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【初級者向け】やさしい&弾きやすい!ピアノ発表会で聴き映えする曲

易しく自分でも簡単に弾ける、そしてかっこよくて華やかな聞き映えする曲をお探しではありませんか?

ピアノを習い始めて間もない段階で出演する発表会では、無理もなく弾けるレベルでありながら、聴き映えする華やかな作品を選ぶことが重要です。

特にお子さまの場合は、本人の好みを優先しつつも、指の届く範囲などにも気を配りながら作品や楽譜を選定する必要があります。

そこで本記事では、ピアノを習い始めて間もないお子さまや、大人になってピアノをはじめた方の発表会曲としておすすめの、聴き映えする初級者向け楽曲をご紹介します。

音域の広さや演奏のポイントなどにも触れてきますので、ぜひ発表会曲選びの参考にしてくださいね。

【初級者向け】やさしい&弾きやすい!ピアノ発表会で聴き映えする曲(111〜120)

ガラスのくつWilliam Gillock

【ピアノ発表会おすすめ】ガラスのくつ ♫ ギロック / The Glass Slipper, Gillock
ガラスのくつWilliam Gillock

音楽教育界のシューベルトと称されるほど、美しいメロディーセンスが印象的な作曲家、ウィリアム・ギロック。

彼の作風は高度なテクニックを使用せず、豊かな表現で楽曲の魅力を引き出すといったものでした。

そのため、初心者の課題曲としてギロックの作品は頻繁に登場します。

今回はその中でもこちらの『ガラスのくつ』を紹介したいと思います。

三拍子になれるにはうってつけの作品なので、本格的なワルツに取り組む前にこの楽曲を取り組んでみると良いでしょう。

ちょうちょうドイツ民謡

日本の童謡に多く採用されている、ドイツ民謡。

キャッチーなメロディーはピアノ発表会でも頻繁に耳にします。

そんなドイツ民謡からオススメしたい作品が、こちらの『ちょうちょう』。

日本人にはおなじみの童謡ですね。

4歳児はまだ両手での演奏がままならない子どもも多いと思います。

そんなときはこの動画のように親子で連弾に取り組んでみるのもオススメです。

この作品は途中で曲調を大きく変えているので、そういったところでオリジナリティを出せるのも魅力の1つと言えるでしょう。

ぶんぶんぶんボヘミア民謡

基本的にソロを紹介してきましたが、ここで連弾の作品を紹介したいと思います。

それが、こちらの『ぶんぶんぶん』。

日本でもおなじみのボヘミア民謡ですね。

連弾における本作のポイントは、プリモの難易度が非常に低いところ。

セコンドはやや速いアルペジオが登場するため、4歳児による演奏は難しいと思いますが、プリモに関しては非常にシンプル。

片手で演奏できるので、始めたての子どもでも取り組めます。

親子でピアノ発表会に出る方は要チェックの作品です。

となりのトトロ久石譲

ピアノの発表会♫さくらこちゃん上手にできるかな となりのトトロ 緊張ドキドキ
となりのトトロ久石譲

ジブリ作品を担当し、いくつもの名曲を作り上げてきた日本の作曲家、久石譲さん。

クラシックやピアノ曲に詳しくない方でも知っている、非常にポピュラーな作曲家ですね。

そんな久石譲さんの作品のなかでも、特に6歳児にオススメしたい作品が、こちらの『となりのトトロ』。

小学校にピッタリな明るい曲調が印象的な作品で、一定のテンポのため、非常に弾きやすい特徴を持っています。

そういった作品でありながら、裏拍も学べる楽曲なので、良い経験にもなるでしょう。

チューリップ井上武士

初めてのピアノ発表会で 年少 チューリップ、かえるのうた、けんこつやまのたぬきさん @YUKI
チューリップ井上武士

いくつもの童謡を作り上げてきた日本の作曲家、井上武士。

こちらの『チューリップ』はそんな彼の作品のなかでも、最も有名な楽曲です。

ピアノにおけるこの作品の難易度は非常に低く、始めたての子どもでも取り組めるレベルです。

始めてのピアノ発表会にはうってつけの楽曲と言えるでしょう。

動画のようなアレンジは両手に慣れていなくても取り組みやすく、キャッチーな作品であることから聴き映えもします。

ぜひチェックしてみてください。

子どものためのピアノ曲集『虹のリズム』1.タンポポがとんだ平吉毅州

平吉 毅州/虹のリズム 1.タンポポがとんだ/演奏:佐久間 あすか
子どものためのピアノ曲集『虹のリズム』1.タンポポがとんだ平吉毅州

児童向けの合唱曲や独奏曲などを中心に、いくつもの名曲を作り上げてきた偉大な作曲家、平吉毅州さん。

こちらの『子どものためのピアノ曲集『虹のリズム』1.タンポポがとんだ』は彼を代表する作品の1つで、ピアノ発表会でも頻繁に演奏されます。

リズム感というのは身につけられるものではありますが、才能による差も大きい要素です。

こちらの作品はそんなリズム感を鍛えるにはうってつけの作品で、全体を通してメリハリのあるリズムにまとめられています。

最初の発表会にはうってつけの作品と言えるでしょう。

こどものためのピアノ曲集「こどものせかい」第1曲 やくそく湯山昭

【ピアノ発表会おすすめ】やくそく ♫ 湯山昭 / Promise , Akira Yuyama
こどものためのピアノ曲集「こどものせかい」第1曲 やくそく湯山昭

子供のための管弦楽曲や合唱曲、そしてピアノ作品を数多く手がけている作曲家、湯山昭さんのピアノ曲集『こどものせかい』の第1曲目に収録されている『やくそく』。

1分にも満たない短い曲ですが、スタッカートとレガートの弾き分けや、伴奏とメロディのバランスなど、ピアノを学ぶうえで重要な要素がギュッと凝縮されている作品です。

もちろん、かわいらしく楽しい曲調も、お子さまの発表会にオススメする理由の一つ!

柔らかい雰囲気を音で表現できるよう、表情豊かに演奏しましょう。