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【初級者向け】やさしい&弾きやすい!ピアノ発表会で聴き映えする曲

易しく自分でも簡単に弾ける、そしてかっこよくて華やかな聞き映えする曲をお探しではありませんか?

ピアノを習い始めて間もない段階で出演する発表会では、無理もなく弾けるレベルでありながら、聴き映えする華やかな作品を選ぶことが重要です。

特にお子さまの場合は、本人の好みを優先しつつも、指の届く範囲などにも気を配りながら作品や楽譜を選定する必要があります。

そこで本記事では、ピアノを習い始めて間もないお子さまや、大人になってピアノをはじめた方の発表会曲としておすすめの、聴き映えする初級者向け楽曲をご紹介します。

音域の広さや演奏のポイントなどにも触れてきますので、ぜひ発表会曲選びの参考にしてくださいね。

【初級者向け】やさしい&弾きやすい!ピアノ発表会で聴き映えする曲(91〜100)

6つのエコセーズLudwig van Beethoven

エコセーズ ECOSSAISE/ベートーヴェンBeethoven WoO.83
6つのエコセーズLudwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンのピアノ作品のなかでも、初心者向けの曲として親しまれている『6つのエコセーズ』。

繰り返される1つのテーマの間に、5つの短いテーマが挟み込まれる形で構成されており、曲調の切替や表現のメリハリを学ぶのにピッタリの作品です。

スタッカート、レガート、ターンなどの基本的なテクニックが詰まっているので、丁寧に練習していくことでレベルアップにもつながります。

繰り返しが多く覚えやすいので発表会曲にもオススメです!

鬼と妖精Catherine Rollin

ピアノを始めたばかりの発表会で使える「ロリン・ピアノ・コース レパートリー1」。オススメの7曲を紹介!
鬼と妖精Catherine Rollin

音楽教育家としても高い評価を集めている作曲家、キャサリン・ロリンさん。

初心者なら一度は彼女の作品に取り組んだことがあると思います。

そんなキャサリン・ロリンさんの作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『鬼と妖精』。

ロマン派のエッセンスを感じさせる作品で、非常に聴き映えします。

両手の位置がやや離れているため、4歳児にとってはやや難易度が高いと思いますが、取り組んでみる価値は大いにある作品と言えるでしょう。

とけいだいCornelius Gurlitt

とけいだい/ C.グルリット(Newピアノスタディ①より)
とけいだいCornelius Gurlitt

歌曲やピアノ曲から、カンタータ、歌劇、交響曲までいくつもの作品を手掛けてきたドイツの偉大な作曲家、コルネリウス・グルリット。

難易度の高い作品を多く残してきた彼ですが、なかには子ども向けのシンプルでかわいらしい作品も残しています。

それが、こちらの『とけいだい』。

やや伴奏が難しい作品であるため、動画のように連弾で取り組むことをオススメします。

親子でピアノ発表会に出場することを決めている方は要チェックの作品です。

カノンJohann Pachelbel

カノン/パッヘルベル/楽譜あり/ピアノ/Canon/Pachelbel /Piano/CANACANA
カノンJohann Pachelbel

『パッヘルベルのカノン』としておなじみの、ドイツの作曲家ヨハン・パッヘルベル作曲の名曲!

穏やかで美しい曲調は、大人から子供まで幅広い年代のピアノ学習者の心をとらえています。

シンプルで美しいコード進行は「カノン進行」と称され、J-POPや洋楽など他ジャンルの作品にも取り入れられています。

心にすっと染みこむやさしいメロディは、大人になってからピアノを始めた方々からも大人気!

誰もが知っている名曲を発表会曲に選んで、デビューの舞台を記憶に深く刻みましょう。

パリの休日William Gillock

ギロック :パリの休日 ピアニスト 近藤由貴/Gillock: Holiday in Paris Piano, Yuki Kondo
パリの休日William Gillock

子どもでも演奏できるほどシンプルな楽曲構成でいくつもの名曲を作り上げてきたアメリカ出身の作曲家、ウィリアム・ギロックさん。

そんな彼の作品のなかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『パリの休日』。

ピアノを始めたての子どもなら、一度は演奏することがあるといっても過言ではないほど、有名な作品ですね。

難易度としてはブルグミュラーの前半程度といったところでしょうか。

美しくかわいらしい旋律が非常に聴き映えするので、ぜひ発表会の参考に聴いてみてください。

きらきら星フランス民謡

きらきら星、ちょうちょ 年中(5歳) ピアノ発表会 Twinkle Twinkle Little Star / Lightly Row PIANO
きらきら星フランス民謡

お子さま向けのさまざまなピアノテキストに採用されており、発表会の定番曲となっている『きらきら星』。

幼稚園や保育園で歌いなれているお子さまも多いため、まったく知らない曲と比べて取り組みやすい作品といえるでしょう。

1人で演奏するのももちろんすてきですが、発表会でより華やかな演奏に仕上げたい場合は、保護者の方や先生との連弾がオススメ!

「親子連弾」は保護者の方にとってもお子さまにとっても、思い出に残る貴重な経験になります。

ぜひ積極的にチャレンジしてみてくださいね!

アレグレットAnton Diabelli

「4期のピアノ名曲集 第2巻」ディアベリ/アレグレット Op.125-10
アレグレットAnton Diabelli

こちらの『アレグレット』はフランツ・ヨーゼフ・ハイドンに師事していたというオーストラリア出身の作曲家、アントン・ディアベリによるピアノ曲です。

クラシックに詳しい方であれば、ベートーヴェンの『ディアベリ変奏曲』などが発表された経緯の中でアントン・ディアベリの存在があったことをよくご存じでしょう。

そんなディアベリによる『アレグレット』ですが、短い中なにも古典派らしい作風がしっかり味わえる楽曲ですから、この曲から古典派の世界に触れてみるのもいい選択かもしれません。

スタッカートは歯切れよく音の強弱をしっかり意識して、オーケストラを再現するような気持ちで迫力のある演奏でぜひ発表会の主役をものにしてください!