたこの楽曲は、「フランス組曲第2番」の華やかなフィナーレを飾る一曲です。
3/8拍子の活発な動きと対位法的な構造が絶妙に組み合わさり、右手と左手の掛け合いが美しい音楽的対話を生み出しています。
1722年頃に作曲されたこの作品は、妻アンナ・マグダレーナのために編纂された音楽帳にも収録されており、家庭での音楽作りの温かさも感じられます。
ハ短調という調性が深みと緊張感を与えながらも、舞曲特有の躍動感が失われることはありません。
バロック音楽に挑戦したい方や、対位法の美しさを体感したい方におすすめです。
技術的な挑戦を含みつつも音楽的な表現力が求められる構成で、演奏する喜びと聴く楽しさの両方を味わえる魅力的な作品となっています。
かいぞくRoger Grove

海賊の冒険をテーマにしたアップテンポな本曲は、力強さと躍動感があふれるピアノソロ曲です。
船出の様子や大海原での嵐、宝物発見のワクワク感など、ストーリー性豊かな展開が魅力的で、一度聴いたら誰もが引き込まれてしまいます。
原曲にもピアノがありますが、ソロ版では新たな装飾やアレンジが加えられ、3ページ構成で物語を音で表現しています。
2023年11月に発売された本作は、冒険心をくすぐる楽しい楽曲に仕上がっており、演奏する喜びと聴く楽しさを両立。
ピアノ発表会でも大活躍することが間違いなしの1曲で、男の子のかっこいい演奏曲として人気を集めています。
カーニバルの舞踏会William Gillock

ブラジルのカーニバルをイメージした華やかでリズミカルな楽曲で、サンバのリズムとメロディーが印象的な作品です。
左手のシンコペーションと右手の軽快なフレーズが魅力的で、ラテン音楽の躍動感が見事に表現されています。
1969年に出版された本作は、シンプルながらも情熱的な雰囲気を醸し出し、演奏する人も聴く人も思わず体が揺れだすような中毒性があります。
男の子にぴったりの元気がいっぱいでかっこいい曲調で、ピアノ発表会で演奏すれば会場を盛り上げることが間違いなしです。
演奏の難しさを感じさせない自然な流れと、聴衆を魅了する舞台映えの良さを兼ね備えた、素晴らしい1曲です。






