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【初級者向け】やさしい&弾きやすい!ピアノ発表会で聴き映えする曲

易しく自分でも簡単に弾ける、そしてかっこよくて華やかな聞き映えする曲をお探しではありませんか?

ピアノを習い始めて間もない段階で出演する発表会では、無理もなく弾けるレベルでありながら、聴き映えする華やかな作品を選ぶことが重要です。

特にお子さまの場合は、本人の好みを優先しつつも、指の届く範囲などにも気を配りながら作品や楽譜を選定する必要があります。

そこで本記事では、ピアノを習い始めて間もないお子さまや、大人になってピアノをはじめた方の発表会曲としておすすめの、聴き映えする初級者向け楽曲をご紹介します。

音域の広さや演奏のポイントなどにも触れてきますので、ぜひ発表会曲選びの参考にしてくださいね。

【初級者向け】やさしい&弾きやすい!ピアノ発表会で聴き映えする曲(61〜80)

かっこうワルツJohan Emanuel Jonasson

かっこうワルツ(ヨナッソン)The Cuckoo Waltz (Jonasson)
かっこうワルツJohan Emanuel Jonasson

かっこうの鳴き声のモチーフが曲全体にちりばめられた、とっても華やかで楽しい雰囲気の1曲!

『かっこうワルツ』は、スウェーデンの作曲家ヨハン・エマヌエル・ヨナーソンの作品ですが、作曲家について知らない方でも『かっこうの歌』として、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

なじみのあるかっこうのテーマから始まり、変奏曲のように変化しながらさまざまな形で鳴き声のモチーフがあらわれます。

楽しげなワルツのリズムを体で感じながら、軽快に演奏しましょう!

トルコ行進曲Ludwig van Beethoven

ベートーベン トルコ行進曲 7歳(小1) ピアノ発表会にて
トルコ行進曲Ludwig van Beethoven

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの『トルコ行進曲』は、明るく快活な曲調で子供たちから大人気!

ピアノ発表会で必ず誰かが演奏するといっても過言ではないほどの定番曲として、広く親しまれています。

ポイントは、行進曲らしく左手でテンポをしっかりキープし、右手を軽やかに明るい音色で演奏すること!

装飾音符をクリアな音で演奏できるよう、はじめはゆっくり練習してみましょう。

必要以上に速くなってしまわないよう、実際に行進してみて、曲に合ったテンポを体感してみるのもよいでしょう。

子供のためのアルバム Op.68 第8曲「勇敢な騎士」Robert Schumann

【ピアノ発表会おすすめ】乱暴な騎士(勇敢な騎手)♫ シューマン / Wilder Reiter Op.68-8, Schumann
子供のためのアルバム Op.68 第8曲「勇敢な騎士」Robert Schumann

ドイツのロマン派を代表する作曲家、ロベルト・シューマンのピアノ曲、何だか難しそう……と思われる方も多いかもしれませんが、発表会でもおすすめできる作品はちゃんと存在します。

『乱暴な騎士』という邦題でも知られるこちらの『勇敢な騎士』は、短いながらも三部形式の楽曲構成で中間部の転調など練られた楽曲展開のドラマ性やロマン派らしい旋律を味わえる名曲で、技術的にもそこまで難しいものではないため、挑戦しやすい作品と言えましょう。

8分の6拍子というリズムと連続する3連符に注意しつつ、乱暴になりすぎない程度に力強く演奏してみてくださいね。

モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 K.618Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス ピアニスト 近藤由貴/Mozart: Ave Verum Corpus Piano, Yuki Kondo
モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」 K.618Wolfgang Amadeus Mozart

ゆったりとした演奏が魅力的なモーツァルトの作品『アヴェ・ヴェルム・コルプス』。

今回はその中からこちらの『モテット「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.618』を紹介したいと思います。

この『アヴェ・ヴェルム・コルプス』の難易度は中級と言われることが多いですが、K.618においては初級といっても問題ないでしょう。

しっかりとペダルの操作とリズムを徹底すれば、初心者でも良い演奏に聴こえると思います。

特別、難しい部分もないので、基礎的なトレーニングを終えた方は、ぜひ挑戦してみてください。

月の光にフランス民謡

2008年ピアノ発表会 ~フランス民謡 月の光に~
月の光にフランス民謡

ゆったりとしたメロディーが印象的なフランス民謡『月の光に』。

非常に簡単な作品で、両手の動きが単調なので、4歳児はおろか、始めたての方でもすぐに演奏できると思います。

ただ、動画を見ても分かるようにリズム感がないと、ゆったりとした構成のため、タイミングを外したときに目立ってしまいます。

この手のシンプルでゆっくりな作品は、しっかりとメトロノームを使ってリズムを叩き込んでから発表会に挑むようにしましょう。